はじめに
こんにちは。クリーク・アンド・リバー社HIGH-FIVE編集部です。
今回は大阪エリアの転職支援をメインに行っている鈴木さんの転職支援ストーリーです。「クリーク・アンド・リバー社転職エージェントが何を大切にして転職のご支援をしているか」や「転職エージェントを使うことのメリット」を実際のエピソードでお伝えします。
早く次の仕事を・・・焦りからスタートした転職活動
今回ご支援された方はどのような課題を持っていたのでしょうか?
今回ご支援させていただいたHさんは、もともとアパレルの接客販売からキャリアをスタートしており、その後某大手通販会社の下請けの制作会社で正社員として12年間、カタログなど企画やデザイン、ディレクション周りのご経験をされてきたグラフィックデザイナーの方です。しかし、当時大阪では「某大手通販会社の事業縮小」というニュースが飛び交っており、Hさんはその余波を受けて、会社都合退職をせざるを得ない状況でした。
そのため、「生活のためにも、なるべく早く次の転職先を見つけたい」というご希望を持ってご相談にいらっしゃいました。

生活も、スキルアップも。後悔しないためのキャリアステップをご提案
迅速な対応が求められる方だったのですね。鈴木さんからはどのようなご提案をされたのでしょうか?
Hさんは今回、とにかく早く仕事先を見つけなければと焦っていましたが、だからこそ「今後のキャリアビジョンについてしっかり分析し、転職活動の方向性を固めていきませんか」というご提案をしました。
転職市場では、40代からの転職は20~30代に比べてハードルが高くなると言われています。Hさんも今回は40歳を目の前にした転職活動となるので、焦って決断したことで入社先とミスマッチが起こり、早期退職となってしまっては今後のキャリアにも大きく響いてしまうのではないかと思いました。
そのため、早く転職先を探さなくてはならない状況であることも理解しつつ、ご自身のキャリアや今後の方向性を丁寧にお伺いしながら、そこに合う企業のご提案をしようと考えたのです。
事前対策から面接当日の面談まで!手厚い面接サポートで企業とのマッチングを叶えた
キャリアのフェーズも考えてのご提案だったのですね。そのうえで、どのような求人をご紹介したのですか?
Hさんが強みとしている、高いデザイン性が求められるアパレル業界での制作経験や、多種多様な表現力などを見て、あるメーカーのブランディングディレクターのポジションが思い浮かびました。
そのメーカーは関西では勢いのある会社で、クリエイティブな分野に非常に力を入れている会社でした。この会社が過去アパレル事業をおこなっていたこと、そしてその業務を担当されていた方が、現在ブランディングの責任者を務めていることを知っていたため、Hさんのデザイン性やアパレル業界での〇〇〇(グラフィック?)デザイナーやアートディレクターの経験に興味を持っていただけるのではないかと考えました。
その求人をご提案した際、興味は非常にあるが、これまでの経験値とは少し違う点もあり不安に思われていました。(どのような点が違ったのか具体的にわかれば記載)そこで、制作会社から事業会社に行くことで叶えられるキャリアの重要性(どういうキャリアップが叶えらえるか分かれば記載)、そして新たなチャレンジができる環境であるという2点を私からお伝えしました。その結果、背中を押すことができ、応募することとなりました。
会社の中の状況をエージェントが知っていたからこそのマッチングですね!
そうですね。この企業の情報は面接対策でも活きました。企業からの評価ポイントや過去の面接傾向などの情報を踏まえ、一次面接、二次面接ともに事前の面接対策をおこないました。かつ面接当日は、事前面談という形で面接の30分ほど前に会い、お話しをしたうえで面接会場までお連れしました。当日にお会いして面接のポイントを最終確認することで、リラックスして面接に臨んでいただけました。
その結果、企業からもお人柄やデザイン力のみならず、センスの高さを評価いただくことができ、無事、ブランディングディレクターとして正社員で最終内定となりました。会社都合退職から間を空けることなく就業先を決めることができて、私もとてもホッとしています。

エージェントからヒトコト
最後にHさんのご支援の中で特に印象に残っていることはありますか?
急な退職を迫られ、生活のこともあり、どうしてもご自身の要件を下げてご転職をされてしまう方も多い中で、しっかりとご本人のご希望やキャリアに向き合い、キャリアアップにつながる会社への転職をサポートできたことは、エージェントとしての介在価値を生み出せたと感じています。
当初ご面談に来られた際は、とにかく仕事を見つけなければならないということが優先になっていましたが、内定後「しっかりとスキルアップして、事業会社のインハウスデザイナーとして活躍できるように頑張ります!」とご本人よりお話しいただき、今ではなくその先を見据えた意識になっていたことにとても嬉しく思いました。挑戦はどの年齢からでもできることであり、気持ちひとつで結果につながるのだなと、私自身も気付かされました。
とてもすてきなストーリーでした!本日はありがとうございました!