【コピペできるテンプレート付】質の高い転職スカウト(オファー)メールを得るための職務経歴プロフィールの作り方|Webデザイナー・クリエイターの転職ならHIGH-FIVE
公開日:2023/08/31
変更日:2024/04/08
\業界専門用語で会話OK!/
登録しておくだけで、採用担当のほうからアプローチしてもらえる転職スカウトサービス。とても便利なサービスですが、的外れな内容や当たり障りない内容ばかり届いてうんざりすることはありませんか?実はそれ、ある程度コントロールが可能なんです。
真剣にスカウトやオファーを送りたい担当者ほど登録内容を読み込んでいるため、登録内容を充実させることで効率よく質の高いスカウト・オファーを得られる可能性がぐんとUPするのです。
そこで今回は、実際に自分とマッチしていると感じたスカウトばかり週3~4本、多いときには5~6本ペースで獲得していたというHさんに直撃取材!実際に使用していたという登録情報も開示していただきました。Hさんの実例をもとに作成したカスタマイズ可能なテンプレートも公開します!
PROFILE:H・Aさん
アルバイトからの社員登用や、Webデザイナー、Webディレクター、マーケターと職種変更を伴う転職を経て、現在は上場企業のマーケティングリーダーとして活躍中。未経験領域へのチャレンジを含みながらも着実にキャリアアップし続けた転職ノウハウは必見!
自分の人生の信念を“職務経歴と紐づけて”記載する
基本的にフォーマットに沿ってそのまま入力していたのですが、私の場合は「職務要約・スキル」の欄に全てをまとめて記載していたのが他の皆さんと異なる点かなと思います。
複数のスカウトサイトを併用していたので、各種スカウトサイトのフォーマットにとらわれず一元管理できるよう職務要約欄に全てまとめて記載していました。いちいち履歴書を出すのが面倒だったので、ここで全部把握してくれ~という思いも正直ありました(笑)。
具体的には、今までの経験や成果を具体的な数字で書くというのはもちろんですが、400文字前後を推奨しているサイトが多いところ、今数えると1300文字くらいは書いていましたね。
いちばん特徴的だったかなと思うのは、「今後のキャリアについて」という見出しを作って、今回の転職活動に至った動機や理由を「人生やキャリアで大事にしていること・信念」に紐づけながら記載していたことです。実際にスカウトメールや面談でこの部分に触れられることが多く、ちゃんと読み込んでくれているのだなという印象でした。
具体的には、私の場合「感動をクリエイトしたい」という想いが公私ともにあり、その思いのもと仕事や子育て、地域活性活動に取り組んでいることを書いていたのですが、「Hさんの信念に共感してご連絡しました」と言っていただくことがよくありました。
先方がこちらに共感してくれる=第一段階クリアなので、自分の人生における信念や想いをキャリアに紐づけて丁寧に記載することで、マッチングの確率はかなり上がると思っています。近年はパーパス採用という言葉もあるように、お互いの「信念への共感」はひとつのキーワードになるのではと思います。
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行きたい企業が気になりそうなワードチョイスを徹底
「スキル」欄に関しては、各種スカウトサイトによって5~10個程度の記載を推奨されていますが、私は25個設定していました。多いですね(笑) 。
・リスティング広告の運用経験
・事業立ち上げにあたっての組織マネジメント能力
・Figma/Illustrator/Photoshop
・・・
といったように、自分がやってきたこと、実績が残せたものはとにかく全て入れていました。絞った方が良いという人もいるのですが、私はとにかく気になるものが1つでもあってほしいので、惜しみなく入れたほうが良い派です。もちろん、今後のスコープに入っていない経験は外しています。
とにかく思い当たるものは全て書き出してみると良いと思います。書き出してから、行きたい業界や企業、職種の担当者が気になってくれそうな要素や言葉と紐づける。
例えば、私がマーケターの仕事を探して転職活動していた頃の肩書きは「経営企画」でした。ただ、経営企画はマーケティング視点をかなり必要とする仕事です。それなら「経営企画をやっていました」と書くより、「事業戦略から組み立てるマーケティングをやっていました」と言い換えたほうがより“マーケターっぽく”なりますよね。マーケターとして採用したいと思ってもらうために、目線や角度を変えて自分の仕事を言い換えていくんです。
注意したいのは言葉のチョイスです。先ほどの経営企画の経歴もそうですが、気になる会社のサイトや求人票を調べ、そこでよく使われている言葉を使って自分の職歴を書き直すなど、行きたい業界や会社に合わせた表現に直すことを徹底していました。共通言語を作る、向こうに伝わりやすい言い方で伝えるということですね。
昔は安易に「Webマーケティング・集客をやっていました」と書いていたんですが、そうすると「リスティング担当をやりませんか?」というやりたいことからずれたスカウトが来てしまって……今考えれば「デジタルマーケティング」と書くべきだったなと思います。IT・Web業界は横文字が大好きなので(笑)、常に新しい名称や専門用語が出てくるし、意味あいも変わっていく。言葉選びをしっかりしていないと、意図していたこととぶれていってしまうんです。
優良求人やコンフィデンシャルな求人をはじめ、誰でも良いわけではない渾身のスカウトを送ってくださる担当者ほど、ちゃんと読み込んでくれていることを実感しているので、こちらもなんとなく書いてしまうことがないよう丁寧に言葉選びをしたほうが良いと感じます。
あとは、スカウトサイトによってもらえるスカウト求人の種類が違うことも体感しました。なので、いくつか並行してやったほうがいいと思いますね。自分に相性が良いサイトが絶対にあるはずです。
上記を意識して登録してみると、何か変わるんじゃないかなと思います。私の経験が参考になりましたら幸いです。
転職活動は相対評価!〇〇な応募書類は検討台にも乗らない!?>>
実例!カスタマイズ可能なテンプレートを公開
Hさんに許可をいただき、Hさんが実際に使っていたプロフィール文をもとにコピペで使えるテンプレートを作成しました!
〇〇の部分を埋めたり適宜書き換えたりしながら、自分用にカスタマイズして使ってみてくださいね。
プロフィール作成は以下を意識!
・自分にあったスカウトサイトで
・スカウトしてくれる担当者(人事/経営者/転職エージェント)に合わせた形で
・自分の経験を惜しみなく、「パーソナル」が出る形で記載
▼コピー&ペースト用テンプレート
大学卒業後、〇〇会社(※上場していればそれも記載)に入社し、〇〇職として約〇年勤務。〇〇〇〇を担当。〇〇〇〇に魅力を感じ、〇〇の知識を活かして〇〇職へのキャリアチェンジを決意し退職。
(↓ここからビジネススタイルの基盤になったことをアピール↓)
〇〇〇〇企業に入社。〇〇として年間〇〇件以上を担当し、クライアントの〇〇に貢献。〇〇の成果が評価され、〇〇も手掛けるようになる。その後、〇〇(役職)に就任。〇〇事業を立ち上げ、クライアント各社の〇〇の解決を行う。
この頃に得た〇〇の経験・スキルが現在のキャリアの礎となっている。
(↓ここから現職に繋がる実績や姿勢をアピール↓)
〇〇をきっかけに〇〇社へ転職。〇〇経験を活かし、〇〇を〇年で〇〇以上達成する。更に〇〇事業立ち上げに参加、〇年で約〇〇社の集客を行いサービス導入を促進。〇期連続で年商〇〇%UPに貢献(〇〇円未満から〇〇円規模へ)。事業開始当初は〇人弱だった社員が〇〇人となる。
(役職)として自社の採用も担い、全社員の約半分〇〇人強の従業員を採用(約〇〇人近くの面接実施)。 〇〇社では役割がひと段落したと感じ、新たな環境で成長したく卒業することを決意。
(↓ここから現職情報と人生の信念をアピール↓)
★現職~今後のキャリアについて
〇歳を過ぎ「〇〇」について考えるようになる。「〇〇〇〇」を自身の哲学とし、キャリアの環境整備を始めている。私にとっての〇〇とは「〇〇」できること。〇〇し、〇〇〇〇することで〇〇していきたい。また仕事面では、〇〇を探求し、仕事でも同様に「〇〇〇〇」を〇〇していきたい。
それを実現するため、現職である〇〇社に入社。ミッションとして〇〇の任を受け、〇〇職として事業戦略から関わり〇〇を実施。〇〇の役割も務め、〇〇の立ち上げ・運営、〇〇などを行い、〇万人以上のユーザーを獲得。また〇年間で約〇〇社の新規クライアント契約締結に繋がる〇〇を構築。現在はチームリーダーとしてメンバーの育成も行っている。
プライベートでは、〇〇年〇〇月より〇〇を始める。〇〇を通じて、〇〇へ貢献し、公私共に〇〇していくキャリアを築いていきたい。
この記事を書いた人
HIGH-FIVE編集部
クリエイティブ業界に精通した転職エージェントが、一人ひとりの転職活動をきめ細かくフォロー。
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