クリエイター・デザイナーが転職エージェントを使うメリットとは?利用の際の注意点もご紹介!

公開日

2021/11/18

変更日

2023/11/10

キャリアに悩み始めたら、まずは転職エージェントに相談を

ひとつの企業で働いていると、会社や仕事に対して慣れてきて働きやすくなってきますよね。一方で、長く働いている分、会社や組織に対しての不満が生まれてきたり、スキルアップ、キャリアアップについても悩み始めたりしてしまうものです。

・クリエイター・デザイナーとしてどのようなキャリアを描いてい行こうか?
・制作会社か事業会社、どちらにしようか?どんな企業に転職しようか?
・どうやって転職しようか?

そのようなことを悩み始めたら転職活動の専門家(=転職エージェント)に相談してみるのがおススメです。
本記事ではクリエイターならではの転職エージェントの選び方、希望するキャリアップを実現するための転職エージェントへの相談方法などをお伝えします。 是非ご覧ください!

転職活動はどんな手法がある?

実は、クリエイター・デザイナーの転職活動にはさまざまな方法があります。
それぞれのメリット・デメリットをふまえて手法を選択することが、転職活動成功への鍵です。

1)求人媒体に登録し企業からのスカウトメールを待つ

スカウトメールとは、就職・転職サイト経由で、サイトの登録者へ向けて企業が送るメールのことです。
自分で求人を探さずとも企業から連絡が来たり、面接確約の連絡があったりと、効率的に転職活動を進めることができます。
一方で、媒体へ登録した一部の情報(所有スキルや業界経験、ポートフォリオなど)だけでマッチングがおこなわれ、それをもとにメールが配信されることもあるため、希望とは異なる的外れな求人が届くこともあります。

2)知人や友人から紹介を受ける(リファラル)

仕事内容や働き方・社内の雰囲気などについて知人を通して確認することができるので、入社後のミスマッチを防ぐことができるのが大きな特徴です。
また、知人も自分のスキルや仕事に対する価値観を把握した上で紹介をしてくれることが多いため、選考がスムーズに進みやすいです。
しかし知人紹介では選考辞退がしづらく、他社との比較が十分に出来ないまま転職活動を終えてしまう場合もあるので注意が必要です。
転職活動は自身のスキルが市場からどう評価されるかを把握したり、視野を広げたりするチャンスでもあるので、幅広い選択肢を意識することが大切です。

3)企業へ直接応募する

求人サイトを見て、企業へ直接応募をする方法です。
自身の希望条件とのマッチングは確実ですが、企業が書類選考や面接時に重要視するクリエイターとしてのスキルや経験、志向性について事前情報が得られず、面接前の準備に時間がかかってしまいます。働きながら転職活動を行う等、限られた時間の中で進めなくてはならない場合、スムーズに進まないケースもあります。

4)転職エージェントに相談する

転職エージェントしか知らない非公開求人の紹介や、書類選考や面接のサポート、キャリアプランの相談など、等転職活動に関するあらゆるサービスを無料で受けることが出来ます。
転職エージェントサービスは多数あるため、転職エージェントの選び方には注意が必要ですが、自分にあったサービスを選ぶことができれば、非常に良い転職活動が期待できるでしょう。

転職エージェントとは?

転職エージェントは、求職者の希望するキャリアプランの実現のために求人の紹介から入社までをサポートしてくれる、転職活動のプロフェッショナルです。

転職エージェントサービスには大きく2つの種類があり、全方位型と業界特化型に分類することができます。

・全方位型

クリエイティブ領域に関わらず、多様な業界・職種を取り扱っており、幅広い求人の紹介を受けることができます。
自身の経験や希望に合わせて求人を選ぶことができるので、転職活動を機に今まで知らなかった業界へ視野を広げることも可能です。
クリエイティブの経験を活かして異なる職種にチャレンジしてみたい方、自分のスキルにマッチする仕事がどんな内容か分からないという方におすすめです。

・業界特化型

IT・Web・広告・映像・ゲームなど特定の業界や、クリエイター・マーケターなどの職種に特化しているため、業界に精通したキャリアアドバイザーへの相談が可能です。
自分に似た経歴のクリエイターがどのようなキャリアを歩んでいるか、クリエイティブ業界の動向等を踏まえたアドバイスを受けることができます。今活躍している業界での更なるスキルアップ・キャリアチェンジをしていきたいとお考えの方におススメです。
制作会社、コンサル会社・メーカーなどの事業会社でのクリエイティブ部門など、幅広い選択肢があるため、業界特化のエージェントからの情報も上手く生かしていきましょう。

転職エージェントを利用するメリット

・自身のスキルや考えに対して客観的な意見をもらえる

転職エージェントは多くのクリエイターと面談をしているため、自身のスキルやキャリアプランに対して客観的なアドバイスをもらえます。
また求人も数多く閲覧するため、クリエイティブ業界の市場動向や企業で求められているスキルという視点の意見をもらえる場合もあるでしょう。
ご自身が持つスキルや強みの整理をプロの意見を踏まえて行うことが出来ます。

・多数の企業を比較検討ができる

自身の希望を踏まえた上で様々な企業の紹介を受けることが可能です。
複数社を比較検討することで、ご自身が転職活動で重視するポイントや優先順位もよりクリアになり、納得感のある転職活動になりやすいです。
また複数社から内定が出た場合にも、各企業の良い点・悪い点を客観的に整理してくれるのが転職エージェントです。入社後のミスマッチも生じずらく、エージェントを利用するメリットの一つと言えるでしょう。

・求人紹介~選考~入社までの総合的なサポートが手厚い

エージェントは求人紹介だけでなく、選考中〜入社まで並走してくれる存在です。
「求人を紹介してくれる存在」というイメージがありますが、

・経歴書類の添削(応募書類、職務経歴書、ポートフォリオのまとめ方など)
・面接事前情報の共有(面接官の情報、想定される質問、重視されるポイントなど)
・面接後のフィードバック(どんなスキル・志向性が評価されたかなど)

など、入社まで手厚くサポートしてくれるので、一人で転職活動を進めるよりも選考通過率が高くなる傾向にあります。
内定が出た後の条件交渉もエージェントが代理で行うので、ストレスを感じずに条件調整ができます。

転職エージェントを利用する際の注意点

・「転職活動の軸」を明確にしておく

転職エージェントとの面談前に、今回の転職活動でどんな条件・環境を求めるのか、どんなスキルアップをしたいのか等、「何のために転職活動をするのか?」を考えておきましょう。
「譲れない条件や環境」「譲れない理由」を明確にしておくことで、数多くの求人から選考を受ける判断基準になります。また条件がクリアであればあるほど、紹介される求人の精度も高まっていきます。
ただ一方で条件を絞りすぎてしまい、紹介してもらえる求人が狭まってしまっては本末転倒です。譲れないポイント以外の細かい希望条件は複数社選考を進める上で優先順位をきめていくと良いでしょう。

・相性が高くない転職エージェントもいる

相手も人間なので、相性次第で相談のしやすさも大きく変わります。希望条件の細かいニュアンスが伝わらず紹介される求人が合わないな、何となく性格的に合わない(態度が高圧的、話し方に不安を感じる等)と思ったら、思い切って別の担当者への変更依頼や他のエージェントサービスも検討しましょう。
質問の受け答えの安心感やレスポンスの良さ、選考時でのサポートの手厚さ等で総合的に判断をしていくと良いでしょう。

・エージェントの話す内容を鵜呑みにし過ぎないこと

エージェントは心強い味方であること、キャリアプラン実現のために親身に行動してくれることが大前提です。
しかしサービスのビジネスモデル上、やたらと年収が高い企業を勧めてくる場合もあります。自分のスキルと見合っていないと感じた場合は正直に伝えましょう。
また、エージェントに任せきりにするのではなく、企業情報は自身でも企業の口コミサイト等を利用して調べてみましょう。少しでも気になった事がある場合には遠慮せずに伝える、質問するようにすることで、入社を決める際にも納得感を得られます。
あくまで転職活動・入社をするのは自分だという意識は忘れずにエージェントサービスを利用しましょう。

転職エージェントを利用し納得の転職活動を

いかがでしたか?転職エージェントは転職活動のプロフェッショナルで、あなたのキャリアプランに寄り添い、転職活動を総合的にサポートしてくれる存在です。 最大限にエージェントサービスを活用するためにリサーチ・下準備を行い、ぜひお気軽に相談してみてくださいね。

あなたの転職活動が良きものとなるよう、応援しています!

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この記事を書いた人

HIGH-FIVE編集部
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HIGH-FIVE(ハイファイブ)は、IT/Web業界のクリエイター・デザイナーに特化した転職エージェントサービス。私たち編集部ではオウンドメディアだけでなく、転職サイトやSNSも運営。日々クリエイターの皆様へ向けて、クリエイターキャリアのお役立ち情報・転職ノウハウなどを発信中!

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