【30代3DCGデザイナー/CGディレクター】大手ゲームパブリッシャーへ転職成功!
公開日:2020/09/18
変更日:2023/07/05
転職者情報
Yさん(37歳)
前職 :
応募社数:
面接回数:
転職支援期間:
転職後の職種
目次
37歳3DCGデザイナー、スムーズにゲーム企業へ転職できるか不安
今回ご支援させていただいたYさんは、国立大学工学部卒業後にCGクリエイター専門学校Maya専攻で学び、映像企業→パチスロ・ゲームの3DCG全般とマネジメントを経験→社内制作チームの立ち上げ期にCGディレクターを担当されていたベテラン3DCGデザイナーの方でした。
現職では短期的な受託開発だけしかできないこともあり、長期に渡ってゲーム開発にデザイナーとして携わりたいという希望で大手パブリッシャー企業を目指して転職活動に臨まれていました。初回面談時にご本人が感じていた課題・不安は下記の通りです。
【本人が感じていた課題・不安】
①年収を維持しながら3Dデザイナーとして就職できるか不安
②直近ではディレクション業務を担当していた為、開発メンバーとして迎え入れてもらえるかどうか不安
③スムーズにゲーム会社へ就職できるか不安
全ての面接でお見送りとなってしまい・・・自身のアピールポイントを自覚できずに面接に臨んでいた
支援させていただく中で3つの課題が浮き彫りとなりました。
①面接における訴求力、伝達力が弱かった
②キャリアビジョンが曖昧で不明瞭だった
③自身のアピールポイントを自覚できずに面接に臨んでいた
Yさんは初回面談では明朗に話される方でした。その為、「3DCGディレクション経験もあって、コミュニケーションがスムーズで面接でも力を発揮しそうだな」という第一印象でした。 しかし、初めに応募を進めた4社の中から3社で1次面接になったものの、全てが面接でお見送りとなってしまい、第一印象とは全く反対の結果となり、上記の課題があることに気づきました。
初回面談はクリエイターの方を正しく理解する時間です。とにかく聞くことに徹して、最後に擦り合わせをするようにしていますので、その時点で転職活動における課題が100%分かる訳ではありません。 共に活動を進めていき、選考結果を受けて課題が明確になっていきます。
この「課題が明確になる」というのは転職エージェントを使うメリットと言えると思います。当社は「選考結果と理由をしっかり伝える」ことは当たり前のこととして徹底されています。
もちろん、市場情報の提供や面接対策といったテクニック面のサポートも一貫して行っていますが、それ以前に「何が課題となっているか」認識することが重要となります。
一人で活動をしていると企業からは基本的に「合格かお見送りか」の結果しか教えてもらえません。その為、何が評価されたのか?どんな懸念点があってお見送りだったのか?を知れずに次に進むことになるので手探りで改善をしていかなくてはいけません。転職エージェントを通すと「評価点・懸念点」を材料に改善を行えます。
また、自力で活動をしていると、孤独に感じると思います。求人企業とマッチしなかった場合、原因が掴みづらいので結果を受けて一喜一憂しやすくなるでしょう。カルチャーマッチしなかった等の「組織との相性」といった面もある為、必ずしもお見送りだった事実からマイナスに解釈する必要はないんです。
しかし、そもそも理由が分からないとなると仮説で進むしかありません。これが「自分には価値がないのだろうか」といった思い込みを生み出し、転職活動が苦しい時間になっていきます。 そのことを理解しているので、何よりも私自身が意識していることは「次に進めるように背中を押してあげること」です。これこそが転職エージェントを利用する本当のメリットと思い支援をしています。
まずは自信を持って転職活動に臨み、ベストの結果を掴んでほしい
Yさんは面談時に「面接に自信がない」という不安を吐露されていました。 ポートフォリオやご経験は豊富だったので、まずは自信を持って活動に臨み、ベストの結果を掴んでほしいと思いました。その為、初めに「第二志望の企業」から受けていきましょうと提案をしました。そして、面接になった場合は「面接対策の事前面談」を必ず実施させていただき、とにかく面接に慣れる機会を作りました。
その結果、第二志望の求人企業の中から内定を獲得されました。その企業にも魅力を感じられていましたが、辞退して本命の品川区にある大手パブリッシャー企業を進める方針で相談して決まりました。 第一志望の企業数社を進めていく過程でも、何度も事前面談を行い、Yさんが課題を克服できる時間を作りました。 その結果、さらに3社から内定を獲得し、その中から本命の大手パブリッシャー企業へ正社員としてご転職されました。
エージェントからヒトコト
実は、とても印象に残ってる言葉があるんです。 「おかげさまで希望が叶い、全てが良い経験になりました。」 この言葉をいただき、エージェントとしての介在価値が発揮できたんだなと振り返って思います。転職活動は、時には自己否定も必要なシーンがあり、辛い経験をする方は少なくありません。 だからこそ、そういった感情面のサポートにも引き続き努めていきたいと思います。 結果的に「全て良い経験になった」という言葉には、私も救われました。
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