29歳UIUXデザイナーの転職体験談|“急かさない”姿勢や面接後の丁寧なフォロー。転職エージェントの“信頼できる支援”とは
公開日:2025/10/09
変更日:2025/10/09

転職者情報


Sさん(29歳)
前職 :
応募社数:
面接回数:
転職支援期間:

転職後の職種
フリーランスとして自由な働き方を経験したSさんが、改めて組織で働く面白さに気づき、転職を決意。海外での経験や幅広い業務に挑戦したい想いを軸に、じっくり考えながら転職活動を進めました。UX・UI・プロダクト領域に理解のある転職エージェントを活用し、年収交渉や書類作成のサポートも受けながら、納得感のある転職を実現。チームや事業に深く関わりながら、幅広いユーザーに使われるプロダクト作りに挑戦することを決めました。
「フリーランス経験を活かしつつ、組織でスキルを広げたい」「幅広いユーザーに価値を届けるプロダクトに関わりたい」方に読んでほしい、リアルな転職体験談です。
目次
「自由な働き方」を選んだ先で気づいた、“組織で働く”面白さ
――今回、転職を考えたきっかけを教えてください。
会社員として勤めていた前職を辞めたあと、約10ヶ月ほど世界を旅していたんです。その間はフリーランスとして、日本からの仕事を少しずつ受けながら海外で働いていました。
帰国後、改めてフリーランスとして活動を始めたんですが……フリーランスだと、会社のイベントごとや組織づくりに関わりづらいなと感じる場面があって。働くことの面白みを少し損なっているように思えたんです。そうした理由から「フリーランスを続けるより、もう一度どこかの会社に属して働きたい」と考え、転職活動を始めました。
――転職を考えられたこのタイミングで、「次はこんな環境・企業がいいな」といったイメージはありましたか?
これまでの経験やスキルをそのまま活かせるような同じ業界・環境に戻るというよりは、「これまで自分がいた場所とはできるだけ違う環境」に行ってみたいという気持ちがありましたね。業界が違うとか、会社の規模が違うとか。
海外を旅していたときにも、全く違う文化や環境に触れることがすごく楽しかったので、その感覚と少し似ているかもしれません。将来的にレバレッジが効く経験になると思いましたし、そういった「変化のある挑戦」をしてみたいと感じていました。
「納得して進めたかった」私が、安心して任せられたエージェントとの出会い
――転職活動はどのように進めていきましたか?
先ほどお話ししたように新しい領域に挑戦したかったので、まずはいろんな転職エージェントと面談して、情報を集めることから始めました。
ただ、いろんな方と話す中で、エージェントとの相性や温度感にギャップを感じることがあって。私は今回、じっくり考えながら進める転職活動にしたいと思っていたので、早く選考を受けるように強く勧められたりすると、ちょっと合わないなと。そのようにしてどのエージェントが自分に合うか見極めていきました。
――大谷(HIGH-FIVE転職エージェント)は、「じっくり考えながら進めたい」というSさんの転職スタイルとは合っていたのでしょうか?
そうですね!それもあって、最終的にお願いしていたのは大谷さんだけでした。
面談をすると、多くのエージェントの方は「どんなポジションや業務内容を希望されますか?」というお話から始めるのですが、私の場合、具体的な希望があったわけではなくて「まずはいろんな会社を見て情報を集めたい」というフェーズだったんですよね。
――情報収集を通じて、自分に合う環境を探っていきたいというお気持ちだったのですね。
はい。ただそのようにお話しすると「ふわっとしていて提案しづらい」「どんな軸で提案していいかわからない」と言われることもあって。具体的な求人よりも、まずは「どんな企業があって、どんな課題を抱えているのか」といった背景情報を集めながら、自分の意思で納得して進めたかったのですが……その意図をうまく汲んでもらえず、すり合わせに苦労しました。
そんな中で、大谷さんは「では、一度幅広くご紹介してみますね」と言ってくださり、時間をかけて丁寧に向き合ってくれました。強引に選考を進めようとしたりもせず、安心してお任せできましたね。
面接のたびに頑張ろうと思えた、信頼できるサポート
――弊社を利用して良かったと感じた点を教えてください。
大谷さんは、“淡々としているけれど、きちんと寄り添ってくれる”転職エージェントで、そのバランスが私にとってはとても心地よかったです。要望が多く、大変だったと思うのですが……レスポンスがいつも早く、丁寧に耳を傾けてくださって助けられました。
それから、個人的にとても感謝しているのは、前職から大きく年収が上がったことです。「このあたりが妥当かな?」「ここまで望むのは難しい?」というご相談をしていたのですが、それを踏まえて企業へ交渉してくださって。結果的に、自分が願っていた以上の条件で転職が叶いました。これは、「エージェントを利用して良かった」と素直に思える大きなポイントでしたね。
――年収の交渉は転職エージェントを使う価値の一つですよね!そのほか印象に残っていることはありますか?
大谷さんから頂いた、書類に関するアドバイスが印象に残っていますね!当時私は、Notionでざっとレジュメを作って、それで済ませようとしていたのですが、「レジュメもポートフォリオも丁寧に作りましょう!」という大谷さんの一言がきっかけで、すべて作り直したんです。
おかげでその後の転職活動が明らかにやりやすくなりましたし、「最初にお尻を叩いてもらってよかったな」と思っています。
――いくつか転職エージェントを利用されていたとお伺いしましたが、他社との違いを大きく感じたポイントはありますか?
“面接後のフィードバック”ですね。他社のエージェントだと、「好評でした」の一言だけや、あっても箇条書きで2〜3行という感じだったのですが、大谷さんは「ここはこう評価されていました」「ここはもう少し改善すると良さそうです」など、細やかに共有してくれて。先方にきちんと聞いてくださっているんだなと感じました。
それによって毎回安心して次の選考に進めましたし、「私まだいける、次も頑張ってみよう」と、すごく勇気づけられたんです。
――大谷のフィードバックで勇気づけられた……?
はい。面接が続くと、色々質問攻めにされたりして、やっぱり少し自信をなくすこともあるじゃないですか。そんなときに丁寧なフィードバックをもらえると、「あ、大丈夫だったんだ」と安心できて。そういう積み重ねが、すごく支えになっていました。
幅広いユーザーに使われるプロダクト作りをリードする存在に
――次の会社に入社を決められた理由を教えてください。
はい。入社を決めた理由は、「事業内容に共感できたこと」が大きなポイントでした。加えて、面接を通じて実際に働いている方々や、これから上司になる方とお話しする中で、メンバーの人柄にとても惹かれたんです。
一緒に働く人との相性というのも重視していたので、そこがしっかりマッチしたことが最終的な決め手になりましたね。
――入社後の目標や夢はありますか?
次の会社では、今までよりもユーザー層がぐっと広がるプロダクトに携わることになります。これまでとはまた違った制約や条件の中で、たくさんの人に使われるアプリやサービスをリードしていくような経験ができたら嬉しいなと思っています!
――素敵なお話をありがとうございました!
今回の転職支援のポイント
Sさんは非常に優秀だからこそ、多くの選択肢を持てる方でした。しかし、選択肢が多すぎると、かえって迷いを生むこともあります。やみくもに求人を並べるのではなく、ご本人の希望にしっかりと沿い、キャリアに適したものだけを厳選してご提案することを大切にしました。数よりも質を重視したサポートが、納得感のある転職につながったのではないかと思います。持ち前のバイタリティを新しい環境でも存分に発揮し、さらなる飛躍をされることを心から願っています!
よくある質問
Q1. 「30代になってからUI/UXデザイナーとして転職するのは遅いですか?」
A. 遅いことは全くありません。30代では、これまでの経験を活かした課題解決力やプロジェクトマネジメント経験が評価されやすいです。デザインスキルだけでなく、ユーザーリサーチやチームマネジメント、ステークホルダーとの調整経験などもアピールできると、即戦力としての価値が伝わります。キャリアの深みがあるほど、より大きな裁量のポジションにも挑戦しやすくなります。
Q2. 「ポートフォリオには何を重視して載せるべきですか?」
A. 30代では「プロセスだけでなく結果」が重要視されます。単なる画面デザインの美しさだけでなく、ユーザー課題の発見 → 解決策の提案 → デザイン実装 → 結果や改善までの一連の流れを具体的に示すと効果的です。また、プロジェクトでの自分の役割や意思決定の過程、チームとの協働経験なども明確に記載することで、経験豊富なデザイナーとしての信頼感が高まります。
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