【40代編集】「事業への貢献を感じられるコンテンツ制作がしたい」転職スタイルにマッチしたエージェントとの出会いとは

公開日

2023/09/27

変更日

2024/04/08

転職者情報

Kさん(40歳)

前職  :

コンテンツディレクター

応募社数:

3

面接回数:

3

転職支援期間:

2ヶ月

転職後の職種

ZUUオウンドメディアNET MONEY編集統括部長(QC室長)

事業への貢献を感じられるコンテンツ制作がしたい 


――前職はどのようなお仕事をされていたのですか?

前職はプログラミングスクールを運営している会社のコンテンツディレクターとして勤務しながら、副業でデジタルマーケティングを行う会社の業務委託をしていました。

私はどちらかと言うとミッションドリブンというよりはジョブ型というか…与えられた職能を生かしていくような働き方を望んでいました。業務委託の時代も長かったですし、とにかく与えられた仕事で、一定以上のものを納品して、それでお金をいただく。そうやって会社に属さなくてもきちんと稼げるし、いろんな会社の文化を知れることや、コンテンツ制作のスキルやノウハウを一緒に獲得できる環境っていうところに魅力を感じていたので、「属さない」ことを私は選んでいたんです。

――望まれた環境で働くことができていたと思うのですが、転職するきっかけとなったのはなんだったのでしょうか?

働く中で、コンテンツ制作が事業のひとつとして貢献できているということを実感したいと考え始めるようになったことでしょうか。

というのも、編集職というのは「ただ単に品質を求め、良いものを作ればそれでお金を貰うこともできる」ようなお仕事でもありまして。そんな中で、その根幹にある事業を意識しなくなってしまう自分に危機感を感じました。自分の出した記事でしっかりお金を稼げている、しっかり事業に対して売上をあげられているっていう感覚が欲しくなったんですよね。そこからなんとなく転職を意識し始めたっていうのが大きかったです。

――それがそのまま今回の転職の軸になったのでしょうか?

そうですね。自分が関わる記事やメディアが、しっかり事業の収益の柱になっているということを感じられるかどうか、が大きな軸だったかなと思います。

いつだって中立の立場でいてくれた転職エージェントとの出会い

――転職を考え始めてから、どのように動かれましたか?

初めは、なんとなく検索をかけていくうちに出会った、良さそうな転職サイトをいくつか使っていましたね。「実際に面接してみないとわからない」という気持ちがあったので、ずっと自己応募が主流のスタイルだったんです。

――今回は転職エージェントを利用してくださいましたよね…?

そうなんです!今回は本当に偶然でした。気になる求人に応募したら、HIGH-FIVEの転職エージェントさんがその案件を持っているということで、そこで渡辺さん(HIGH-FIVE転職エージェント)に出会いまして。

初めは転職エージェントのシステムが全く分からなかったので、軽い気持ちで面談してもらったんです。今まで仕事で転職エージェントについての記事も書いてきたのですが、入社させてなんぼ!みたいな情報もよく目にしていたので…正直「転職エージェントってどうなのかな?」と思っていたところもありました。

でも実際はすごく親身に話を聞いてくれて。まず今の状況を整理し、転職の軸を一緒に考えてくれたんです。さらに、繋いでくださった案件がいずれも私の今後やってきたいことだとか、ビジョンを的確に汲んでくださったもので。本当に驚きましたね。

あと感動したのは、ずっと「中立」でいてくださったことです。「こっちの会社のほうが良い」みたいな話は一切しないんですよ。でも私の思考とか、今後のキャリアビジョンとか面談の中でたくさん聞いてくださったので、恐らく私が本質的にどっちの会社に合ってるか、どちらで活躍できるかっていうのは、本当は分かっていらっしゃったと思うんですよね。それでも自分の意見を押し付けることなく、常に客観的でいてくださったんです。

…こんなエージェントさんっているんですね。最初はエージェントさんに一括でお願いしようなんて全然思っていなかったのですが、たまたま出会えた渡辺さんと話すことができて本当に良かったです

――すごく嬉しいお言葉です。最初の面談から、「転職エージェントって良いかも」という想いはあったのでしょうか?

実は渡辺さん以外のエージェントさんからも声をかけていただいていたんです。だから他社さんともやりとりをしていたんですが…対応が全然違いましたね。他社さんはとにかくたくさん案件を紹介してくださって、次から次へと面談が設定されてしまう。きっとチャンスを与えるっていう意味だったのかもしれないのですが、中にはこちらがまったく意図しないような会社もたくさんあって。それでちょっと疲弊してしまいました。

でもHIGH-FIVEさんは、厳選した求人を的確に提案してくださいました。求人の数は少なかったんですが、間違いないところを選んでくれているなと感じていました。対応も、電話だけではなくて面談で話してくれたり、メールも頻繁に返事をくれたりして。同じエージェントでも対応がこんな違うのかと初めは驚きましたね。どっちが良い悪い、とかの話では決してないと思うのですが。

――Kさんの転職活動のスタイルとHIGH-FIVE転職エージェントのサポートが合っていた、ということでしょうか。

おっしゃる通りです!年齢的にも今回の転職で最後にしたいという想いがあり、長く勤められる会社をじっくり知って決めていきたいというのがずっとあったんです。

あとは「その企業をよく知ってからじゃないと面接に進みたくない」っていうのもあって。相手のことをよく知らないままお話するって失礼じゃないですか。その点、HIGH-FIVEさんは情報量がとても多くて。しかも体裁だけの情報ではなく、「どういう所をみてるのか」とか、「面接官がどういう方で、どういう思考や癖があるのか」というような粒度の細かい情報をくださるんです。だからそれに合わせてじっくり分析できるわけですよ。事前にしっかり勉強ができるので、すごく助かりましたね。

――担当エージェントとの印象的なエピソードはありますか?

実は、現在勤めている会社の内定を一度辞退しているんです。内定面談の日に、業務委託でずっとお世話になっていた前職の社長からどうしても来てほしいと驚くべきタイミングで言われてしまい…十年来の付き合いだったこともあり、現職の内定を辞退したんです。  

渡辺さんもすごく驚いて、心配して連絡をくださったのですが、そんな時でも中立でいてくださったんです。「Kさんが本当に何をやりたいのか」とまたしっかり向き合ってくださって。なんか、こんなに親身になってくれるエージェントって他にいるのかな?と思って。そういうところもすごくグッときましたね。この人は本当に私のキャリアを応援してくれるんだなと感じたエピソードです。

緻密な情報共有のおかげで課題に対していち早く動けた

――実際に入社していかがでしたか?ギャップなどはありましたか?

ギャップは全く無かったですね。今回は本当に人で決めたっていうのが大きいと思っていて。HIGH-FIVEさんって面談の後に面接のフィードバックを連携してくださるじゃないですか。先方の所感などもしっかり伺えていたので、面接官の人物像を事前に的確に把握することができていたんです。

逆に私がどう思っているのかということもそれとなく渡辺さんが先方に伝えてくださっていたので、そういった支援がミスマッチを防ぐことに繋がったんじゃないかなと思っています。

――最後に、「事業への貢献を感じられるようなお仕事がしたい」という転職理由があったかと思うんですが、それは叶いましたか?

はい!実現することができました。自分が本当に活躍できる会社に巡り合わせていただいたというのが大きいとは思うんですが…

編集者が不足していて、長く働くことができる編集者を求めているということや、品質面・体制面で改善しなければならないことがあるという企業が抱える課題を事前にしっかり話していただいていましたので、その課題に対していち早くアクションできたこともありますね。

――目標に向けてすぐに動くことができたんですね!

そうですね!あとは本当に「人」に恵まれたと思っています。選考中に面談で話した方々は、私が「やりたい!」と言ったら、まず絶対的にやらせてくれる、挑戦を拒まないという方々ばかりだったんです。なんでものびのびと心を開いて挑戦できたっていうことがすごく大きくて。

企業の課題だった品質面もしっかり管理していく体制を構築することができましたし、良い記事を作っていくっていうことが、結果として売上に繋がるんだっていうリテラシーもメンバー間で統一することができたかなと思っています。

事業にとっての品質の意義を伝えていく、私が出来る品質管理のスキルを事業で生かして行くということを今すごく実現できているなと感じていますね。

――ありがとうございました!

担当エージェントから一言

面談時は、端的かつ芯を食ったコミュニケーションが可能である点、一見クールですが、情に厚く、相手への敬意や感謝を嫌味なく伝えられる点に好感を持ちました。ご実績としてはSEO視点でメディアのコンテンツ制作ができること、ライターの育成や外注管理を含む制作フローの構築までご経験されていることが強みでいらっしゃると感じました。

転職回数を懸念されるクライアントが多いことは予想されましたが、非常にニーズのあるご経歴であること、人物面含めて転職回数で見送ってしまうのは勿体ないと思い、履歴書、職務経歴書だけでは伝えられないKさんの魅力を推薦状で猛アピールしました。お持ちの強みがしっかり活かされ、企業からは以下のような点で評価されました。

・メディアのプロジェクトマネジャーの経験が長く、KPIを適切に設定する仕事の進め方がマッチする
・SEOを中心に経験豊富であり、自分起点で起案し実行するタフさをお持ち
・企業のミッションに基づいた行動を取れる方
・コンテンツ制作ディレクションの経験やSEO対策のスキル

内定後、一度ご辞退の連絡をいただいた時は、正直驚きましたね。辞退の理由は、以前お世話になった方からお声掛けがあったからというもの。情に厚いKさんらしいなと思いながら、詳細を伺った上で、エージェント視点ではなく、友人としてアドバイスし、「Kさんにとって何がベストなのか?」を再考いただくようお伝えしました。結果、内定辞退を撤回いただきました。一度辞退の連絡を入れているクライアントとの交渉は大変でしたが……(笑)

「事業への貢献を感じられるようなお仕事がしたい」というご希望が叶い、充実した環境でお仕事に取り組めていらっしゃるご様子で安心しております。益々のご活躍をお祈りしております!

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この転職をサポートした担当エージェント

転職エージェント渡辺 和宏
転職エージェント渡辺 和宏

転職エージェント:渡辺 和宏

株式会社クリーク・アンド・リバー社執行役員。プロフェッショナル・プロデュース・グループ マネージャー。 
2002年に入社し、映像分野で活躍するクリエイター派遣を担当、また制作業務受託の営業に従事。入社以来、クリエイティブ・プロフェッショナル人材のために、最も輝ける環境で仕事をしてもらうためのサポート、独立支援に携わる。その後2005年から人材紹介事業を担当。現在はクリエイティブ・プロフェッショナル人材と料理人、 CXO(経営幹部職) の転職支援チームの責任者として従事している。

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