29歳デザイナーの転職体験談|30歳を前に選んだ転職。「成長」と「家族の時間」どちらも大切にできる働き方
タグ
公開日:2025/11/06
変更日:2025/11/06

転職者情報


Hさん(29歳)
前職 :
応募社数:
面接回数:
転職支援期間:

転職後の職種
社内体制の変化とキャリアの先行きに不安を感じたHさんは、デザイナーとしての成長と家族との時間を両立できる環境を求めて転職を決意。スカウトサービスを活用し、自身の市場価値を客観的に確認しながら転職エージェントと二人三脚で企業選びを進めました。
丁寧な傾聴と提案により、自分に合った働き方やチーム環境を見極め、納得感のある選択を実現。デザイナーとしての専門性を深めつつ、多様なスキル・価値観が交わる環境でさらなる成長を目指す、リアルな転職体験談です。
「デザイナーとして成長しながら、家族との時間も大切にしたい」「柔軟な働き方ができる企業に転職したい」という方におすすめの事例となっています。
目次
「成長」と「家族との時間」のために転職活動へ
――今回、転職を考えたきっかけを教えてください。
転職を本格的に考え始めたきっかけは、社内体制の変化でした。社内の仕組みが大きく変わり、自分の仕事にも影響を及ぼす可能性が出てきてしまったんです。
とはいえ、その前から漠然とした迷いはあって。もうすぐ30歳を迎えるというタイミングだったこともあり、「このスピード感で成長し続けられるのか」「今の会社でキャリアを積み上げていけるのか」といった不安が少しずつ積もっていたんだと思います。そんなときに社内体制の変化が重なって、決意が後押しされた形になりました。
――30歳を前に、キャリアを見直そうと思われたのですね。
はい。あとはもう一つ、母が長く病気を患っており、家族との時間を柔軟に取れる働き方を実現したいという想いもありました。「会社との信頼関係があってこそ柔軟に対応してもらえる」ということは理解しつつ、それ以前に、理解してもらえそうな姿勢があるか、カルチャーがあるかという点を意識しながら、企業選びをしようと決めていました。
――具体的に「こんな企業で働きたい!」というイメージはありましたか?
ポジティブな空気があって、マルチに活躍している人が多いチーム……たとえば、プランナー兼ディレクターだったり、アニメエディターとデザイナーを兼ねていたり、いろんな職種の人たちと価値観を交差させながら働ける環境に魅力を感じていました。
前職では基本的にデザイナー職の方が多く、自分からチームをくったり外部の人を巻き込んだりしないと、そういったコラボレーションが生まれづらい環境だったんです。だからこそ、多様なスキル・価値観が混ざり合って、そこから面白いものが生まれるようなチームに身を置いてみたいと思っていました。
スカウトサービスで市場価値を知る
――転職を考え始めてから、どのように情報収集をされましたか?
ある程度は事前に知っている企業の中から選びたい気持ちもありましたが、それだけに絞ると視野が狭くなると思っていたので、転職エージェントさんからも情報をいただいていました。自分自身の視点と、第三者であるエージェントの視点、その両方から企業を見ていたという感じです。
――転職エージェントの利用は、もともと選択肢として考えていたのですか?
実は最初はあまり考えていませんでした。でも、周囲の友人から「いそがしい人ほど転職エージェントを使った方がいい」と勧められて。自分の代わりにやり取りを進めてくれるのは、今の働き方に合っているなと感じて、途中から取り入れたんです。
エージェントサービスにもいくつか種類がありますが、友人が「自分の市場価値を知るため」にスカウトサービスに登録していて。クリエイティブ職はそういったところが曖昧になりがちなので、「客観的に見た市場価値が知りたい」という気持ちから、自分も登録してみました。
――弊社を利用してくださったきっかけは、スカウトサービスを通して?
はい、大谷さん(HIGH-FIVE転職エージェント)からスカウトをいただいたことがきっかけです。サービスを使い始めたばかりのタイミングで連絡をいただいたので、「早く動き出したい」と思っていた自分にはちょうどよく、すぐにご連絡を返しました。
「傾聴力」と「提案力」が導いた最適な選択肢
――実際に弊社の転職サービスを利用されて、良かったと感じられたポイントを教えてください。
大谷さんの「傾聴力」と「提案力」ですね。いろんな企業を見ているとあれもこれも良さそうに思えてきて、最初に大切にしていた軸が後回しになってしまうことがあるんです。そんなときに、大谷さんは丁寧に話を聞いてくださりながら、“本当に大事にしたいこと”を引き戻してくれて。「働きたい環境」と「やりたいこと」のバランスが取れた最適な選択肢を提案してくださいました。
他社のエージェントだと、少し強引な提案や「なんとなく持ってきました」と感じるような提案もあって。信頼関係が築きづらくて離れていってしまうところもありましたね。
――担当エージェントとの印象的なエピソードはありますか?
今回は自己応募の企業への入社を決めましたが、現職と並行しての転職活動だったので、色々な準備を進めてくださったり、自分一人じゃ知り得ない情報をくださったり、大谷さんにはとても感謝しています。
2社から内定を貰い、どちらに入社するかは本当にギリギリまで悩んで。その際、大谷さんが「大切にしたいこと」を一緒に振り返ってくださったり、「家族との時間」や「働き方」など、具体的な条件についても丁寧にすり合わせる時間をとってくれました。
不安な部分に関しては、企業の採用担当者と直接話す機会を設けていただけたので、クリアな状態で決断でき、後悔なく転職活動を終えることができたと思っています。
デザイナーとしての自分を強くするために
――今の企業に入社を決めた理由を教えてください。
現職の最終的な決め手になったのは、「どんな人たちと、どんな環境で働きたいか」という点でした。もちろん双方共に素敵な方ばかりだったのですが、より一人ひとりのパーソナリティが際立っていて、人として魅力的な方が多いなという印象を持ちました。
また最終面接で、「今こんな不安があって、それを理解してもらえないと入社後にお互いミスマッチになってしまうかもしれない」といった本音も率直にお伝えしたところ、後日クリエイティブ部統括の方から動画メッセージをいただきまして。本当に心を動かされました。
トータルで考えたときに、「企業も、仕事も、そして働く自分自身のことも好きで居続けられる環境」だと思い入社を決めました。
――次の企業での夢や目標を教えてください。
自分の軸足はあくまでデザイナーなので、その軸をどんどん太くしていきたいという想いがあります。プランナーやコピーライターといった周辺領域のスキルももちろん大事なんですが、それはすべて「デザイナーとしての自分を強くするため」にある、という考え方は今も変わっていません。
これからも軸をぶらさず、デザインの幅や深さを広げていけるような働き方をしていきたいです。
――素敵なお話をありがとうございました!
今回の転職支援のポイント

Hさんは現職がお忙しく、日中はほとんどご連絡が難しい状況でした。そのため朝早くや夜遅くにやり取りを重ね、ご負担なく活動を進められるようサポートを工夫しました。特に力を入れたのは面接対策。資料を見ながら「こんな質問が来たらどう答えるか」を一緒に整理し、言語化をサポートしました。面接フェーズごとに準備を重ねた結果、企業から高い評価を受けて内定を獲得されました。
今後はお忙しい環境の中でも、ご自身のやりたいことやご家族との時間を大切にしながら、健康に気をつけてご活躍いただきたいと思っています!
よくある質問
Q1. 「20代のうちにデザインでどんな経験を積むべきですか?」
A. 20代では、まず企画立案からデザイン制作までの一連の流れを経験することが大切です。クライアントの課題を理解し、アイデアを形にして提案するスキルや、広告効果を考慮したデザイン判断力を身につけることで、将来のキャリアの幅が広がります。また、チームやクライアントとのコミュニケーション経験も、20代で積んでおくと転職時に強みになります。
Q2. 「ポートフォリオには何を載せると評価されますか?」
A. 単に完成した広告物を載せるだけでなく、企画意図・ターゲット設定・制作プロセス・成果や改善点までを示すと評価されやすいです。特に20代は「デザイン力」だけでなく「考え方・発想力・プロジェクトでの役割」が見えることが重要です。自分がどの部分を担当し、どのように成果に貢献したかを明確に伝えることで、成長ポテンシャルもアピールできます。
その他の転職体験談はこちら
この転職をサポートした担当エージェント

関連求人

クリエイティブ業界に精通した転職エージェントが、一人ひとりの転職活動をきめ細かくフォロー。
ご登録いただくことで、あなたの強みを引き出し、企業との本質的なマッチングを叶えます。























