「こんなときどうすればいい?」転職エージェントが答える”転職お悩みあるある”Q&A

はじめに
CMや広告でよく目にする「転職エージェント」という言葉。
なんとなく仕事を紹介してくれるサービスであろうことは予想がつくものの、「別に仕事探しは求人サイトでもできるしな~」なんて思ったことありませんか? 編集部はあります。
そんなあなたに向けてHIGH-FIVE編集部が送る「転職エージェントの上手な使い方」シリーズ第三弾!!(しれっとシリーズ化)
第一弾では、「そもそも転職エージェントって何者なの?」という素朴な疑問を、
第二弾では「転職サイト(求人サイト)と転職エージェント、それぞれどう使うの?」という疑問を、
HIGH-FIVE転職エージェントの渡辺に直撃しました。
最後の第三弾では、HIGH-FIVE編集部もよく耳にする「転職お悩みあるある」について直撃!
プロの転職エージェントならどう答えてくれるのか?
実際にキャリア相談した場合のイメージがなんとなくつかめるかもしれません!
これを読めばきっと、より効率的な転職活動の仕方がわかるはず。
HIGH-FIVE編集部、渾身の3部作です!!


今回教えてくれた転職エージェント:渡辺 和宏
2002年に入社し、映像分野で活躍するクリエイター派遣を担当、また制作業務受託の営業に従事。入社以来、クリエイティブ・プロフェッショナル人材のために、最も輝ける環境で仕事をしてもらうためのサポート、独立支援に携わる。その後2005年から人材紹介事業を担当。現在はクリエイティブ・プロフェッショナル人材と料理人、 CXO(経営幹部職) の転職支援チームの責任者として従事している。
▼シリーズ記事はこちら
『求人を紹介してくれる』だけじゃない!?転職エージェントを利用する本当のメリットとは
転職エージェントが教える!転職サイトとエージェントの使い分け方
目次
お悩みあるある1:最低何社受けるべき?就活みたく50社とか受けたほうがいいの?
正直人によりますが、明確に行きたい会社が決まっている人以外は複数社受けて比較検討したほうがいいというのはありますね。
ただやみくもにたくさん応募する必要はありません。5社でも3社でもOKなので、自分のキャパと相談しながら1社1社きちんと調べて準備できる社数にしましょう。
例え転職エージェントにいきなり20~30社まとめて提案されたとしても、優先順位をつけてまずはこの10社から……といったように進めることをおすすめします。あとは1社NGになったら1社追加する感じで進めれば大丈夫ですよ。
お悩みあるある2:社会人3年目。転職したいけど、もっと経験を積んでからのほうがいい?
私は在籍した年数よりも、その人がやってきたことの質だと思っています。
今いる会社で何を成し遂げて、どんなことができるようになったのか。これをしっかり語れるのであれば、何年目で転職活動しても良いと思いますよ。語れないのであれば、今の会社で実績を作ってからの方が良いと思います。
お悩みあるある3:転職に失敗した経験アリ。もう転職するのが怖いです……。
怖いなら無理して転職しなくてよくない???というのが正直なところです(笑)。
これは決して冗談ではなく、転職とはめちゃくちゃパワーがかかる上に、リスクも避けられないもの。培ってきた社内ネットワークはリセット、面接で会った人はいい人だったのに配属先の人間関係は合わなかった……ということも。全く同じ給与体系なのであれば、長く勤めたほうが退職金だって多い。
転職って、する必要がないならしなくていいものなんです。だからこそ「それでも転職したい」という人がするべきです。
もし怖い気持ちを抱えながらも、一歩踏み出したいと思ったのなら、
・前回転職に失敗した原因をちゃんと突き止められているか
・具体的にどの部分が入社前のイメージとギャップがあったのか
の2点をしっかりと棚卸することから始めましょう。
もし「人が合わなかった」が失敗の原因なら、転職エージェントに「現場の人に会わせて欲しい」と依頼してみる。
「思ったより年収が低かった」が原因であれば、オファー面談で評価制度や昇給制度についてしっかり確認する。
こういった対処ができるなら、さほど怖がる必要はありません。自分で言いづらいことは転職エージェントに相談して、伝えてもらえばいいんです。求人票に載っていないことも、転職エージェントなら情報を持っているかもしれません。こういうときこそ転職エージェントをうまく利用してほしいと思います。
お悩みあるある4:転職したい気持ちはあるけど、手が回らないままズルズル……
まさに転職エージェントに相談していただければ、マッチしそうな求人をエージェントがピックアップするので、自分で求人を探す手間は省けると思います。
ただ「手が回らない」の中身が、企業研究する時間もない、選考日程すらリスケが重なってしまうような忙しさであれば、今転職活動するのはやめたほうがいいかもしれません。落ち着くタイミングを計るか、複数社を同時並行せず1社ずつ進めるなど、応募企業に向き合うための時間は確保できるようにしましょう。
自分のキャパに合わせて動き方を考える必要があるので、忙しさの現状をしっかり担当のエージェントに開示して、相談しながら進めていくと良いですね。
相談しているにも関わらず「とにかく動かないと!」と焦らせたり、応募を強要してくるような転職エージェントはやめておきましょう。求職者のことを考えられないエージェントと良い転職活動ができるとは思えません。
まとめ(と、HIGH-FIVE転職エージェントについて)
HIGH-FIVE編集部(と渡辺)による3記事にわたる超大作、ここまでお読みいただき有難うございます(もちろんこの記事だけ読んでくださった方も有難うございます!!)。
本記事が少しでもクリエイターの皆さんのキャリアのお役に立ちますよう、HIGH-FIVE編集部&エージェント一同、心よりお祈りいたしております!
最後に……
チラッとでも「HIGH-FIVEってわりと良い内容発信してるな~~」と思ってくださったあなたに……
ここでHIGH-FIVE転職エージェントについて語らせてください!!(宣伝)
■企業と求職者、双方の声がわかる“両面型”
転職エージェントには、企業側と求職者側で担当が分かれている「分業型(片手型)」、1人の担当が企業と求職者の双方を担当する「両面型(両手型)」があります。HIGH-FIVEの転職エージェントは「両面型」なので、日々求職者と求人企業の両方と接しているため双方の”生の声”を元にした支援が可能です。
■業界特化だから専門知識に強い
例えばWebディレクターという職種ひとつとっても、制作寄り・マーケティング寄り・営業寄りなど、会社によってその仕事内容や担当領域はさまざま。求人企業のビジネスモデルまで理解していることが重要です。業界に詳しい転職エージェントを選ぶことで、ミスマッチを防ぎやすくなります。
なお、HIGH-FIVEを運営しているクリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)はクリエイティブ職のキャリア支援に特化しており、さらにゲーム・映像・Webなど業界ごとに専門の転職エージェントがいます。30年以上の実績があるので、専門職のクリエイターの方とも共通言語で話ができますし、マーケットのことももちろん理解しています。
■クリエイターファーストの文化
たまにSNS等で「転職エージェントは担当企業に入社させて報酬をもらうビジネスだから、売上のために求職者を丸め込むのは当たり前」など書かれたりもするのですが、私たちはそもそも求職者が意図しない企業を紹介しません。そんなことをするメリットがそもそもないからです。
仮にうまく丸め込めたとしても、そのような状態では必ず離職が発生します。求職者には「全く合わない企業を紹介された」、企業からは「すぐ辞めるような人を紹介された」と思われる。クリエイター専門という狭い業界でやっている私たちにとってはそれこそ大打撃であり、誰にもメリットはないのです。
求人企業とクリエイターの利害が一致しないときはクリエイター側に立って交渉するのが基本ですし、時には他社エージェント経由で出た内定の方を勧めることすらあります。創業者である社長自身がクリエイター出身なので、そういったクリエイターファーストの文化が全社に浸透しています。
また年間6,000件以上のコンテンツを生み出している制作スタジオも自社で持っているため、紹介や派遣といった形だけでなく「C&R社所属のクリエイター」として働く選択肢もご提案できます。ご希望のキャリアに合わせて、様々な選択肢をご提案できるのも強みの1つです。
最初のご相談から内定・入社後のサポートにいたるまで、求職者の方は完全に無料!
まずは情報収集からでも構いませんので、転職が気になっているクリエイターの方はぜひ記事下のボタンより相談してみてください!
この記事を書いた人


HIGH-FIVE編集部
