転職活動スケジュールの立て方を転職のプロが解説!Web業界の転職の進め方|Webデザイナー・クリエイター専門の転職エージェントHIGH-FIVE
公開日:2023/05/31
変更日:2024/06/14
「転職活動、何から手を付けたらいいか分からない……」
「希望入社日に間に合うかどうか分からない……」
はじめての転職活動や慣れていない方の中には、こんな方も多いのではないでしょうか?時期や期間は違えど、転職活動の大まかなスケジュールと大切なポイントをしっかり押さえればスムーズに進めることができます。
今回は基本的な転職スケジュールだけでなく、各フェーズで確認すべきことややっておくべきこと、HIGH-FIVEに掲載している転職ノウハウ記事のおすすめまで、まとめてお届けします!
目次
転職活動は在職中に始めるべき?
「現職を続けながら転職活動にも時間を割くのは大変…」「在職中に転職活動をしてもいいの…?」転職活動が初めての方はこんなことを考えたこともあるのではないでしょうか。
可能であれば、転職活動は在職中に行うことがおすすめです。在職中に転職活動を行うメリットは、焦らずに慎重に企業やポジションを比較検討することで選択肢が広がり、自分に最適な環境や仕事を選ぶことができることでしょう。
また、現職という明確な比較対象があることで、ほかの会社をみてから「やっぱり今の会社に残ろう」と転職しない選択肢が出てきたり、逆に「できるだけ早く転職をしよう」と納得して転職活動をスムーズに進めるきっかけになるかもしれません。
転職活動にかかる期間の目安は?
転職活動は希望や業界の状況などにより、活動開始から内定までの期間は人によって異なりますが、平均で2~3カ月といわれています。転職活動は、大きく事前準備、書類作成・応募、選考、内定・退職、入社という5つのステップに分けられますが、各ステップでどのくらいの期間が必要になるかを下記で解説しておりますので、その内容を踏まえて計画を立てるとスムーズかもしれません。
基本的な転職スケジュール・流れ
転職活動の期間は一般的に3か月前後と言われていますが、もちろん個人のスキルや経験、希望業界や職種によってもかかる時間や期間はまちまちです。転職活動を本格的に始める前にご自身の転職活動期間に合わせた全体のスケジュールを把握しておくようにしましょう。
STEP1 事前準備(2週間)
まずはキャリアの棚卸しや現在の自分自身の状況を整理し、今回の転職のゴールを決めます。「年収アップしたい」「ライフワークバランスを整えたい」「新しい仕事に挑戦したい」など、今回“なぜ”転職することを選んだのかという転職活動の目的を明確にすることで、自分の希望とマッチした会社がおのずと見えてきます。それが「転職活動の軸」にもなりますので、こうした判断軸を自分の中に持っておくことが今後の選考をスムーズに進めるポイントの一つになります。
また、選考では必ずと言って良いほど「転職理由」を確認されます。前職はどんな目的があって入社して、その目的は達成できたのか?ではなぜ転職することを選んだのか?…このあたりは書類にも面接にも繋がってくる内容ですので、一度書き出して整理し、言語化できるようにしておきましょう。
「在職中で自己分析や会社探しに時間が取れない」「自分自身の強みが分からない」「キャリア全体のアドバイスが欲しい」など、一人での転職活動に不安を抱えている方は、転職エージェントに相談してみるのも一つです。
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STEP2 書類作成(2週間)
通常の転職活動では「履歴書」「職務経歴書」の2つがあれば問題なく書類選考に進むことが可能です。ただしクリエイティブ職種での転職を考えている場合、ほとんどの企業で「ポートフォリオ」の提出が求められます。
既に転職のご経験がある方はお持ちかもしれませんが、はじめての方は自分自身の実績を整理し、ポートフォリオとしてまとめましょう。応募書類は企業に向けたラブレター。ただ単に自己主張するだけではなく、応募する企業に合わせて構成を考えたり、企業の採用担当者が見やすいように簡潔に、そして魅力的に作成する必要があります。
また、書類に書くべきこと、書かないほうが良いことなどのポイントもしっかり押さえておきましょう。下記の記事で要点をまとめていますので、ご自身の書類と照らし合わせながらチェックしてみてください。
HIGH-FIVEのエージェントサービスでは、応募書類の添削やアドバイスも可能です。作成に不安を感じている、なかなか書類選考が通らない…そんな方は是非一度ご相談くださいね!
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STEP3 面接・選考(4~5週間)
選考スピードは企業によって差がありますので、転職期間を長引かせないためにも複数社を同時並行で進めていくのがおすすめです。選考のタイミングが揃うと比較検討しながら進めることができますし、一つ一つの選択に納得感が生まれます。選考がはじまっても出来る限り企業のリサーチは継続し、万が一候補の企業でお見送りになってしまった場合に候補を追加できるよう準備しておきましょう。
また、面接は必ず対策をしましょう。書類に記載した内容を口頭で分かりやすく説明できるようにしておくだけではなく、想定される質問の返答を考えたり、意欲を示すための逆質問も合わせて用意しておきます。
クリエイティブ職種の場合「課題」の提出を求められることがあったり、企業によっては「リファレンスチェック」を取り入れていたりします。そういった”企業の選考情報”は必ず確認し、早めの準備を心がけましょう。
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STEP4 内定・退職準備(2週間)
複数社で内定が出た場合、後悔しない選択をするためにも選考中の企業は「すべて受けきってから」最終判断をするようにしましょう。複数社を比較検討することで、「転職の軸(目的)」がしっかり満たせているか、満たせていなくても納得できる条件が揃っているか…などなど、冷静に見極めることができます。入社後の「こんなはずじゃなかった!」を防ぐことに繋がります。
また転職エージェントを利用している場合、エージェントは企業との間に立って、条件を交渉してくれる立場にいますので、内定承諾前に気になることがあれば相談してみましょう。
内定承諾後は退職の手続きを進めます。民法では、2週間前までに退職の意思を伝えれば辞めることができるとされていますが、 遅くても1カ月前までには上司に伝えるのが一般的です。 退職届を提出した後は、余裕をもって税金や各種社会保険の手続き、会社から貸与された備品の返却、後任への業務の引き継ぎなどを行いましょう。
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STEP5 入社準備(2週間)
無事入社が決まったら、次の会社へ向けて入社準備をしておくことをおすすめします。というのも中途入社者は新卒とは違い、「即戦力」としての活躍が期待されています。入社してすぐに業務に取り組むことができるように、担当する仕事の予習や事前準備をしておきましょう。
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転職活動のスケジュールを立てる際によくある質問
Q1.在職中に転職活動をしたら会社にバレますか?
在職中に転職活動を行う際、会社にバレる可能性はあります。ですが注意して行動すればリスクを最小限に抑えることができますので、以下の点に気を付けて慎重に進めていきましょう。
・プライベートな時間に活動する
転職活動は勤務時間外に行うようにしましょう。昼休みや仕事後、週末を利用して面接を設定するのが望ましいです。
・会社のリソースを使わない
会社のメールアドレス、電話、パソコンなどを転職活動に使用しないように注意してください。個人のメールアドレスや電話番号を使用することが大切です。
・SNSでの情報発信に注意
SNSで転職活動について発信すると、現職の同僚や上司に見られる可能性があります。転職活動中は転職に関する情報をSNSに投稿しないようにしましょう。
・信頼できる人にだけ相談する
噂が広まるリスクを避けるため、転職活動を相談する相手は信頼できる人に限定しましょう。
・機密保持契約を確認する
会社との契約内容を確認し、転職活動が契約違反にならないようにしましょう。
Q2.転職中に内定が複数社でたら何ヶ月待ってくれる?
内定承諾期限は企業によって異なりますが、1週間~2週間が多い印象です。また長くても1ヵ月くらい
でしょう。内定が複数社でた場合の進め方は以下の記事で解説しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
転職活動で複数社から内定がでたときは?|選考の進め方と後悔しない選び方をプロの転職エージェントが解説!
Q3. 転職活動に良いタイミングはある?
転職活動を始めるタイミングは、個々の状況や目標によって異なりますが、一般的に考慮すべきいくつかの要素を記載します。
・個人的なタイミング
キャリアの節目:成長の機会がないと感じた時や、新しいスキルを習得した後。
生活の変化:結婚や引っ越しなどで現在の職場が働きにくくなってしまった時。
健康状態:精神的・肉体的なストレスが大きく、健康に悪影響が出ていると感じた時。
・業界や市場のタイミング
業界の景気:業界全体が成長している時期。
求人の増える時期:年度始め(1月〜3月)や年度末(9月〜11月)。
企業の予算年度:新しい予算を組む時期(年度末から年度始め)。
・職場のタイミング
プロジェクトの完了:大きなプロジェクトが終了したタイミング。
昇給やボーナス後:昇給やボーナスの支給が確定した後。
・その他の考慮事項
スキルや資格の取得:新しいスキルや資格を取得した後。
経済状況:経済が好調な時期。
以上のポイントを総合的に考慮して、最適なタイミングで転職活動を始めることが重要です。
まとめ
いかがでしたか?もちろん個人のスキルや経験、希望業界や職種によっても、転職活動にかかる時間や期間はまちまちです。今回は「転職期間3ヶ月」を例にとってご紹介しましたが、「今すぐにでも転職したい!」「じっくりゆっくり会社を探していきたい!」という方もいらっしゃるはず。ですが基本的なスケジュール・やるべきことは変わりませんので、それぞれのポイントを押さえれば、ご自身の転職期間に合わせて効率的に進めていけるはずです。皆様が後悔のない転職活動が出来るように心から祈っております。
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この記事を書いた人
HIGH-FIVE編集部
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