KAZUHIRO
WATANABE

AGENT/渡辺 和宏

株式会社クリーク・アンド・リバー社執行役員。プロフェッショナル・プロデュース・グループ マネージャー。 
2002年に入社し、映像分野で活躍するクリエイター派遣を担当、また制作業務受託の営業に従事。入社以来、クリエイティブ・プロフェッショナル人材のために、最も輝ける環境で仕事をしてもらうためのサポート、独立支援に携わる。

その後2005年から人材紹介事業を担当。現在はクリエイティブ・プロフェッショナル人材と料理人、 CXO(経営幹部職) の転職支援チームの責任者として従事している。
転職エージェント渡辺 和宏

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Q1

あなたの仕事とは

クリエイターに特化した人材紹介を行っています。特徴としては、クリエイター一人ひとりのニーズに合わせて、継続的なキャリア相談を行っていること。

クライアント企業の求人を紹介するだけでなく、例えば「未経験の業務にチャレンジされるなら、派遣で経験を積んでから正社員を目指してはいかがですか?」「フリーランスとして活動するなら当社で案件を紹介しますね」「当社の制作スタジオで社員として働きませんか?」など、様々なキャリアの選択肢を提示することで、クリエイターのキャリア構築を支援しています。

Q2

なぜこの仕事をするのか

入社当初は、まだ人材紹介専門の部署はなく、私はテレビ(映像)業界向けに人材派遣をしていました。そんな時、某人気テレビ番組の制作をしていたクリエイターから、「僕、40歳になっても仕事ありますか?」と、相談を受けたんです。
情けないことに私は、それに対して明確に答えることができませんでした。今なら社内のスタジオで活躍いただく選択肢もありますが、当時は40歳を超えてくると、派遣の求人はかなり少なくなるというのが実情でした。もちろん、フリーランスとして活躍できる人もいますが、決して簡単な道ではありません。それだけではなく、当時の業界には、契約書無しに口約束で身を粉にして働くクリエイターが沢山いることも問題視していました。

その環境を変え、クリエイターが働きやすく、正当な評価を得られる社会を作ろう。クリエイターのキャリアを継続的に支援していこう。そんな思いから私は「映像・ゲームの分野で人材紹介をやらせてほしい」と会社に頼みました。これが、クリエイターの人材紹介に携わることになった原体験です。

キャリア支援の形は、1つではありません。様々な領域で豊富な事例ノウハウを持つ当社であればクリエイターを継続的にサポートできる自信がありますし、当社のエージェント業務は、非常に意義のある仕事だと自負しています。

Q3

仕事の流儀

人材紹介ビジネスでは、人を探している「企業」と職を探している「クリエイター」の間に立つことが求められます。しかし、両者の利害はしばしば一致しません。そのような際に、私は「クリエイターに寄り添って企業と交渉する」というのを大切にしています。このようなクリエイターファーストの文化があるのは、創業者の井川が元々クリエイターであり、クリエイターが働きやすい社会を作ろうと起業したことが、当社のDNAとして今でも根付いているからだと思います。

Q4

あなたにとっての「決断」とは

それまで存在していなかった「映像・ゲームの分野での人材紹介」をやらせてほしいと会社に頼み、部署を設立したことでしょうか。メイン事業ではないところへ一人で飛び込むというのは、かなりの勇気が必要でしたね。
当時テレビ(映像)系は、社内でも大きな部署だったので、正直リスクをおかしてまで新しいことをやらなくても良い状況だったんです。しかし色々なクリエイターとお話しするうちに、映像業界のクリエイターに対する厳しい状況や、派遣だけでは叶えられないキャリアパスがあるということ痛感し「これは自分が変えなきゃいけないな」、そう思ったんです。
一人でも多くのクリエイターと面談をして、キャリア構築の支援をし続けていきたい。たとえ役職についても、何年たっても、変わらない思いです。

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