【20代グラフィックデザイナー】ポートフォリオ改善で選考通過率アップ!大好きなデザインの仕事を続けるために選んだ転職先
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公開日:2024/02/28
変更日:2024/09/25
転職者情報
Sさん(28歳)
前職 :
応募社数:
面接回数:
転職支援期間:
転職後の職種
目次
一緒に仕事をする方々が、同じ気持ち、同じ熱量であってほしい
――今回転職しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
現職でできることをすべてやり尽くした、というのが大きいです。5年目になって自分のデザインをチェックしてくれるような上司がいなくなり、デザインのブラッシュアップを自分でしないといけない、周りに頼れない状況になりました。
そんな中、手を動かして「つくる」仕事よりも、デザインチェックなどの「見る」仕事のほうが比重が大きくなってしまったんです。まだまだデザイナーとして働きたい気持ちがあったので、そういった状況ではこれ以上の成長は難しいなと感じていました。
――なるほど。環境面ではいかがですか?
環境面では、のびのびとしていて仲が良く、アットホームな雰囲気だったのですが……あまり緊張感がなく、仕事に対しての向き合い方に周りとのギャップを感じていました。私自身はできる限り妥協したくない気持ちがあったのですが、チームの方針は案件数をこなすことと違ってしまっていたのでそういった部分を変えたいなと思ったのも転職理由の一つです。
――そうなると、今回の転職では「デザイナーとしての成長環境」というような部分が軸になっていたのでしょうか。
もちろんそれもあります。あとは前職で、「仕事を一生懸命やる」フェーズは終わったと思っていて。 次はゆっくり自分のキャリアを考えつつ、ライフワークバランスがとれるようなところで働きたいなと思っていました。
もう一つ……周りの意識が高い環境に行きたかったんです。これが1番かもしれません。
――周りの意識が高い、とのことですが具体的にどのような環境でしょうか?
言語化が難しいですが、強いていうなら熱い人がいるような環境がそれに当てはまるんだと思います。
エンタメの世界だと、時間がなかったり予算が限られたりする中で、どう最終的な形に収めるかっていうところを周りと一緒に模索していかなければいけない。担当の方やデザイナーの方、印刷の方にも調整してもらいながら、納品に向けて全力でやらなきゃいけないんです。
そんな中で「もう間に合えば何でもいいです」みたいなことを言われてしまうとすごく悲しいんですよね。それってお客様に対して不誠実なんじゃないかって。
チームでもっと協力したら、もっと違うアピールができて、もっといろんな人に知ってもらって、もしかしたら今はその作品を知らない人に好きになってもらえるかもしれないチャンスが目の前にあるのに、それをどうして!と思ってしまうんです。
でもグラフィックデザイナーの私は面をつくることしかできないので、一緒に仕事をする、同じものを作る方々が、同じ気持ち、同じ熱量であってほしいなと思うんですよね。熱苦しくてすみません(笑)
――いえいえ!とても素敵なことだと思います!
どんな会社があるかよりも、どんな転職エージェントにお世話になるかが大切だった
――転職エージェントは最初から使おうと思われていましたか?
私は新卒からずっとクリエイターとして社会人をやってきているので、一般的な常識がないものだと思っているんです(笑)。例えば志望動機であったり、その面接の時に喋る内容であったり、私がよかれと思って示している行為が、実はその相手にマイナスにとらえられてしまうような表現だったりする可能性もあるなと思っていたので、第三者としてチェックしてもらえるような存在が絶対的に必要だと思ったんですよね。
前職は二次新卒のような扱いで入ったので、つたなくても熱意があれば入れたと思うんです。 でもこれからのキャリアは、自分自身もプロフェッショナルとしてある程度の人間性を問われると思っていたので、そういったところでもプロの方のサポートが必要だと思いました。
――沢山見られていた中でHIGH-FIVEを選んでくださった理由はありますか?
HIGH-FIVEにお願いする前に、2ヶ月間一球入魂で選考を受けていた会社に落ちてしまったんです。そこで違う世界を見るために、別の角度で仕切り直してみようともう1度探しはじめた時に、藤巻さん(HIGH-FIVE転職エージェント)からスカウトを頂きました。
初めて面談で話した時に、とてもまっすぐで素敵な方だなと思ったことと、クリエイターにとって大切になってくるポートフォリオに対して、他のエージェントからは頂けなかったようなアドバイスをくださったことから藤巻さんにお願いしようと決めました。
……素直に言うと、もしこのエージェントで決まらなくても、ここでブラッシュアップしたポートフォリオはどこでも通用するなと思ったんです。なので連絡をする意味がある!と感じて。
どんな会社かよりも誰にお世話になるかが私の中ですごく大切なことだったので、素敵な方に出会えてよかったなと思っています。
転職時にWebデザイナーが『評価されるポートフォリオ』のポイント
転職エージェントを使ってみた感想
――HIGH-FIVEを実際に利用してみていかがでしたか?
先ほどもお話しましたが、ポートフォリオの添削に関してはもう最高だったと思っています。グラフィックデザイナーのポートフォリオとして、どういうところを魅せることが必要かなどを詳細にお話くださいました。
――具体的にどのようなアドバイスがありましたか?
グラフィックデザイナーとしてどこからどこまで実際にデザインしたか、というのをしっかり記載することが重要だと教えていただきました。
“関わった”と言っても、オペレーターとして携わった仕事と、最初からコンセプトを決めて真っ白な状態から一つのものをつくった仕事とは訳が違うので。「そういうのをどこまで担当したのかを分かりやすくしましょう!」というアドバイスが印象に残っています。
そのアドバイスをもとに、それを図化して、1つのアイコンにして……という修正を加えたら、藤巻さんにすごく褒めていただけました!
――担当範囲を可視化されたのですね!グラフィックデザイナーならではですね!
いやいや、本当にアドバイスを頂けたおかげです。ポートフォリオをブラッシュアップしてから書類の通過率が格段に上がって、内定が出るようになったので、大きい影響だったなと思っています!
つい自分の好きなデザインや得意な制作物ばかり載せてしまうので、デザインの幅をアピールできるように「それ以外のデザインも載せてください!」と藤巻さんに言われて、今のポートフォリオに足りないものを足したりしましたね。
――スパルタですね……!(笑)
一生懸命、でも内心「えー」と思いながら引っ張り出してきたりしてなんとか作り上げたんですよ(笑)。でもこうしてちゃんと結果に繋がったので、決して無駄な作業じゃなかったなと思うんです。多分このポートフォリオじゃなかったら今の会社に絶対出会えていませんでした。
色んなエージェントさんとやり取りする中で藤巻さんがいちばん一緒に走ってくれそうだなと感じていたのですが本当に正解でしたね!
しりすぼみの職種だからこそ武器を身につけていきたい
――今の会社に入社を決めた理由をお伺いできますでしょうか?
良い意味でドライだったことですね。変に媚びることなく、淡々としてらっしゃって。それでいて仕事に対しての真剣さを感じる、それが私には心地よかったんです。
今まですごくアットホームな環境にいて、お互いの体重を掛け合って、ズタボロになりながら歩いていくような働き方をしていたので。そういう中で、面接を担当してくれたデザイナーさんからとても自立しているのが伺えて、良いなと思いました。
――まさに探されていた環境に出会えたのですね!
はい!……あとは兄の影響もありました。兄もちょうど去年転職したのですが、 転職活動が難航して、メンタルがかなり落ち込んでしまったことがあったんです。そんな時に、とあるコンテンツにとっても救われた、心が支えられた、という話を聞いていて。
実はそのコンテンツを制作していたのが、入社予定の会社さんだったんです!兄も「絶対素敵な会社だと思うよ」と言ってくれて、これは何かの運命かもしれないなって。
自分が愛せるコンテンツであることも大事ですけど、そう近くの人にも愛されるものを一緒に支えられたら、きっともっと楽しいだろうなと思ったので、迷わずこの会社に決めました。
――まさに運命ですね!!そんな次の会社で成し遂げたい目標や夢はありますか?
企画をやってみたいです!今までになんとなく、企画担当の方と一緒にコンセプト作りなどは経験しましたが、もう少し高い目線を持ったクリエイター……例えばディレクターと呼ばれる立場に近いような作業に関わりたいなと思っています。
すごく現実的な話になってしまうのですが、本当にグラフィックデザイナーがしりすぼみな職種でもあるので、自分の武器を身につけていきたいんですよね。今までは好きの気持ちだけで走っていましたが、これからのキャリアやライフワークバランスをきちんと考えて働きたいなと思っています。
――素敵なお話ありがとうございました。これからも応援しています!
担当転職エージェントからヒトコト
Sさんは自分自身を俯瞰できる力をお持ちであり、デザイナーとしての強み弱みをしっかり把握していらっしゃる方でした。だからこそ、扱う商材、キャリアアップ、働く環境……など、ご自身の叶えたいことや軸にしたいことが多く、転職活動を始めるにあたってそのあたりを整理する必要があるなと感じたことを覚えています。
ですのでまず、一緒にエクセルを使いながら「A社は環境が◎、でもB社は△」というように企業ごとに点数をつけて優先順位を決めていきました。
またポートフォリオに関しては、初めからきれいにまとめられていて素敵な実績をお持ちであることがわかっていたので、Sさんがどの部分でバリューを発揮できるのかをアピールできるよう、スキル・担当領域を分かりやすく伝えるためのお手伝いをさせていただきました。書類でしっかりとSさんの魅力が伝わったことで、スムーズに内定に繋がったのだと思います。
転職活動中、何度もお電話する中で、プライベートなお話やSさんの人となりが分かるようなお話をすることができました。エージェントとしてではなく、友達のような関係でお付き合いできたことが本当に嬉しかったです。最後はストレートに自分の意見を伝えてしまったこともありましたね(笑)。
先日のお電話でも楽しく働かれているご様子だったので、安心しております。これからも応援しています!
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