転職サイトと転職エージェントは併用が基本?最適な使い分け方を解説|Webデザイナー・クリエイター専門の転職エージェントHIGH-FIVE
公開日:2023/02/13
変更日:2024/09/19
CMや広告でよく目にする「転職エージェント」という言葉。
なんとなく仕事を紹介してくれるサービスであろうことは予想がつくものの、「別に仕事探しは転職サイトでもできるしな~」なんて思ったことありませんか? 編集部はあります。
そこで今回は、「転職サイト(求人サイト)と転職エージェント、それぞれどう使うの?」という疑問についてお届けします!
\業界専門用語で会話OK!/
目次
転職エージェントと転職サイトの違い
こんにちは、HIGH-FIVE転職エージェントの渡辺です。
転職エージェントを利用するメリットについては、以前の記事で解説しました。今回は転職サイト(求人サイト)と合わせた使い方について解説します。
まず初めに転職エージェントと転職サイトの違いについてですが、両者には自分で求人情報を探す「転職サイト」、転職支援のプロフェッショナルがマンツーマンで求職者一人ひとりに合わせた求人情報を無料でご紹介するサービス「転職エージェント」という違いがあります。HIGH-FIVEでは登録をすると一人ひとりに担当の転職エージェントが付き、ご入社されるまでさまざまなサポートをいたします。
転職サイトか転職エージェント、どちらを利用されるかはご自身の転職活動のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
▼「転職エージェントの使い方」シリーズ記事はこちら
転職エージェントを利用する本当のメリットとは
転職エージェントが教える”転職お悩みあるある”Q&A
パターン別・転職サイトと転職エージェントの使い分け方
続いて両者の使い分けについてですが、個人的には転職サイトと転職エージェントの使いどころはきれいに分かれるものではなく、時と場合によると思っています。場合分けしながら見ていきましょう。
■転職エージェントは転職はしたいが現時点で具体的なことは決まっていない方
特に行きたい企業が決まっていないのであれば、さまざまな可能性からより良い選択肢を比較検討したいところ。この場合、転職エージェントを使った方が良い可能性が高いです。
その理由は4つ挙げられます。
1:自分が知らない、自分に合いそうな企業に出会える
2:窓口を集約できる
3:選考スピードをコントロールしてくれる
4:日程調整もお任せ
1はそのままの意味ですね。toBビジネスやスタートアップ等、一般知名度は高くないけれども業績が良い、隠れた超優良企業にも出会うことができます。
2~4に関しては、さまざまな可能性を検討するにあたりたくさんの会社と直接やり取りするのは地味に手間です。現職の仕事が忙しい人は特に、応募のやりとりや日程調整を転職エージェントにまとめて委託できるのは便利だと思います。
また選考が複数社で進み始めたとき、内定が出るスピードが異なると最初に内定が出た企業の受諾期限に残りの選考が間に合わないケースも出てきます。このあたりも転職エージェントはプロですので、なるべく内定が出るタイミングが揃うよう、面接を受ける順番や日時などをうまく調整してくれます。
■転職サイトは行きたい企業が明確に決まっている方
行きたい企業が明確に決まっている場合は、転職サイトで検索して自分で応募しても良いと思います。
転職エージェントに相談したとしてその企業の求人を持っているとは限りませんし、一切転職エージェントを通さず、自社の採用ページや転職サイト経由のみで採用をしている会社もあるからです。
ただ、なるべく内定の可能性を上げたいということであれば、受けられるサポートのメリットを考えると一度転職エージェントの話をきいてから判断しても損はないかと思いますね。無料ですし(笑)。
良い転職エージェントであれば、もしその求人を持っていなくても「この領域なら、あのエージェントサービスに聞いてみては?」と教えてくれることもありますよ。
複数の転職サイト・転職エージェントを併用する場合の注意点
先述の日程調整・選考コントロールのメリットがなくなるため、たくさんの転職エージェントを同時並行で利用するのはあまりおすすめしません。
メインで使う転職エージェントを決めたら、そのエージェントが持っていない求人を転職サイトで検索して直接応募したり、他社エージェントを1社程度サブ的に使って応募すると良いでしょう。
どの転職エージェントをメインにするかは、初回の無料面談だけ気になるところを複数ざっと受けて、自分をよく理解してくれていると感じる(納得いく回答をくれる)・対応が丁寧・スピードが早いなど自分にとって相性が良さそうなところに絞ると良いでしょう。
実際に利用する転職サイト・転職エージェントの選び方
転職サイトの選び方は、掲載数が多い・希望職種の求人が多いなど、自分が使いやすいと思うものでOKです。気になるワードで色々検索して見てみましょう。
問題は転職エージェントの選び方です。TVCMで見るような大手エージェント、業界特化の専門エージェントなどたくさんのサービスがあり、またその中でも担当エージェントによってかなり使用感が分かれるからです。
転職エージェントが希望にあった求人を紹介してくれるのは当たり前。そのうえで、年収や職種、残業時間だけではない「背景」を語れる転職エージェントかどうかを基準に選びましょう。
<例>
「求人票には載っていませんがこの企業は●●の分野に力をいれており、あなたの経験や志向に合うと思いました」
検索できる項目「以外」の内容で合う・合わないを説明してくれるところは、良い転職エージェントと考えてよいでしょう。
もちろん、人によっては年収や残業時間などの条件さえ叶えば良いという方もいます。
それでも、転職エージェントから提案された求人に
・そのエージェントなりの提案根拠、理由があるか
・自分の伝えた要望が加味されているか
・難易度が高い場合、正直な所感を伝えてくれるか
は必ずチェックしましょう。
希望の条件を満たしているからといって安易に提案をするのではなく、マイナス面も含め正直に情報を共有し、伴走してくれるかどうかがカギです。
<例>
「この企業は正直なところ、今のスキルでは難しいと思います。もしここに行きたいのなら、今の会社でもう少し経験を積んでからチャレンジした方が良いと思います」
できるだけチャンスをつかみやすくするために、転職サイトと転職エージェントを上手く併用すると良いですね。
転職サイトと転職エージェントを併用するときによくある質問
Q1:複数の転職エージェントを同時に利用しても良いですか?
もちろんです。複数の転職エージェントを同時に利用することは、より多くの求人情報にアクセスし、幅広いアドバイスを得るために有効な方法です。しかしあまりにも増やしすぎてしまうと、情報の管理やエージェントとのコミュニケーションが負担になってしまう可能性がありますので、バランスを取りながら進めていくのが良いかもしれません。
Q2:転職エージェントとの面談は何回までできますか?
特に回数に制限はございません。心から納得のいく企業に出会っていただけるまで、しっかりサポートさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。
今回教えてくれた転職エージェント:渡辺 和宏
この記事を書いた人
HIGH-FIVE編集部
クリエイティブ業界に精通した転職エージェントが、一人ひとりの転職活動をきめ細かくフォロー。
ご登録いただくことで、あなたの強みを引き出し、企業との本質的なマッチングを叶えます。