ホームぺージ制作はあくまで「デジタルデビューの入口」。ユーティルが挑む「AI BPO」、中小企業支援の新しい形とは
公開日:2025/07/10
変更日:2025/07/09

\株式会社ユ―ティル担当のエージェントが書類&面接対策を担当◎/
「日本中の中小企業のポテンシャルを解放する」をビジョンに掲げ、社会課題でもある中小企業のデジタル化支援に取り組む株式会社ユーティル。第二創業期を迎え、より深く中小企業に入り込むべく、新規事業としてAI BPOサービスをスタートさせました。
その一環である「ホームページできるくん」は、高品質なホームページを低価格で依頼可能なことから多くの企業より問い合わせが相次いでおり、さらなるニーズに応えるためWebディレクターの積極採用を強化しています。
そこで今回は、そんなユーティルが目指す未来や理想のWebディレクター像について、できるくん事業部 制作チームの清宮さん、マネージャー後藤さんに詳しいお話を伺いました。
■PROFILE(敬称略)
株式会社ユーティル できるくん事業部 制作チーム マネージャー後藤 雄太郎(写真中央)
新卒で介護系ベンチャーに入社後、クライアントとしてユーティルに出会い、2020年にジョイン。「Web幹事」の営業としてWeb業界を一から学んだ後、Webディレクターに転身。現在はディレクター業の傍ら、できるくん事業部のマネージャーを務める。
株式会社ユーティル できるくん事業部 制作チーム 清宮 蓮(写真左)
新卒でIT系法人営業職へ就職。営業スキルを身に付けた後、元々志望していたWebディレクター職へキャリアチェンジ。自身のステップアップを鑑み新しいことにチャレンジしたいと考え、2025年にユーティルへジョイン。
目次
AIを活用し徹底的に効率化。品質を保ったまま月25案件を担当
―――早速ですが、自己紹介を兼ねて御社の概要とお2人のご担当業務を教えてください。
後藤さん
ユーティルはもともと、Web制作事業を営んでいた会社です。その後「Web幹事」というWeb制作会社のマッチングサービスをスタートしたのですが、良いものを安く作りたいお客様側と、高単価の案件を獲りたい制作会社側のニーズ上、どうしても低価格帯の案件がマッチングからこぼれていく現状がありました。そこで「逆に低価格案件をたくさん獲ることができれば、そのサイクルを回していくことで事業として成り立つのではないか?」という発想から立ち上がったのが、サブスクリプション型の低価格ホームページ制作モデル「ホームページできるくん」です。僕は、できるくん事業部の制作チームマネージャー兼Webディレクターを担当しています。僕を含めディレクターは3名で、最近1人目の社内デザイナー宮澤さん(TOP写真右)がジョインしてくれました。案件数が多いために全てを内製することは難しいので、引き続きデザインに関しては密に関われるパートナー会社さんとも協業させていただいています。
―――「ホームページできるくん」は月額2,500円~とかなり安価だと思うのですが、この価格が実現できるのは何故なのでしょうか?
後藤さん
弊社はAI BPOと掲げている通り、AIの活用に力を入れています。AIをフル活用することで工数を減らし、最大限効率化することによってこの価格を実現できています。
―――なるほど!有難うございます。それでは清宮さん、お願いします。
清宮さん
僕は前職で新規開拓営業を1年、Webディレクターを3年ほど経験した後、2025年2月に当社にジョインしました。
前職では半分が既存のお客様で、リニューアルの案件も多かったので、新しいものを作り出すことにはあまり注力できない環境だったんです。ユーティルならどんどん新しいことにチャレンジできますし、バリューに「秒速回転」「クイックチャレンジ」「フルスイング」とあるようにPDCAのサイクルが本当に早くて、そこがすごく良いなと思っています。
担当業務は前職から引き続きWebディレクターで、先月は25案件ほど担当していました。
―――お1人で25案件ですか!?多いですね……!
清宮さん
先月はすごかったですね(笑)。スピード感を持ってどんどん進めていく文化がある上、それらを実際に叶えるための仕組み作りができているからこそ、これだけの数をこなせるのだと思います。
ポイントは大きく3つあって、繰り返しにはなりますが、1つ目はAI等の効率化ツールを最大限活用すること。2つ目は、制作オペレーションを洗練させること。3つ目は、出し戻しの回数や打ち合わせ用の資料を含めた進行管理の型を、サービスの規約として明確にお客様と握っていることです。今後は、誰でも月20件は担当できるような環境作りにも取り組みたいと考えています。
―――有難うございます。2つ目の「制作オペレーションの洗練」に関して、具体的にどういったことをされているのですか?
清宮さん
ディレクターとデザイナー間で書面に落とす際の形式や受け渡しのルール、案件管理方法、スクリプトなどの細かいところまで型化・効率化するようにしています。
ただ効率化すればゴールというわけではなく、実際に運用していく上で課題はないか週次で振り返りを行い、改善を続けていくうちにどんどん洗練されている……というイメージですね。
ホームページ制作はあくまでデジタルデビューの入口。ゴールは「生産性の向上」
―――お話を伺っていると「チャレンジ」や「スピード」がキーワードのように思えますが、御社はどのようなカルチャーだと思われますか?清宮さん
スピードという意味では、早そうだな~と感じて入社したら本当に早くてびっくりしました(笑)。例えば僕が「〇〇をやったらいいんじゃないですか?」と言ったら「もう今日からやろう」となるくらいの感覚です。新しい商材も作らせてもらえて、まだ入社3ヶ月なのにどんどん発信できるのは本当に魅力だなと思います。
後藤さん
彼は1ヶ月めで既存サービスになかったオプションメニューを作って、実際に商品化してくれているんですよ。
清宮さん
入ったばかりの自分にも意見を求められるし、発言したことが本当に実現できてしまうので、最初は少し不安に思った時期もありますが、周りが皆そんな感じなので(笑)今は全く不安なくやれていますね。
―――素敵ですね!後藤さんはいかがですか?
後藤さん
お客様の経営については常に考えていますね。僕たちに求められるコアコンピテンシーは「制作力」というよりも、その裏側にある運用なども含めた「生産性向上」なんです。ITリテラシーが高いわけではない中小企業の方々に「効率化」と称してAIエージェントを渡しても、実際に使いこなすことは難しい。でも、現にそれらを最先端で使いこなしている僕たちが制作~運用まで包括的に支援することで、生産性を向上させることができます。ホームページ制作はあくまでデジタル化支援の“第一歩”にすぎないんですよね。
―――なるほど……!それがAI BPOに繋がっていくのですね。
清宮さん
何故ホームページを作りたいんだっけ?何故この事業を始めたんだっけ?とお話していくうちに、改めてお客様が本当にやりたかったことや創業当時の気持ちを思い出してくださるので、そこに伴走しながら支援できると一番良いのかなと。ホームページ制作を入口として、最終的にお客様の事業を伸ばすことに関われるというやりがいはすごくあります。
あとは、お互いがお互いにベストパフォーマンスを出せるよう、社内コミュニケーションも大切にするようにしていますね。
後藤さん
職種や雇用形態といった立場を気にしないフラットさがありますよね。業務委託の方やパートナー会社の方であっても、もう身内と思って喋っているというか(笑)。営業ともよく話しますし、アジリティ高く動けるような一体感は意識しています。ディレクター同士でもお互いの案件はある程度把握していますし、横のコミュニーションが多いというのも特徴かもしれません。
個人的には、自分の手の届く範囲で関わった人たちには出会う前より1%でも良い状態になって欲しいと思っていて、そういった視点でチームの皆を支援したいなというのは常に考えていますね。
前のめりな失敗は大歓迎。汗をかき、走りながら洗練させていく
―――今回のWebディレクター募集について、背景を教えてください。
後藤さん
それはもうシンプルで、「中小企業から今求められている」ということを強くお伝えしたいです。デジタル化したい気持ちがあっても、何からやっていいのかわからない中小企業は本当に多いんです。
その第一歩であるホームページ制作をどれだけ多く受け入れられるのかが、今後のAI BPO支援を考えた際の目先のハードルだと考えているので、そこを越えていくためにもディレクターは積極的に増やしていきたいです。
―――ホームページ以外にもお客様の要件が広がっていった場合、別のチームにパスしていく形になるのですか?それとも引き続きWebディレクターの担当になるのでしょうか?
後藤さん
今はまず「デジタルデビューする中小企業×ホームページ制作」という“面”をとりにいくことにコミットしているので、そういった体制が整っているわけではまだありません。ただ「作って終わり」ではもちろんなく、その先にある集客や採用といった目的に向けて伴走することに重きを置いているので、例えばマーケティングに興味のある方はSEO対策や広告出稿といった提案にも幅広く携わっていただけると思っています。
―――そんなユーティルに合う人材とはどんな方だと思われますか?
清宮さん
一言で言うと「成長意欲が高い人」でしょうか……自分で自分をとてもフィットしていると思っているので(笑)。「変化を楽しめる人」とも言えるかもしれません。
後藤さん
綺麗に1つ1つ丁寧に作り上げていくタイプよりは、わりかし泥臭く走りながら改善していくタイプのほうがマッチしていると思います。AIを使って最適化していると言っても、どんどん新しく案件を獲っては作り続けているので、包み隠さず言うとやはりタフな仕事ではあるんですよね。スキルは後付けすれば良いので、自ら役割を見つけにいったり、前のめりにチャレンジして、例え失敗したとしてもそれを笑えるような人が合っているなと思います。
―――お二人が実際に働いているからこそ感じたユーティルの魅力は何ですか?
清宮さん
冒頭で新しい商材の例をお話しましたが、お客様にとって必要なものが商材として今用意がなかったとしても、社内に持ち帰ればすぐに体制を整えて支援できるようになるところです。お客様が求めていることに対して、「うちではできないんです」とはならないところがすごいなと思います。PDCAが早いからこそ、基本的に叶えに行くスタンスでいられるのは強みですよね。
後藤さん
右も左もわからないお客様もいらっしゃるからこそ、言われたことをただ落としこむのではなく、自分たちがボールを持ってリードしながら進めていけるやりがいはあるなと思います。
またベンチャーということもあって前向きな変化が多いので、挑戦する機会が多いのも魅力です。実は僕のディレクター歴は昨年11月からとかなり短いのですが、普通は制作経験者をマネージャーにするじゃないですか(笑)。でも「やってみて」と任されて、わからないなりにやってみる中でだんだんと事業全体の手触り感ができ、目に見えて良くなっていく。このエピソードがまさにユーティルを体現していると思いました。「正解はないから、まずはやってみる」という挑戦をしていくフェーズだからこそ楽しめる部分もあるのではないでしょうか。
あと僕は前職まで医療系の企業で、それこそ紙とFAXがメインの世界にいたんですよ。だからこそ、今向き合っているお客様の気持ちやデジタル化への課題感が身に染みてわかるので、彼らの生産性を上げることによるインパクトやポテンシャルをかなり感じています。そこに関われるのもユーティルの魅力と言えるのかなと思います。
お客様に実利で貢献できる組織にしていきたい
―――新しいディレクターさんがジョインされたら、どういう組織にしていきたいですか?
後藤さん
我々は中小企業のデジタル化の入口を担っているので、その背中を押してあげて、制作後にちゃんと実利としてお客様の売上アップや人材採用に貢献できる組織にしていきたいですね。1社あたりのインパクトは小さいかもしれませんが、面をとって数多くサポートしていくことで、大きく広げていきたいです。
清宮さん
本当に新しい知識や経験は大歓迎なので、新しい方々がジョインすることによってユーティルとして価値提供できることを増やしていけたら良いですよね。
―――では最後に、応募を検討している方にメッセージをお願いします。
清宮さん
20代の若い方でも、転職経験がある方でも馴染みやすい社風です。自分がやりたいことに積極的に挑戦できる会社なので、どんどん成長していきたい方、新しいことにチャレンジしたい方、本当に大歓迎です。ぜひユーティルに来てお力を貸していただけると助かります。
後藤さん
本当に良い人ばかりですし、結果に対しても誠実で最後まで諦めない人たちと一緒に仕事できるというのは、すごく楽しいんじゃないかなと思います。来ていただくからには、1%でも関わって良かったと思っていただけるようにしたいと全員が思っているので、ぜひ応募していただけたら嬉しいです。
この記事を書いた人


HIGH-FIVE編集部

クリエイティブ業界に精通した転職エージェントが、一人ひとりの転職活動をきめ細かくフォロー。
ご登録いただくことで、あなたの強みを引き出し、企業との本質的なマッチングを叶えます。
