【40代アートディレクター】転職支援は「人と人のマッチング」エージェントとの出会いによって踏み出せた新たな挑戦への一歩
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公開日:2024/09/02
変更日:2024/11/08
転職者情報
Tさん(43歳)
前職 :
応募社数:
面接回数:
転職支援期間:
転職後の職種
目次
自分一人としてではなく「チームとして」バリューを発揮したい
――今回転職しようと思ったきっかけを教えてください。
現職ではこれまでのキャリアの経験やスキルをふんだんに投じることができて、会社のロゴ制作から大きなプロジェクトまで携わることができました。また、会社組織にグラフィックデザイナー・コミュニケーションデザイナーというポジションを担う方がいなかった中で、その第一号として活躍できたことは大きな成功体験になったと感じています。
ただ3年という月日が流れる中で、なかなか同じポジションの仲間が増えず、自分一人でというよりも、チームとして何か大きなことに挑戦していきたい、もしくはそこに対して人を育てていきたいと思う気持ちが強くなっていきました。
――3年間ほとんどお一人で頑張ってこられたのですね……!
そうですね。そこでまずその夢に向かってロードマップを描きました。転職するからには次のステップとして、「どうして同じポジションのメンバーがチームに必要なのか?」の売り込みをしたのですがうまくいかず……組織におけるプレゼンスが上げられなかったんですよね。
そういう必要性や考え方みたいなところで会社と自分の想いが嚙み合わなくなってきたなと折り合いがついたのと、自分としてもやれること・できることを再定義したり、他社のクリエイティブ組織はどんな状況なのかを見てみたいと思うようになりました。
そこで色々な方からキャリアアドバイスを頂き、「挑戦できそうだな」と思うことができたので転職に踏み切ったという流れです。
――いちプレイヤーからチームとしての挑戦や人材育成に進んでいきたいと思われたのはどのようなきっかけがあったのでしょう?
以前勤めていたライバルがひしめく受託制作の現場では「技術を教える」とか「ナレッジ共有」とかって、自分の財産=自分の食い扶持を他人に与えてしまう行為だと考えられていたので、積極的にしてこなかったんです。
でも現職で、組織はライバルじゃなくてワンチームであるということに気付かせてもらえて。
大きなことをするためには自分一人でデザインを作るだけではダメで、メンバーをどんどん増員して、ことを大きくしていく「マネジメントスキル」が必要なんだなと、今のマネージャーに教えてもらったことがきっかけでした。
情報収集は人脈とプロの視点の両方から
――転職を考え始めてからどのように情報収集をされましたか?
最初は自分の人脈を使って、元同期たちや同じ学び舎で育った仲間たちに「どういったキャリア形成をしているか」みたいなところをひたすらインタビューして、参考にしていましたね。
プロの視点で転職エージェントの方々から市場動向をお伺いしたり、自分のレジュメだとどんなスカウトが来るのかをみてみたりするなど、その他色々な他者の角度から集められる情報はすべて集めていきました。
あとは企業のデザインノートやキュレーションサイトを覗いて、気になった会社にカジュアル面談をお願いしていったり……。
――ご自身でもかなり活発に動かれているとお見受けするのですが、それでも転職エージェントに相談したいと思っていた?
そうですね!転職のプロである彼らは色々な例を見てきているはずなので、第三者目線で「自分は何者か」「どういう人間として、商品として見えるか」みたいなところを教えていただきたいと思っていました。
――クリーク·アンド·リバー社にご依頼くださったきっかけを教えてください。
転職活動中に、無料で受けられるデザインについてのウェビナーを見つけて参加したのですが、開催していたのがクリーク·アンド·リバー社だったんです。そのタイミングで人材紹介もされていることを知りました。
その時にお願いしていた他社のエージェントさんとあまりうまくいっていなかったこともあり、こちらで一度お話聞いてみようと近藤さん(HIGH-FIVE転職エージェント)と繋がったことが始まりです。
――あまりうまくいかなかったというのは……?
最初にお願いしてから少し期間を空けてしまったことで、転職活動を再開し連絡した際に転職エージェントさんの熱量が上がってこなかったんです。それを感じてしまったので、他のエージェントサービスに変えてみようかなと考えていたところでした。
転職支援は「人と人とのマッチング」
――弊社サービスを利用された感想をお聞かせください。
今までの転職エージェントさんって少し冷たい感じというか、あまり寄り添ってくれない印象だったんです。そんな中近藤さんと面談をして、転職理由や自分のキャリアをお話しした時に「絶対転職できます。大丈夫です、行けます。」と背中を押してくれて。
あまりにもはっきり言ってくださるので、この自信はなんだろうとちょっと面白かったのを覚えています(笑)
転職って孤独で、本当になすべきことなのかという自問自答の連続だと思うのですが、そんな時にそうやってちゃんとコミュニケーションをとってくれるのがすごく嬉しいなと率直に思ったし、頼りになっていただけそうだなと感じました。
――近藤の自信が信頼に繋がって良かったです……!
今までサービス重視で転職エージェントを選んでいたのですが、「大手だから」「良いサービスだから」ということよりも、やっぱり人と人とのマッチングが大切だなとその時に思ったんですよ。名前や看板という色眼鏡見てしまったらもったいない。だから今回はエージェントとの巡り合わせというところで最高だったなと感じています。
支援で言うと、都度選考企業の優先順位付けや転職軸の整理だとか振り返りなど、本来自分でやらなくてはいけないようなところまでお手伝いいただきながら、豊富な知識で自分に合った求人を提案してくださったことがとても有難かったですね。
――……おお!豊富な知識というのはどのようなところから感じられたのでしょう?
例えば、他社では単純に求人だけをリストアップして送られてくるケースもあるのですが、近藤さんの場合はただ求人を持ってきてくださるだけではなく、「どういう会社で、どういう性質で、どういう課題がある」みたいに一社に対しての知見をしっかり持って、解像度高く説明してくださるんです。
そういう表面上に見える情報だけでなく、内側の細かい情報まで仕入れてきてくださっていることで、自分でも色々な視点から一社に対して深く検討することができました。
さらには持ってきてくださる求人が、自分の特性や希望を汲み取り、自分の求める働き方や仕事内容にしっかりマッチしていたものだったことも印象的でしたね。
――素敵なお話をありがとうございます……!その他担当エージェントとの印象的なエピソードはありますか?
転職活動中に、「自分ってなんで転職したいんだっけ?」と迷いが出てきてしまうことがあったんですけど、それが面接にも影響してしまい、選考企業の面接官を迷わせてしまったというシーンがありました。
そんな中近藤さんと話して、ただ仕事を変えるだけではない、人生を変える大きな決断を前に、それに見合う「覚悟感」が足りていないと気付かせていただいたんです。
近藤さんからヒントを得たことで自分をいまいちど深く見つめ直すきっかけにもなり、その時に腹が据わったというか……一番なにを成し遂げたいのか再認識して本当に近藤さんと出会えて良かったと思っています。
「人材を育てたい」新たな挑戦にぴったりな環境へ
――次の会社に決めた理由を教えていただけますか?
選考を受けた多くの会社では「こうしていきたい、こんなものを作りたい」というようにアウトプットにフォーカスしていた中で、今回入社する会社だけが「人材を育てたい」というところにフォーカスしていたんです。
面接の際に「どうして人材を育てなければいけないか」その理由をお伺いした時も、すごく面白そうだなと感じて。
――面白そう、ですか。
はい!今日プロダクトデザインがすごく輝いて見える状況で、そこに対してグラフィックデザインってもう担い手がいなくなってしまうんじゃないかと思うことがあるんです。
AI 生成に代替されてしまうというか、特別な技術が無くても誰でも作れてしまうようになってきていますし……でも、そこに対してプレイヤーを一人でも育てていこうとする環境ってすごく良いなと思ったんですよね。
――まさに求められていたような環境ですね!
そうですね。あとは「人を育てる」という視点に立っているプレイヤーが自分以外にもいるということも入社を決めた理由です。そんな自分にぴったりな環境の中で、同じ志を持つメンバーと共に頑張っていきたいと思います!
――素敵なお話をありがとうございました!
転職エージェントからヒトコト
Tさんはクライアントワーク・事業会社とどちらの経験もあり、サービス認知やブランディングにおいて、思考が深く、様々な角度からデザインできるとても優秀な方でした。その分、「企業からなにを求められ、自分が貢献できることはなにか」という点を常に考えられていたのが印象的でした。
Tさんにとって良い体験になったのではないかと感じたのが、とあるIT系企業の選考です。業務内容が決まりきっておらず、Tさんが知りたい情報が得られない一方で、企業側も未来の業務を共創していくTさんの「覚悟感」をもっと図りたい、というお互いに知りたい情報が平行線になった状況で、Tさんにとっての叶えたいことやキャリア、総じて「覚悟感」を見つめなおす機会があったように感じました。
転職軸を深堀れるような選考機会を提供してくれた企業へも感謝ですし、Tさん自身柔軟に考えを取り入れ、「自身の提供価値(早期で活躍できる土壌)」と「チャレンジできる環境」、この2つのバランスを企業選定に取り入れられたことで、無事内定を獲得されたのだと思います。今後、同様のことで悩まれる転職者へもひとつのケースとしてお伝えしていこうと思えるご支援でした。
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