【20代Webデザイナー】独学で身につけたデザインの知識。キャリアの最終目的地へ向けて事業会社へステップアップ
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公開日:2024/01/17
変更日:2024/04/08
転職者情報
Oさん(23歳)
前職 :
応募社数:
面接回数:
転職支援期間:
転職後の職種
目次
独学の環境から、Webデザインの修行ができる環境へ
――今回転職しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
1つはデザイナーとして修行したいと思ったからです。新卒で入社した前職(マーケティングコンサル会社)では自分が1人目のデザイナーだったので、社内にデザインのプロと言えるような先輩デザイナーがいない状態でした。なのでほとんど独学で、なんとか納品できるレベルまでは持っていっていたんですけど…
会社として「コンサルタントを増やしたい」という方針だったので、「デザインだけ」の人は採用しないんだろうなという雰囲気があったんです。今後のキャリアを考えると、一旦どこかでデザインの修行をしたいなという想いがありました。
――入社した時から1人目デザイナーだったのですか?
元々はデザイナーではなかったんです。大学3年生の6月に内定承諾して、インターンとしてクライアントワークをしていました。最初は動画編集ができたので、その会社でのYouTube動画を作ったりとか、Webサイトに載せる採用動画の編集などもやっていたんです。そういったものがスタートで、数ヶ月後にWebサイトのデザインの案件が来たので、そこからWebデザインもするようになったという流れでした。
――案件が来たことをきっかけにデザインの道へ進まれたのですね。
はい。もう1つは社内の事情になってしまうんですけど、前職が数年後に上場することを目標にしていたんです。それによって、納期がクライアントさんの希望ではなく、社内の請求ベースになってきてしまったところなどに違和感を感じ始めた、というのも転職を考えた理由のひとつです。
転職エージェントは「デザインに特化していること」が条件
――転職を考え始めた時に情報収集はどのようにされましたか?
企業探しは「クリエイティブ重視」でやっていたので、デザイン参考サイトなどで「その企業がどんなアウトプットをしているか」という視点で、制作物を見て会社を探していました。なので初めは制作会社の求人を多く見ていたかなと思います。
――転職エージェントを利用されるのは初めてでしたか?
はい。実は以前に一度、個人で転職活動をして内定まで頂いていたことがあったんです。ですが途中急に連絡がとれなくなってしまったという経験があって。それで、今回の転職を前職の上司に相談したところ、「転職エージェントを通した方が企業とのコミュニケーションを任せられるから安心」というようなアドバイスをもらって再スタートした、みたいな感じですね。
今回は直接応募と転職エージェントで半々くらいで進めていこうと考えていました。
――どんな転職エージェントを探されていましたか?
正直かなりの数があったので、しっかり比較検討したわけではないのですが…一応スカウト媒体には登録して、スカウトが来たものから面談を受けてみていました。エージェントによっては、2、30件求人を送ってくるだけの会社もあり、大量に求人が送られてきたらすぐに切っていっていましたね。
自分的にはデザイン業界をよく知っているか、デザイナーの支援実績があるかみたいなところはかなり重視はしていました。
――なぜHIGH-FIVEに応募くださったのですか?
HIGH-FIVEはYouTubeやInstagramで広告を見て登録しました。今思い返すと、他のエージェントと比べて、デザインやクリエイティブ系の訴求が強かった印象があります。
他にもデザインに強いと言われる転職エージェントに同時期くらいに応募したのですが、HIGH-FIVEは応募したらすぐ連絡くださって。そのスピード感に信頼を感じました。自分自身クライアントワークをしていたこともあり、「資料ダウンロードの通知来たら、すぐ電話をかける」というのはこんなにも効果的なんだなと、実感しましたね(笑)なので同じ「デザインに強い」でも、HIGH-FIVEでお願いしようと決めました。
――実際に転職エージェントを利用されてみていかがでしたか?
担当の大谷さんはとにかく返信スピードが早くて、とてもやりやすかったです。あとは履歴書や職務経歴書などの書類に関するフィードバックも、他社さんと比較するとかなり細かくいただけたので、本当に助かったなという印象です。
元々就活をしっかりやっていたわけではなかったので、基本的な履歴書の書き方や今までの面接例など、自分にない知識を丁寧に教えていただけてとても感謝しています。
――大谷との何か印象的なエピソードはありますか?
最初自分では制作会社寄りで企業を探していたんですけど、そんな中で大谷さんが今回入社することになった事業会社を紹介してくださったんです。自分が持ってなかった新しい視点から企業を選んでいただくことができたので、とても感謝しているところですね。
キャリアの最終目的地を見据えて事業会社へ転職
――もともと制作会社でお考えだった中で、最終的に事業会社を選んだ理由をお聞かせいただけますか?
自分のキャリアの最終着地を「ビジネスサイドに入ること」と考えていて、いずれ事業開発からの最初のデザインシステム、ビジュアル以外のデザイン…例えば組織のデザインなどに関わりたいなと思っています。
始めは制作会社でもう少しデザインの修行を積んでからと考えていたのですが、制作会社だと経験できるデザインの質は高くなっても、今より制作スピードが落ちてしまうのかなというところと、次のキャリアが「自分のデザイン事務所を作る」などの方向になってしまうイメージだったので、それは違うなと思うところがあって。そんな中、大谷さんに事業会社を紹介いただき、自分の意向とマッチした企業だったのでここに決めました。
…あとめっちゃシンプルなこと言うと、オフィスが綺麗なのもこの会社に決めた理由の一つですね(笑)在宅より出社したいタイプなので、働く環境はすごく大切です。
――現在の夢や目標はありますか?
前職の会社を辞める時に、「事業会社に入るなら役職をちゃんと取る」というところを重視した方がいいなと思っていたんです。普通の制作会社のマネージャーと、事業会社のデザイン部署のマネージャーでは市場価値が変わってくると思うので、せっかく入ったのなら、「役職を取りに行く」というところも意識していこうかなと考えていますね。
最初にお話したデザインの修行で言うと、美大卒のデザイナーの方やデザインのプロの方が多い中だと思うので、色んな事が学べるのではないかとすごく楽しみにしています。
…なんていうんですかね、美大出身の人たちの中では当たり前になっているようなデザイン基礎やデザインのルールみたいなものとか、自分が独学だったからこそ、そういったところはどんどん吸収していきたいなと思っています。
――それが叶うような環境に出会われて本当に良かったです!これからの活躍が楽しみです!
若手のうちに役職についた方が、入社2、3年後の自分の市場価値は高いんじゃないかなと思っていて。それを自分キャリアの強みにしていきたいと思っています。在籍しているデザイナーが多く、結構大きな組織ですが、役職とれるように頑張ります!
――応援しています!良いお話ありがとうございました。
担当エージェントからヒトコト
Oさんは転職の条件に「デザイナーとしての成長環境」というのを明確にお持ちでした。初めは制作会社に入ることで様々なテイストのデザインを経験し、デザインの幅を広げたい、経験を積んで成長していきたいと思われていたようです。
ですがお話を伺ううちに、「独立志向」というよりは「会社員としてのデザイナーの市場価値を上げてキャリアを築いていきたい」という想いをお持ちだと気付きました。そこからOさんには、事業会社でより深くサービスに関わる経験や、0→1の経験が必要なのではないかと思ったんです。
そこで先輩デザイナーが多いこと、携われる事業が多いこと、若手にチャンスを与えてもらえる環境があることなど、Oさんのマインド面にマッチすると感じた今回の事業会社を提案いたしました。
…実はその会社のデザインマネージャーが、過去に転職のご支援をさせていただいた方であり、密なコミュニケーションをとることができていたんです。それによって会社の内情について良く理解していたので、今回Oさんに自信を持ってお勧めすることができました!
初めてOさんのポートフォリオを拝見した際に、取捨選択された情報設計とビジュアルの綺麗さに驚いたことを今でも覚えています。Oさんならばどんな環境でもご活躍いただけるはずです。これからも応援しております!
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