【20代制作進行】スムーズな転職活動を叶えた「エンタメ業界特有の話が共通言語でできる転職エージェント」との出会い
タグ
公開日:2023/11/27
変更日:2024/09/12
転職者情報
Oさん(29歳)
前職 :
応募社数:
面接回数:
転職支援期間:
転職後の職種
目次
自分の価値を正しく評価してもらえる環境を目指して
――転職しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
以前から「転職しようかな」という想いはずっとあったんです。
私は新卒での就職時に、やりたいことを叶えるというよりも、「奨学金を返済するため」というのが目的の第一優先事項としてありました。でも働き始めて3年目くらいで返済の目途が立ち、それが達成できると思った時に、「これから先このままでいいんだろうか? 」と自分の状況を考えるようになりまして。
ご存知かもしれませんが、アニメ業界はかなり激務なんです。その激務をこの後もずっと続けていくのかな…と、そんなぼんやりしたところから転職を考え始めました。
――ぼんやり考えられていた中、今回実際に転職活動に踏み切られた理由は何だったのでしょうか?
制作進行として6年キャリアを積んだのですが、他にベテランの制作進行がいない状態だったので、ずっと現場から手を離すことができなかったんです。私が昇進することで、ベテランがいなくなってしまうので、そのまま制作進行として頑張って欲しいと会社から言われてしまって。そういった人事的な理由で、昇進するのは当分難しいだろうなと感じていました。
でも同期の中には位が上がっているような子も出始めている歳だったので、以前は「私が未熟だから」と思って自分を納得させた部分が、「正しく評価してもらえていない」「激務の中、このまま会社に飼い殺されてしまうかもしれない」といよいよ限界点に来てしまいました。そうなんとなく引っかかっていたことが確信に変わったので、転職を決意したんです。
――なるほど。「正しく評価されていない」と感じられてしまったのですね。
自分で自分の評価がどのぐらいなのかって、なかなか実感できないじゃないですか。自分の実力がわからないので、今の自分の立ち位置がまあ妥当なものなんだろうなと思っていたんですよ。
でも5年目ぐらいに、ほかの会社から声をかけられたり、周りから評価してもらうことが多くなって。自分に実力がついてきたのかなと何となく自分の価値を客観視できるようになってきたんです。
そんな時に今の会社では上にいけないし、やりたい仕事をやらせてもらえないというところで、私が変わってもこの現状は変わらないのであれば、もう出て行くしかないな、と思ってしまいました。
「 “製”作と “制”作の話」が分かる転職エージェント
――転職活動はどのように進められていったのですか?
初めは興味のある会社や名指しで行きたい会社がいくつかあったので、自分でその会社のWebサイトを探して、採用情報がないかチェックして応募していました。
あとは求人検索サイトをいくつか使っていたのですが、「エンタメ業界」と絞ってしまっていたので、自分の希望に当てはまる求人が中々なかったんです。そこで母数をもっと増やさないとダメだなと思って、応募数をどんどん増やしました。すると今度は自分1人で管理することができなくなってきてしまって。
2週間後にはもう転職エージェントに頼もうかな、と考えていましたね(笑)その後、とりあえず大手エージェント会社さんに登録しました。
――HIGH-FIVEにはどのように出会ったのですか?
スカウト媒体を通して、HIGH-FIVEの転職エージェントさんからスカウトを頂いたんです。なんとなく登録していただけだったので、お願いするつもりではなかったんですが…メールのタイトルに「エンタメ業界に強みがあるエージェント」と書かれていて惹かれました。
初めに登録した転職エージェントさんだと、たまに話が通じないことがあったんです。何というか、エンタメ業界特有の慣習みたいなものってなかなか伝わりづらいので、それがツーカーで伝わるエージェントさんだったらいいなあと思って、面談をお願いしました。
――実際に利用してみていかがでしたか?
本当に忖度なしで悪い点はありません!結果、別エージェント経由で内定いただいた会社さんに決めてしまったので、むしろ申し訳ないくらい本当に良くしていただきました。
何と言ってもエンタメ業界の特性をよくご存じだったというのが私としてはすごくやりやすかったです。
最初の面談時に、「衣付きの“製”作と、衣が付いてない“制”作の話」をするのに、他のエージェントさんだと説明するのにとても苦労したんですよ。でも川原さん(HIGH-FIVE転職エージェント)はツーカーですぐに理解いただけて。そのニュアンス的な希望や、仕事内容・興味のある分野などを説明するのにも、ダイレクトに伝わっている感じがあって感動してしまいました。
それに出していただいた求人が私にとってどれもすごく魅力のある求人だったんです。他のエージェントさんは「数打ちゃ当たる」という感じで、正直あまり興味ないところもあったのですが、ピンポイントで、丁寧に、本当に興味がある会社さんの求人を沢山出していただいたので、すごく良い点だったなと思っています。もっとはやくから出会えていれば良かったですね。
――Oさんの希望業界に詳しかったこと、希望を汲んだ求人選びに感動してくださったのですね!
面接を一度にいくつか受けていると、企業研究の時間がどうしてもとれない会社が出てきてしまって、面接対策をしないまま選考が進んでしまうこともあったんですよね。それが100%興味がある会社でなかったときに、「本当にこの会社でいいのかな?」みたいな不安や迷いが出てきますし、何社も書類に落ちることでメンタル的に焦る要素になるので。
HIGH-FIVEさんはそういったストレスや負担がないという意味で、量より質を高めているというのはすごくいいことだなと思いました。
特に今回は「働き方を変えるための転職」でもあり、自分の希望条件に叶う求人であることを重視して転職活動をしていました。そういう私みたいな人間は、「数がいくらあっても条件に合うものが1個しかないんだったら、その1個しか見たくない」と思うんですよね。
感情は置いて、条件面で比較ができた良い転職
――今の会社に入社を決められた理由は何ですか?
自分の感情は置いておいて、今回大切にしていた条件面だけで比べたんです。そこに感情が入ってしまうと「転職活動を早く終わらせたいな」の気持ちが強くなってしまうんだろうなと思ったんですよね。それで希望の条件が叶っている数が多い方が今内定を頂いた会社さんだったんです。
あとは面接を受けているときから、「多分この会社に行くんだろうな」ってなんとなく感じていたところもあって。究極言ってしまうとそういったフィーリングの部分も大きいんですけど、じっくり条件面で比較することもできたので、自分にとっては良い転職だったと思います。
――「環境を変える」というのは叶えられそうですか?
面接時に、面接官の方から、「土日勤務であったり、終電までの勤務であったり、始発から出なきゃいけなかったりということはありません」としっかりお話いただけたんです。
アニメ業界に理解ある会社でもあったので、多分すべてを分かった上で事前にお話くださったんですよね。他にも求人情報上で気になったことなどは、細かく説明をしてくださって。そういった部分がすごく信頼できるなと感じましたので、そこは改善されたんじゃないかなと思っています。
…でもまた何かあれば頼らせていただきます!
――もちろんです!良いお話ありがとうございました。
担当エージェントよりヒトコト
Oさんはアニメ業界で制作進行をされていたのですが、在籍されていた会社では離職率が高い中、本当に好きじゃないとできないような大変な仕事を6年間も続けていらっしゃいました。新人育成をしてもすぐに辞めてしまう環境であったため、Oさん自身現場から手が離せずに本当にやりたいことができない状況だったようです。
そのようなことから、制作進行だけではなく、ビジネス側の仕事をしたいというのが転職時のご希望でした。
制作進行のみのご経験でビジネス側の実務が未経験ということでしたが、アニメ・エンタメが好きという気持ちが大きく、様々なご経験を照らし合わせて、素養はあるのではないかと思い、新しいチェレンジのお手伝いをさせていただきました。
私からご紹介できなかったのは大変申し訳ない気持ちだったのですが、内定された会社の条件を一緒に整理した時に、Oさんの求められていた「ビジネス職に未経験で挑戦できること」をはじめ、希望に叶う部分が多かったので、この会社ならばご活躍できるのではないかというお話をいたしました。ご自身の希望に叶う会社に出会われて、私も大変嬉しく思っております。
今回は私自身エンタメ系に詳しかったこともあり、Oさんとスムーズなやり取りをすることができました。共通言語でお話しできることはもちろん、業界についても熟知しておりますので、そのようなことで悩まれている方がいらっしゃいましたらぜひご相談ください!
その他の転職体験ノート
【30代動画制作ディレクター】「1次面接から決めていた」本質的マッチングのきっかけはクリエイター専門の転職エージェント
【30代Webディレクター】スキルアップ&働き方の希望も叶えるマッチング
この転職をサポートした担当エージェント
転職エージェント:川原 祥平
関連求人
クリエイティブ業界に精通した転職エージェントが、一人ひとりの転職活動をきめ細かくフォロー。
ご登録いただくことで、あなたの強みを引き出し、企業との本質的なマッチングを叶えます。