【30代経営企画】マッチした職種がない場合は”ポジションを探していく”転職戦略へ

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公開日:2022/08/04

変更日:2023/11/15

転職者情報

Mさん(34歳)

前職  :

海外事業戦略

応募社数:

1社

面接回数:

1社

転職支援期間:

半年間

転職後の職種

正社員

職種、年収、タイミング。実際に決まりそうな案件と本人の希望とのすれ違い…

オンラインで面談したのですが、日米双方で住まわれたご経験のある方で、とにかく明るく元気な印象を受けました。

もともと「日本と海外をつなぐ橋渡し役になりたい」という想いで転職を考えてらっしゃいましたが、Mさんに合いそうな案件(外資系のメーカーの海外営業等)と実際のご希望のマッチングが少なく、希望通りの転職が出来るかが不安だと話されていました。

また、コロナによる影響で、日系企業だとより、海外進出をクローズしている企業も多いイメージで、タイミングとして今、転職すべきかどうか悩んでらっしゃいました。

ご本人が懸念に思われている部分に加えて、ご希望通りの年収を出せる企業がどれほどあるのかとなると、なかなか難しいと思いました(特に日系企業だとハードルが高い印象)。

数社に絞ってポジションを探していく戦略へ

まず案件自体がそもそも少ないことに加え、コロナによる影響もありました。そのため沢山ご紹介するというよりも、数社に絞って動いていく戦略にしました。まずは、「エンタメ×事業戦略×海外進出」という軸で某大手IT企業をご紹介しました。求人票とぴったりではないものの、面接の中で自分にあったポジションを探していくような動き方で進めるのはどうか等の提案もしました。

下記二つが印象的なエピソードです。

・求人に対して完全にマッチングというよりは、提案ベースだったこともあり、当初の予定より選考スケジュールが長引いた
・他社で内定が出ており、ご年収も現状以上の額を提示する外資系企業がいくつかあり悩まれていた

とにかくMさんと密にコミュニケーションを取り続けました。当時はご本人が地方在住だったこともあり、直接お会いすることは難しい中、「何故転職したかったのか」「希望する転職は何か」という部分を中心に、「少々しつこいと思われているかも」くらいにメール、電話、オンラインとあらゆるツールを駆使して何度も面談を繰り返しました。

そういった中で、転職ありきというよりも、キャリアについて何でも相談できる相手として関係構築ができたことが、年収提示が高い外資系企業への入社をすぐに決めずに、長期間にわたって伴走ができた最大のポイントだったという風に思います。

持ち前のコミュニケーション能力の高さや、未知の領域にもチャレンジしたいという前向きさ、かつ結果にコミットしてくださるイメージがある部分等を高く評価いただきました。

今回の転職支援での介在価値を挙げるとすると、企業内でのポジションづくりや半年以上かけて構築した信頼関係です。また、ただ「転職したい」ではなく、内定先企業でやりたいことを明確化できた部分等が良かったかなと思います。

クリーク・アンド・リバー社所属、データアナリストに特化した転職エージェント川原

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転職エージェント川原 祥平
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転職エージェント:川原 祥平

エージェントとしてキャリア15年。アニメ・ゲーム等のエンタメ領域と IT・Web領域を強みにクリエイターの転職支援を行う。
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