【20代動画制作ディレクター】「自分の売り方がわからない」転職エージェントの支援で憧れの事業会社を目指して

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公開日

2024/02/22

変更日

2024/04/08

転職者情報

Oさん(28歳)

前職  :

映像制作

応募社数:

4

面接回数:

2

転職支援期間:

4ヶ月

転職後の職種

動画制作ディレクター

「色んな人の考えを取り入れたい」という思いから憧れの事業会社へ

――初めに転職しようと思ったきっかけを教えていただけますか?

大きく分けて2つあります。1つ目は会社の将来性がなくなってしまったこと。2つ目は事業会社で働くことへの憧れがあったことです。

1つ目はネガティブな理由になってしまうのですが、前職の経営状態がかなり悪化してしまったんです。経営陣にはそういった状況を改善する手腕がなく、ワンマンで現場をコントロールできていないように感じてしまって。その影響で、お客さんが本当に喜んでくれるクオリティのものを作る余裕がだんだんと無くなっていき、納品するだけが目的の映像制作が増えてしまいました。

……穴のあいた船に乗っていて、それを目の前にある仕事という桶で一生懸命掻き出しているような状態でしたね。

これだけ映像業界が盛り上がっているのに、「自分たちは何をやっているんだろう」「すごく時間がもったいない」「我慢してまでやるようなことじゃない」と思うようになり、転職しようと決めました。

――大変な状況でしたね。もう一つは事業会社への憧れということですが、こちらはいかがでしょうか?

事業会社を相手に映像制作をやってきたので、色々な事業会社と接する機会が多かったのですが……その影響でずっと事業会社で働くことへの憧れがありました。

私は採用系の案件を多く担当していて、例えば新卒採用のための映像を作るとなった時に、その会社のことを知ろうとするじゃないですか。それでその会社のことを深く知っていくうちに、その会社が社会に及ぼす影響、パーパス、ビジョンや指標を社内に浸透させ体現するための努力を会社として行っていること、そして前職にはそれがなかったことに気づいたんです。

そのせいか社員一人ひとりもそれぞれの目標やパーパスを持って輝いているように見えて、自分も目の前の案件に忙殺されるのではなく、自社のサービスや事業に想いを持って働きたいなと思っていました。

――Oさん自身も何か目標みたいなものを……?

一応持っています(笑)単純な話ですが、制作会社に入ったときは自分でカメラを回して、自分で編集できるようなディレクターになりたいという目標が第一にあったので、そこに向かって努力していました。常に変化を求めて、自分の成長を求めて働くことに価値があると思っていたし、すごく楽しかったんですよね。

でも周りの人にはそういう価値観自体なくて、共有できるようなメンバーが社内にいなかったんです。

自分の価値観をしっかり持っているような人が集まる会社なら、もっともっと色んな人の考え方を取り入れていけるじゃないですか。それがすごくいいなと思っていました。

エージェントを通して「転職」のイメージができるように

――転職をしようと考えられてから情報収集はどのようにされていましたか?

転職活動を始めてからは、HIGH-FIVE転職エージェントの大谷さんが求人をかき集めて紹介してくださっていたのでほとんどお任せしていました。

大谷さんは事業内容をとても詳しく、丁寧に説明してくださる方だったので、その説明から自分がその会社でキャリアアップしていけるかとか、どういう貢献ができるかとか、明確に想像できました。今まで別の会社で働く自分を想像できずにいたのですが、エージェントとのやり取りを通して、しっかり「転職」のイメージができるようになった気がします

――HIGH-FIVEにご依頼くださったきっかけは何でしたか?

初めは別の転職サービスに登録していたのですが、門前払い状態で……。登録する時に経歴や自己PRを登録するじゃないですか。でも自分は人に長所を話すことが苦手だったり、自分の売り方がまとまってなかったりして、うまく書けていなかったんですよね。

それで結構心折れちゃいまして。もう転職やめようかなというところまで、モチベーションが下がりました。

――初めての転職だと、そういったところを表現するのって難しいですよね。

そうなんです。でもそんな時にSNSHIGH-FIVEの広告を見つけ、クリエイター専門であることと、目新しさがあることに惹かれて登録してみました。

そしたら登録後すぐに大谷さんからお電話いただいて。「今後どうしようかな」と悩んでいたこともあって、電話口で早速ご相談させてもらったんです。そのスピード感や推進力が素晴らしいなと思ったのと、任せたくなるような、頼りになる印象を受けました。そんなこともあり、初めて転職エージェントを通して転職活動してみようと思いましたね。

転職の“先輩”のような転職エージェント

――実際に転職エージェントを利用してみていかがでしたか?

先ほどお話したように、自分の魅せ方についてまだよくわかっていなかったところがあったんです。例えば職務経歴でいうと、今までぱっと目に留まるような経歴だけを取捨選択して載せていたんですけど、何をしたかだけではなく、こなしてきた量もアピールになるからしっかり載せるべきというアドバイスを頂きました。

苦手だった自己PRの部分も、今まで仕事に対する姿勢みたいなものを中心に書いていたのですが、そういったソフト面と、映像制作に必要なスキルなどのハード面を分けて書くとアピールしやすいというアドバイスを頂きました。さらにヒアリングしていただいた内容を「じゃあこことここピックアップして話しましょう!」みたいなところまで、大谷さんが一緒に整理してくださって。

初めに一人で転職活動してた時と、HIGH-FIVEに登録した後の記載内容では、同じ人物でも全く違う見え方をしているなと感じました。実際その改善を行ってから、選考がポンポン進むようになったんです。

――他に印象に残った支援などはありますか?

印象に残った支援でいうと、「書類を提出する段階で推薦書かせてもらいます!」「企業側へ面接後にフォロー入れておきます!」と仰ってくださったことです。バックアップがあるという安心感がありましたし、そんなことまでやってくれるんだと本当に驚きました。

――転職エージェントならではのポイントですね!

そうですね!やっぱり大谷さんに対する企業からの信頼度みたいなものも、結構アドバンテージになっているんじゃないかなと感じていて。企業にコネクションがあるという話をされていたんですけど、ある程度実績がないとコネクションってつくれないよなと思って。大谷さんに担当いただけて、大船に乗った気分でしたね。

……あ、あと結構愚痴を聞いてくれました!(笑)

――愚痴ですか?(笑)

はい!サウナトークで盛り上がったこともあります(笑)。親身になってくれるというか……なんか転職の先輩!という感じで、硬い感じがなく、フランクに話せたのが本当によかったです。

企業の提供するコンテンツが企業の魅力に

――今の会社に入社を決められた理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?

企業研究の段階でその会社のサイトを見たときに、動画コンテンツが多く掲載されていて、そういうメディアを作っていくことの大切さというのをすごく理解している、その土壌がある会社だなと感じていたんです。「どういうものを動画で提供していったら反響が出るか」というような部分がしっかり考えられているな……と。

例えば「新卒採用チャンネル」みたいなものがあるのですが、その中に社内の方に突撃インタビューしてみました!という企画があったり、働くこと以外の分野に触れてライフワークバランスが取れています!みたいなことを発信する企画があったり。その伝え方がすごく良くて。誰かのYouTubeを見ているみたいな感覚で見られたのが面白いなあと思って、そういったところから印象が良くなったというのがあります。

――その会社のコンテンツを見て魅力に感じられたのですね!

はい!後はそのコンテンツを通して社員一人ひとりの人柄の良さが伺えました。なんというか、親しみやすさみたいなところを感じられて大きなプラスポイントになりましたね。

やっぱり入社後どういう人たちと働くんだろうとか、その人たちの中に自分が入れるかどうかといったような想像ができるので、とても参考になりました。

まとめると、企業の動画コンテンツと人柄に長けているといったような点が入社を決めた大きな理由ですかね。

――最後に、今後の夢や直近の目標があればお伺いしたいです。

現在(入社予定の)会社ではグラフィックの編集による動画がメインなんですが、自分の経験を活かしてもっと実写を生かしたコンテンツにも挑戦したいというのがまず第1にあります。

あとは……せっかく規模の大きい会社に入れたので、色んな部署の人とコラボレーションしながら仕事をして、楽しんでいきたいです!もっともっと映像という事業を大きくしていきたいなという気持ちがあるので、それを目標に頑張ります!

――新しい環境で沢山の挑戦ができそうですね!素敵なお話ありがとうございました!

担当エージェントからヒトコト

Oさんは前職で様々な経験を積まれており、20代とまだお若いにも関わらず、企画・演出・撮影・編集までこなせる幅広いスキルをお持ちでいらっしゃいました。非常に市場価値が高いと感じたのと、こちらの提案やアドバイスを柔軟に受け入れてくださるような素直なお人柄であり、ぜひご支援させていただきたいと思ったのを覚えています。

もともと広く事業会社を希望されていたのですが、Oさんの経験やスキルを鑑みてより活躍いただけそうなビジネス系の映像に携われる企業を紹介していました。

今回に限ったことではないのですが、Oさんへ企業をご紹介する際、「その事業を何のためにやっているのか、社員が何のために働いているのか」を詳しくお伝えしました。そこからどうしてその企業に関心を持ったのかを深堀し、Oさんの原体験と志望動機をリンクさせることで、Oさんの「行きたい!」という熱意に説得力を生み出せるようにサポートいたしました。

結果として企業から、スキル面はもちろん映像制作等に関する熱意を評価いただき無事内定を獲得されました。もともと想いの熱い方でしたが、しっかりと企業へ伝えられたこと、事前準備を入念に行われたOさんの努力があったからこそだと思っております。これからのご活躍、楽しみにしております!

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この転職をサポートした担当エージェント

転職エージェント大谷 航也
転職エージェント大谷 航也

転職エージェント:大谷 航也

理系の大学にて「ものづくり」を学ぶも挫折。自身は創る側でなく売る側の人間だと知る。卒業後は、製造小売大手企業へ新卒入社。店舗に配属され個人営業を1年経験後、2年目から人事部へ異動。採用担当者として、毎年100名以上の採用に携わる。
人事キャリアを活かしながら、自身では出来ない「ものづくり」を出来る方を支援したい思いからクリーク・アンド・リバー社へ転職。現在までIT/Web業界を担当しクリエイターのキャリア支援を行っている。

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