【20代ビジュアルデザイナー】スポーツの裏側にあるストーリーを発信したい!クリエイティブ職のニュアンスを汲み取った丁寧な支援とは

公開日:2024/07/12

変更日:2024/07/12

転職者情報

Iさん(26歳)

前職  :

ビジュアルデザイナー(スポーツ×IT業界)

応募社数:

20

面接回数:

5

転職支援期間:

2ヶ月

転職後の職種

ビジュアルデザイナー(スポーツ×IT業界)

やりたいことと目の前の仕事との狭間で

――今回転職しようと思ったきっかけを教えてください。

 1 番は、今の仕事が自分の理想としているスポーツとの関わり方ではないかもしれないなと思い始めたことでした。働く中でその哲学……みたいなところが少しずつずれていく感じがあって。

――スポーツとの理想の関わり方、ですか。

はい。私は小中高とずっと野球をやっていたのですが、そんなに上手ではなく、目立つことはありませんでした。でもとても良い経験をしたと思っています。同じように、負けた側のチームにも頑張っていた選手はいますし、試合のメンバーには入れなかったけれどひたむきに練習をしていたメンバーがいる。そういうスポーツの裏側にあるストーリーを発信することで、違う側面から見た野球・スポーツの面白さを伝えたかったんです

ですが前職は、たくさんの人に見られることで儲かるビジネスモデルだったので、コンテンツの内容として試合の勝ち負けや、誰が試合に出たかなど、そういうところにフォーカスを当てざるを得ませんでした。さらに今年になって、他社から提供された記事の中からよく見られそうなものをピックアップする業務への異動の話がでまして……この仕事は自分の言葉で伝えたいという考え方に合わないなと確信し、転職を決意しました。

――ご自身のやりたいことと、会社のビジネスモデルがずれてしまっていたんですね。働く環境面ではいかがでしたか?

働く環境や文化という面では、長く働いたことでもっとフェアに人を評価してくれる組織がいいなと思うようになりました。

前職では、いわゆる“ノリが良い”タイプの人が好まれる雰囲気だったんです。私はハキハキしているタイプではないので、上司からすると「頑張っているけど、キャラクターがね」みたいな評価なんですよね。そういうところに違和感があって、もっとやっていることや考え方でフェアに評価してもらえるような会社へ行きたいと思いました。

“デザイナー・クリエイター専門”に惹かれて

――転職をしようと考え始めてから、どのように情報収集をされましたか?

 転職活動のフローや、どれぐらいの時期で行うのがセオリーなのかという基本情報は自分で調べていましたね。でも当初は働きながらの転職活動でしたし、土日も不定期で仕事があったため、まとまった時間を取って考えることができなかったんです。なので、代わりに動いてくれる方(転職エージャント)がいるといいだろうなと思い、途中から転職エージェントに登録しました。

――今回初めてエージェントサービスを使ったと伺いしまたが、いかがでしたか?

最初に登録した転職エージェントは、企業への応募はたくさんしてくださるんですけど、選考に落ちてもあんまりフォローしてもらえなくて。「落ちました、通りました」の連絡しか頂けなかったんです。最初の面談も今後の指針を示してくれるというよりは、「ヒアリングして情報を集めているだけ」という感じがしました。

 その転職エージェントを通して応募し始めてから半月たっても結果が芳しくなく。退社日が近づいてきていたことと、なんとか有休期間中に決めたいと思っていたので少し焦っていましたね。

――そんな中、クリーク·アンド·リバー社にご依頼くださったきっかけは……

そこからまた調べていくうちにInstagramのストーリーに「HIGH-FIVE」の広告が流れてきたんです。そこでデザイナー・クリエイター専門というのにすごく惹かれて他にもいろんなプラットフォーム・サービスがあると思うんですけど、他社はあまり専門でやっている感じがなかったので、ここなら良さそうと思いご連絡しました。そしたら大谷さん(HIGH-FIVE転職エージャント)からすぐに返事をいただき、もう次の日には面談を組んでいただけました。

時にビシッと指導、時に丁寧にサポート

――ありがとうございます。では実際に利用した感想をお聞かせいただけますか?

はい。御社にお願いする前にとにかくたくさん落ちていたので……自分のどういうところが原因で落ちているのか、ずっと分からないままでした。

でも大谷さんとお話する中で、「ポートフォリオは無料のテンプレートよりもオリジナルで作ったほうが良いですよ」というアドバイスや、「年齢的に若い方なのでしっかり会社を見極めれば採用されやすいと思います」という転職のセオリーみたいなところなどを丁寧に教えてくださって。その懇切丁寧なフォローのおかげで、自分の改善すべき点が見えていったんです。

――落ちてしまっていた理由というのは、「ポートフォリオ」に原因があったのでしょうか?

そうだと思います。ポートフォリオだけではなく、少し複雑なキャリアだったため職務経歴書も大谷さんが整理してくださっていました。ポートフォリオ・職務経歴書を変えてから、HIGH-FIVEでも他社エージェント経由の応募でも書類が通り始めて、面接に進む回数が明らかに増えたんです。

 ――ありがとうございます。ちなみに紹介された求人についてはいかがでしたか?

 私の意向としっかりマッチしていました。最初の面談で「こういうものを作っていきたい」とか、「こういうキャリアを歩んでいきたい」ということをしっかりヒアリングいただいたおかげかなと思っていて。その辺のすり合わせが最初に大谷さんとできていたのは大きかったです。

私はWebデザインをごりごりやってきたっていうよりは、グラフィックがメインでWebも少し触れて……みたいな感じだったので、他社の求人サイトを見たときにどれも微妙に合わないところがあったんです。でもそんな中でそのニュアンスがすごく合ったというか、汲み取ってくださってとても有難かったなと思います。

――そう言っていただけて大変嬉しいです。そんな大谷との印象的なエピソードは何かありますか?

最初は自分一人で転職活動をスタートしたので、自分の年齢や業界を含めた市場価値や自分の立ち位置が分かっていませんでした。でもそういったところを大谷さんに出会ってお伺いした時に、「全然若いですし、どこかにはもちろん決まると思う。でも先を見据えたキャリアを考えないと早期離職になる可能性もあります」と結構ビシッと仰ってくださって。私はここで気が引き締まりましたね。

――おお!厳しめな……!(笑)

そうですね(笑)。でも、ポートフォリオを自分なりに修正して大谷さんにお見せした時に、「すごく良くなりましたね!」というお言葉をくださったりもしました。そういう、時にビシッとご指導くださったり、時に丁寧にサポートいただけたりしたことがすごく印象に残っています。

最終の決め手は“会社の雰囲気が自分と会う”こと

――今の会社に入社を決めた理由を教えてください。

 御社と自己応募でも内定をいただき、両社比べた結果、会社の雰囲気が自分と合っているという点で他社経由の会社を選びました。

今までと同じスポーツ業界ではありますが、前職のように血みどろになって戦うというよりは、自分たちがスポーツ業界に対してできることを真摯にやっていくというスタンスや、野球をはじめとしたスポーツの裏側にあるドラマやストーリーを伝えていくことに重きを置いているということを面接で伺えたので、そこがとても大きかったなと思っています。

――素晴らしいです!そんな次の会社での目標や夢はありますか?

やはり根底にあるのは、自分の生み出すコンテンツを通して、スポーツとの色んな関わり方があるということを世の中に伝えていきたいという想いです。

野球をやっているけどあんまり活躍できずに楽しめていない人、昔野球をやっていたけど最近は離れてしまっている人。そんな人が野球の新しい側面を知り、野球とこういう生き方もあるんだみたいなところに気付いてくださったら嬉しいですね。

そのために自分の若さや得意を活かして得た情報を企画に落とし込んだり、野球界はまだまだデザイン方面に手が回っていないところも多いので、ビジュアルデザインなどで力になれることがあったら良いなと思っています!

――良いお話ありがとうございました。応援しております!

担当エージェントよりヒトコト

HIGH-FIVE転職エージェントの大谷

Iさんは好青年でとても素直な方、というのが第一印象です。転職市場におけるスキルは若干低めでいらっしゃったものの、そういったお人柄の良さや若さ、ご経験から「どこかには必ずご決定されるだろう」と思っていました。

ただご自身のキャリアに関してのお考えがふわっとしていらっしゃったため、「“これから何をしていきたいか”ということを考えてキャリア形成しないと、短期離職の可能性もあります」と心を鬼にしてお伝えいたしました。Iさんから「転職エージェントにそこまで言われたのは初めてです」と言われてしまったくらいです(笑)。

ですがそこから「中長期的にどう歩んでいきたいか」というお話ができ、そこへ向けて今選ぶ企業はどんなところだろうか?という視点で求人を打診させていただくことができましたので、Iさんとしっかりすり合わせを行うことができたのはとても良かったなと感じています。

Iさんにとってデザイナーの先輩がいるような環境は初めてかと思います。ぜひ色々なことを吸収して、経験して、思い描くキャリアに向けて頑張ってください。応援しています!

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この転職をサポートした担当エージェント

転職エージェント大谷 航也
転職エージェント大谷 航也

転職エージェント:大谷 航也

理系の大学にて「ものづくり」を学ぶも挫折。自身は創る側でなく売る側の人間だと知る。卒業後は、製造小売大手企業へ新卒入社。店舗に配属され個人営業を1年経験後、2年目から人事部へ異動。採用担当者として、毎年100名以上の採用に携わる。
人事キャリアを活かしながら、自身では出来ない「ものづくり」を出来る方を支援したい思いからクリーク・アンド・リバー社へ転職。現在までIT/Web業界を担当しクリエイターのキャリア支援を行っている。

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