転職失敗?入社後に「ミスマッチだった」と後悔したときの対処法|Webデザイナー・クリエイター専門の転職エージェントHIGH-FIVE

公開日:2024/02/29

変更日:2024/09/25

こんにちは、HIGH-FIVE転職エージェントの近藤です。
今回は「転職に失敗したかもしれない」と思ったときにやって欲しいことをまとめました。

・入社したとたん、同じチームの人たちが次々に辞めてしまった
・入社前は平気だと思っていたことが、意外とつらいことに気づいてしまった
・そもそも事前に聞いていた内容と全然違う業務が振られている

など、充分納得して決めた転職であっても、実際に働き始めてみないとわからないこともあります。

もしかすると、この記事を読んでくださっている皆さんは今似たような状況にいるのかもしれませんね。
少しでも状況を好転させるヒントになれば幸いです。

\業界専門用語で会話OK!/

すでに転職に失敗したと思われているわけですから、すごくつらい状況で「いまにも逃げ出したい」くらいにまで思ってしまっている方もいると思います。

「こんなことわかってるし」「こんなこと考えられないぐらいしんどいんだ」という状況かもしれないのは理解した上で、だからこそ慎重になってもらいたくて、ちょっと億劫な話をしますね。

まず現状の整理をする

・前職を辞めた理由(何を叶えたくて辞めたのか
・現職に入社した決め手(何が魅力だと思ったのか
・現職で失敗したと感じている点(何に違和感を感じているのか

 +その違和感は、現職で解消に向けて動ける内容なのか

まずこの4つについて洗い出し、整理しましょう。

現職も、一度は魅力的だと思ったから入社したはずです。「魅力に感じていた点」と「現在の違和感」を照らし合わせた結果、このまま辞めずに違和感を解消してキャリアを伸ばしていく方法を探せそうであれば、それに越したことはありません。今の感情として「嫌だ」という気持ちはあっても構わないので、現実的に解消に向けて動けるかどうかだけを考えてみましょう。

すぐに状況が変わらなかったとしても、人事や上長などに思い切って相談することで、違和感を感じている事象の背景を教えてもらうことができれば「そういう理由なら理解ができるかも」と思えるかもしれません。またあなたが苦しんでいたことを知り、環境が変わるよう働きかけてくれる可能性もあります。

整理した内容をもとに相談する(自分以外の視点を入れる)

整理した内容を、社外の色々な人に相談してみましょう。友人、前職の先輩や上司でも良いですし、知り合いに言いづらいようであれば私たちのような転職エージェントでも構いません(いきなり転職させられるようなことはないので安心してください)。

ここで大切なのは、「自分以外の視点」を一歩引いた目線で持っておくことです。自分の考えが冷静でない可能性をつぶしておくことが目的なので、必ずしもアドバイスを取り入れる必要はありません。「いち意見として把握しておく」くらいのつもりで話を聞きましょう。

必要なアクションをイメージ~具体でアクションする

上記を経て客観的に状況を見ることができたら、実際に必要なアクションをイメージしていきましょう。現職で時間をかけて解決していく選択も、再度条件をしっかり整理して転職しなおす選択も、どちらも正解です。どちらが自分にとって良い未来になりそうかイメージし、アクションをとっていきましょう。

その際に留意してほしいポイントは下記です。

POINT1:在籍期間の短さは気にしすぎなくても良い

「短期(早期)離職は不利だから、そもそも転職という選択肢はとれないのではないか」と悩まれる方がいらっしゃいますが、求人企業が短期離職を気にするのは「自社でも同様のことが起こらないか心配だから」です。理由をきちんと説明できるのであれば、在籍期間を気にしすぎる必要はないと私は思っています。

転職エージェントを通す場合でも、在籍期間が短いというだけで(エージェント会社の方針にもよりますが)門前払いされるようなことはほぼないのではと思います。

POINT2:踏ん張ることが大切なタイミングもある

人のせいにしていないか」「何事もすぐに諦めていないか」という2点は常に振り返るようにしましょう。短期離職そのものは特に不利ではありませんが、何回も繰り返している場合は別です。「すぐにどうにかならないなら転職してしまおう」と短絡的に転職を繰り返していると、長期就業できないとみなされ採用されづらい職歴になってしまいます。

POINT3:転職する場合でも現職への働きかけは最大限やっておく

転職活動を再開する気持ちが固まっていたとしても、現職でできることは全てやっておきましょう。必ず面接で確認が入りますし、途中で状況が変われば転職せずに済むかもしれません。

<面接で確認される例>

・人が合わなかった
→どういう部分が/なぜ/どう合わなかったのか
・業務内容が聞いていたものと違った
→どのようなコミュニケーションで/どう説明を受けていたのか
→面接の時点では自分の希望をどう話していたのか
・違ったと判明した後の行動
→現職の誰に/どのように働きかけたのか
→自分自身は変わろうとしたか 等

できるだけ言語化して、スムーズに説明できるようにしておきましょう。

POINT4:「一緒に話を整理してくれる」転職エージェントを選ぶ

必須というわけではありませんが、もし本当に「転職に失敗した」と思っているのであれば、ぜひ一度転職エージェントにも相談してみて欲しいと思います。

短期離職もやむを得ないくらいつらい思いをしているということは、そこには必ず転職のコアとなる要素=本音が隠れているということです。本当の意味でマッチする求人と出会うには、その本音を見つけ出しておく必要があります。

自力でできれば問題ありませんが、誰かと壁打ちをすることでよりスムーズに見つけられたり、また自分では思ってもみなかった本音に気づけたりもします。その壁打ち相手が転職支援のプロならなおさらです。

初回の無料面談を複数社受けてみて、「その業務のどんなところがつらいと感じましたか?」「現職のこの人には相談できなさそうですか?」など、一緒に状況を整理しながら話を聞いてくれる(とあなたが感じられる)転職エージェントを選びましょう。

そういう転職エージェントであれば、面接でロジカルに伝えるのが難しいような感覚的な要素もあなたの本音からずれない形で上手く企業に伝える方法を一緒に考えてくれるはずです。

転職エージェントの選び方も解説!【転職サイトと転職エージェントの使い方】>>

まとめ

ミスマッチを防ぎ、心から納得のいく転職にするためには、今まで以上に現状の整理と情報収集が大切です。1人で抱え込まず、まずは動いてみることから始めてみましょう。つらい状況が1日でも早く解消することを願っています。

転職エージェント近藤 晋一郎
転職エージェント近藤 晋一郎

今回教えてくれた転職エージェント:近藤 晋一郎

大手デジタルエンタメ企業へ採用代行コンサルとして約7年間出向。現在はWeb領域専門転職エージェント。

この記事を書いた人

HIGH-FIVE編集部
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