【転職活動スケジュール】IT/Webクリエイターの「転職の進め方」と「やるべきこと」まとめ|Webデザイナーの転職ならHIGH-FIVE

公開日

2023/05/31

変更日

2024/04/08

「転職活動、何から手を付けたらいいか分からない……」
「希望入社日に間に合うかどうか分からない……」

はじめての転職活動や慣れていない方の中には、こんな方も多いのではないでしょうか?時期や期間は違えど、転職活動の大まかなスケジュールと大切なポイントをしっかり押さえればスムーズに進めることができます。

今回は基本的な転職スケジュールだけでなく、各フェーズで確認すべきことややっておくべきこと、HIGH-FIVEに掲載している転職ノウハウ記事のおすすめまで、まとめてお届けします!

転職活動を始めるタイミング

「現職を続けながら転職活動にも時間を割くのは大変…」「在職中に転職活動をしてもいいの…?」転職活動が初めての方はこんなことを考えたこともあるのではないでしょうか。

可能であれば、転職活動は在職中に行うことがおすすめです。在職中に転職活動を行うメリットは、焦らずに慎重に企業やポジションを比較検討することで選択肢が広がり、自分に最適な環境や仕事を選ぶことができることでしょう。

また、現職という明確な比較対象があることで、ほかの会社をみてから「やっぱり今の会社に残ろう」と転職しない選択肢が出てきたり、逆に「できるだけ早く転職をしよう」と納得して転職活動をスムーズに進めるきっかけになるかもしれません。

転職活動にかかる期間の目安は?

転職活動は希望や業界の状況などにより、活動開始から内定までの期間は人によって異なりますが、平均で2~3カ月といわれています。転職活動は、大きく事前準備、書類作成・応募、選考、内定・退職、入社という5つのステップに分けられますが、各ステップでどのくらいの期間が必要になるかを下記で解説しておりますので、その内容を踏まえて計画を立てるとスムーズかもしれません。

基本的な転職スケジュール・流れ

転職活動の期間は一般的に3か月前後と言われていますが、もちろん個人のスキルや経験、希望業界や職種によってもかかる時間や期間はまちまちです。転職活動を本格的に始める前にご自身の転職活動期間に合わせた全体のスケジュールを把握しておくようにしましょう。

STEP1 事前準備(2週間)

まずはキャリアの棚卸しや現在の自分自身の状況を整理し、今回の転職のゴールを決めます。「年収アップしたい」「ライフワークバランスを整えたい」「新しい仕事に挑戦したい」など、今回“なぜ”転職することを選んだのかという転職活動の目的を明確にすることで、自分の希望とマッチした会社がおのずと見えてきます。それが「転職活動の軸」にもなりますので、こうした判断軸を自分の中に持っておくことが今後の選考をスムーズに進めるポイントの一つになります。

また、選考では必ずと言って良いほど「転職理由」を確認されます。前職はどんな目的があって入社して、その目的は達成できたのか?ではなぜ転職することを選んだのか?…このあたりは書類にも面接にも繋がってくる内容ですので、一度書き出して整理し、言語化できるようにしておきましょう。

「在職中で自己分析や会社探しに時間が取れない」「自分自身の強みが分からない」「キャリア全体のアドバイスが欲しい」など、一人での転職活動に不安を抱えている方は、転職エージェントに相談してみるのも一つです。

■関連記事
転職エージェントが教える!転職サイトと転職エージェントの使い分け方
『求人を紹介してくれる』だけじゃない!?転職エージェントを利用する本当のメリットとは
【キャリアチェンジの方法】実務未経験からWebデザイナー・クリエイターになるには?転職のプロに聞いてきた

STEP2 書類作成(2週間)

通常の転職活動では「履歴書」「職務経歴書」の2つがあれば問題なく書類選考に進むことが可能です。ただしクリエイティブ職種での転職を考えている場合、ほとんどの企業で「ポートフォリオ」の提出が求められます。

既に転職のご経験がある方はお持ちかもしれませんが、はじめての方は自分自身の実績を整理し、ポートフォリオとしてまとめましょう。応募書類は企業に向けたラブレター。ただ単に自己主張するだけではなく、応募する企業に合わせて構成を考えたり、企業の採用担当者が見やすいように簡潔に、そして魅力的に作成する必要があります。

また、書類に書くべきこと、書かないほうが良いことなどのポイントもしっかり押さえておきましょう。下記の記事で要点をまとめていますので、ご自身の書類と照らし合わせながらチェックしてみてください。

HIGH-FIVEのエージェントサービスでは、応募書類の添削やアドバイスも可能です。作成に不安を感じている、なかなか書類選考が通らない…そんな方は是非一度ご相談くださいね!

■関連記事
【クリエイター向け】転職エージェントが教える!会いたいと思ってもらえる自己PRの作り方
『評価されるポートフォリオ』のポイントとは? クリエイター転職のプロが徹底解説
クリエイターの為の”選考通過率が高まる”履歴書・職務経歴書の書き方ポイント

STEP3 面接・選考(4~5週間)

選考スピードは企業によって差がありますので、転職期間を長引かせないためにも複数社を同時並行で進めていくのがおすすめです。選考のタイミングが揃うと比較検討しながら進めることができますし、一つ一つの選択に納得感が生まれます。選考がはじまっても出来る限り企業のリサーチは継続し、万が一候補の企業でお見送りになってしまった場合に候補を追加できるよう準備しておきましょう。

また、面接は必ず対策をしましょう。書類に記載した内容を口頭で分かりやすく説明できるようにしておくだけではなく、想定される質問の返答を考えたり、意欲を示すための逆質問も合わせて用意しておきます。

クリエイティブ職種の場合「課題」の提出を求められることがあったり、企業によっては「リファレンスチェック」を取り入れていたりします。そういった”企業の選考情報”は必ず確認し、早めの準備を心がけましょう。

■関連記事
クリエイター中途採用「面接」で意識しておくべきポイントを転職エージェントが解説!
【内定承諾、待たせるのって正直アリ?ナシ?】複数社選考が進んできたときやっておくべきことを転職のプロが解説!
『自分が本当に活躍できる会社』ってどんな会社? 転職エージェントが教える応募先企業の選び方

STEP4 内定・退職準備(2週間)

複数社で内定が出た場合、後悔しない選択をするためにも選考中の企業は「すべて受けきってから」最終判断をするようにしましょう。複数社を比較検討することで、「転職の軸(目的)」がしっかり満たせているか、満たせていなくても納得できる条件が揃っているか…などなど、冷静に見極めることができます。入社後の「こんなはずじゃなかった!」を防ぐことに繋がります。

また転職エージェントを利用している場合、エージェントは企業との間に立って、条件を交渉してくれる立場にいますので、内定承諾前に気になることがあれば相談してみましょう。

内定承諾後は退職の手続きを進めます。民法では、2週間前までに退職の意思を伝えれば辞めることができるとされていますが、 遅くても1カ月前までには上司に伝えるのが一般的です。 退職届を提出した後は、余裕をもって税金や各種社会保険の手続き、会社から貸与された備品の返却、後任への業務の引き継ぎなどを行いましょう。

■関連記事
【内定承諾、待たせるのって正直アリ?ナシ?】複数社選考が進んできたときやっておくべきことを転職のプロが解説!

STEP5 入社準備(2週間)

無事入社が決まったら、次の会社へ向けて入社準備をしておくことをおすすめします。というのも中途入社者は新卒とは違い、「即戦力」としての活躍が期待されています。入社してすぐに業務に取り組むことができるように、担当する仕事の予習や事前準備をしておきましょう。

転職活動を始める前に読んでおいてほしい記事

「こんなときどうすればいい?」転職エージェントが答える”転職お悩みあるある”Q&A
クリエイター・デザイナーが転職エージェントを使うメリットとは?利用の際の注意点もご紹介!

まとめ

いかがでしたか?もちろん個人のスキルや経験、希望業界や職種によっても、転職活動にかかる時間や期間はまちまちです。今回は「転職期間3ヶ月」を例にとってご紹介しましたが、「今すぐにでも転職したい!」「じっくりゆっくり会社を探していきたい!」という方もいらっしゃるはず。ですが基本的なスケジュール・やるべきことは変わりませんので、それぞれのポイントを押さえれば、ご自身の転職期間に合わせて効率的に進めていけるはずです。皆様が後悔のない転職活動が出来るように心から祈っております。

▼CHECK!!!
クリエイティブ職求人を探す

  • twitter
  • Facebook
  • Linkdin
  • LINE
  • はてなブックマーク

この記事を書いた人

HIGH-FIVE編集部
HIGH-FIVE編集部

HIGH-FIVE編集部

HIGH-FIVE(ハイファイブ)は、IT/Web業界のクリエイター・デザイナーに特化した転職エージェントサービス。私たち編集部ではオウンドメディアだけでなく、転職サイトやSNSも運営。日々クリエイターの皆様へ向けて、クリエイターキャリアのお役立ち情報・転職ノウハウなどを発信中!

関連記事