NAO
NISHIBIRO

現在はAI、データサイエンス領域に特化した人材紹介エージェントとして従事しています。

私たちは「領域に特化している」というのを強みにしているので、クライアントも、求職者の方も、そこに期待して相談に来てくださることが多いんです。 だからこそその期待にお応えできるよう、業界の知識やトレンドを日々勉強、日々情報収集しながらエージェント業務に向き合っています。

前職も人材業界でしたが、領域特化だからこそ知見の深さが求められる点については、期待に対するプレッシャーみたいなものは今の方が強いですね。その分やりがいや楽しさもあります。

色々な人の人生に関わることができることに、エージェントという仕事の魅力を感じているからです。

転職って人生を左右するような大きな意思決定だと思うのですが、 そこには色んな理由で転職する人がいて、詳しくお伺いしていくと、これまでどう生きてきたとか、何を大事に働いているかとか、人生観までお話くださることが多いんです。

他人の人生を覗き見しながら、勉強させていただいている感覚ですね。

……もちろん、その人生に携わることは重い責任が伴います。だからこそただ求人を打診するだけではなく、「この人とこの仕事だったら合致する！」と自信を持ってお話しできるまで、何十分も、何時間もかけてリサーチする。それが私の「責任」との向き合い方です。

求職者の方に対しては、「自信を持ってもらうこと」を大事にしています。

転職活動に前向きな気持ちで取り組める人だけではなく、マイナスな理由が伴うことも少なくありません。そうなってくると、「自分はなんてダメなんだろう」みたいに悩んでいらっしゃる方も多いんです。

それが面接や職務経歴書の文章に出てしまったりすると、その人が本来持っている力や蓄えてきた経験や努力が簡単に少なく見積もられてしまうこともあります。

だからこそ面談内では、その人がやってきたことを認め、褒めるようにしています。「この能力があなたの強みだからここを押し出していきましょう！」というように、自分の強みをしっかり認識して自信を持ってもらう。そこからが転職活動のスタートだと思っています。