映画関係の仕事とは?22の職種・必要なスキル・年収・将来性を完全ガイド

公開日:2025/11/20

変更日:2025/11/20

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「映画が好き」「クリエイティブな仕事がしたい」と思っても、どの仕事が自分に合っているのか分からない方は多いのではないでしょうか?映画業界には、表に立つ俳優や監督だけでなく、多彩な技術職や裏方の職種も存在し、それぞれに異なるスキルと適性が求められます。

この記事では、映画業界の代表的な22の職種を紹介し、それぞれの仕事内容や必要スキル、年収相場、キャリアパス例を詳しく解説していきます。

映画業界で働くことを目指す人にとって、まずはその職種の幅広さとそれぞれのキャリアパス例を知ることが映画業界でキャリアを築くための第一歩となるでしょう。

映画業界の職種一覧|必要なスキル・キャリアパス例・年収を解説

映画業界には創造力を発揮する仕事から高い技術力を求められる仕事まで、さまざまな職種が存在しています。
ここでは、映画制作・配給・宣伝・マネジメントに関わる代表的な職種を22種類紹介し、それぞれの仕事内容や必要なスキル、年収の目安、キャリアパス例について詳しく解説します。あなたに合った職種を見つけるためにも、幅広い役割を知ることから始めてみてください。

映画監督

映画監督は映画制作のすべてを統括するリーダーです。脚本の意図を映像で表現し、俳優やスタッフを指揮しながら一つの作品に仕上げていきます。演出方針からカメラワーク、編集の方向性まで細かく決定し作品の完成度を左右する中心的な存在です。

動画配信やSNSが普及した現代では、自主制作作品から注目されてプロデビューを果たすケースも増えています。実績や知名度があれば、商業映画や配信作品の監督としてオファーを受けることも可能です。

平均年収

300〜2,000万円以上

向いている人

  • 映画制作に強い情熱がある人
  • 自分の世界観を明確に持っている人
  • チームをまとめるのが得意な人

必要なスキル

  • 映像表現力と構成力
  • 指導力とマネジメント能力
  • コミュニケーションスキル
  • 撮影現場での判断力と体力
  • 自分の信念を貫く強さ

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映画制作会社や映像プロダクションに就職し、助監督や制作進行として経験を積む
  2. 映画現場で実践的な知識や人脈を構築する
  3. 自主制作映画を制作し、映画祭やSNSで作品を発表
  4. 小規模作品の監督として実績を積み、商業作品へとステップアップ

キャリアパス例

  1. インディーズ作品で実績を重ねる
  2. 映画祭や配信で注目を集める
  3. 商業映画・テレビドラマの監督へ進む
  4. 大型作品や国際共同制作の監督として活躍する

キャリアの広がり

映画プロデューサー、脚本家、演出家(舞台・テレビ)、専門学校講師、映像ディレクター、制作会社経営

映画プロデューサー

映画プロデューサーは、映画制作の「実務とビジネス」を統括する責任者です。映画監督が演出や映像表現など“作品の中身”を担うのに対し、映画プロデューサーは企画立案・資金調達・スタッフの編成・スケジュール管理・配給戦略など、制作を“形にする”ための全体管理を行います。

具体的には、企画の立ち上げからキャスティング、スポンサー対応、配給戦略まで幅広い業務をコントロールし、制作の成否を左右するポジションです。

現場経験や人脈、実績が重視される一方で、近年では配信プラットフォームの拡大によりマーケティング力やデジタル戦略の知識も求められています。制作現場を支える裏方でありながら映画の価値を最大化する存在として、重要な役割を担っています。

平均年収

500〜1,200万円(大手映画会社では1,500万円以上も可能)

向いている人

  • 管理するのが得意な人
  • 調整や交渉が得意な人
  • 作品づくりとビジネスの両面に興味がある人

必要なスキル

  • 企画力とマーケティング感覚
  •  スケジュール・予算管理能力
  •  交渉力と調整力
  •  チームマネジメント能力
  •  業界や市場の動向理解

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映画会社や映像制作会社に就職
  2. 制作部門で現場経験を積む
  3. 制作進行やラインプロデューサーとして業務を担当
  4. 小規模作品でプロデューサー業務を任される
  5. 実績を積み、商業作品や大型プロジェクトを手がける

キャリアパス例

  1. 制作進行からプロデューサー補佐に昇格
  2. 小規模作品でプロデュースを担当
  3. 商業映画・配信作品のプロデューサーとして活躍
  4. 大手映画会社や映像制作会社の幹部クラスに進む

キャリアの広がり

配給会社マネージャー、CMプロデューサー、映像プロダクション経営、映画コンサルタント、教育機関講師、メディア系事業の立ち上げ

脚本家

脚本家は、映画やドラマのストーリーを構築し、脚本という形で物語を具現化する役割を担います。物語の構成や登場人物のセリフ、ト書き(行動指示)、シーン展開を緻密に設計し、監督や俳優が映像を創り上げるための「設計図」を作成します。映像作品の世界観やメッセージを左右する重要な役割を担っておりクリエイティブの根幹を担う職業です。

平均年収

約300〜500万円

向いている人

  • 豊かな想像力を持つ人
  • 文章で表現するのが得意な人
  • 構成力や論理的思考力を兼ね備えた人

必要なスキル

  • 文章力とストーリー構築力
  •  キャラクターやテーマの深い洞察力
  •  編集力(推敲や構成調整)
  •  制作スタッフとの円滑なコミュニケーション能力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映像・文芸系の専門学校・大学で学ぶ
  2. 賞や映画祭に応募して実績をつくる
  3. 制作会社やプロデューサーに脚本を提案
  4. アシスタント脚本家として活動開始
  5. 受賞や映像化作品の実績を経て、プロ脚本家として独立

キャリアパス例

  1. アシスタントとして業界経験を積む
  2. 中編・短編の脚本を多数制作
  3. 長編・商業作品の脚本家として活躍
  4. 脚本家として継続・ブランド化を図る

キャリアの広がり

映画監督、プロデューサー、小説家、ゲームシナリオライター、脚本講師

俳優・声優

俳優・声優は、脚本に描かれた物語を「演技」や「声」で命を吹き込む表現者です。俳優は実写の場面で演技し、声優はアニメや吹き替えでキャラクターに声を当てます。感情や性格、世界観を観客に届けるという作品の印象を大きく左右する役割を担います。

平均年収

俳優:数百万円〜変動大

声優:約200〜500万円(作品数・人気次第)

向いている人

  • 表現力や演技に魅力がある人
  • 感情表現が自然にできる人
  • コミュニケーション能力がある人

必要なスキル

  • 演技力(身体+声)
  • 表現力と観察力
  • 記憶力(台本)
  • 現場での柔軟な対応力とチーム連携力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 演技・声優学校や養成所で学ぶ
  2. 事務所所属とオーディション参加
  3. 小さな役から実績を築く
  4. 映画やアニメ、配信作品でレギュラー獲得
  5. 知名度と実力が認められれば主役への抜擢も

キャリアパス例

  1. 養成所や舞台で経験
  2. 映画やアニメ出演で実績獲得
  3. 主役や人気キャラで知名度を上げる

キャリアの広がり

脚本家、監督、ナレーター、トレーナー講師、プロダクションマネージャー

カメラマン(映像カメラマン)

映像カメラマンは、監督の演出意図を正確に理解し、光や構図、動きを通してそれを映像として可視化する役割を担います。シーンに最適なカメラワーク、画角、ライティングを選び、感情や雰囲気を伝える映像を創出します。撮影現場の技術と芸術性の中心を担う職種です。

平均年収

約400〜700万円

向いている人

  • 映像にセンスや美意識がある人
  • 技術的な操作に精通している人
  • コミュニケーション能力のある人

必要なスキル

  • カメラ操作と機材知識
  • 光学と照明理解
  • 構図・演出の理解
  • 現場での対応力と瞬発力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 専門学校や撮影アシスタントとして学ぶ
  2. 撮影スタッフや副カメラマンとして参加
  3. 短編・CMなど小規模作品で実績をつむ
  4. 映画や配信作品でカメラマンとして担当
  5. メインカメラマンとして大型案件へ

キャリアパス例

  1. アシスタントからメインカメラマンへ昇格
  2. 商業作品での担当実績を積む
  3. 映画やテレビCM、MVなど多様なジャンルで経験を重ねる
  4. 撮影監督として映像演出全体を担う立場へ

キャリアの広がり

撮影監督、映像ディレクター、ドキュメンタリー監督、CM監督

照明技師

照明技師は、撮影現場において光を操り、シーンの雰囲気や映像の質感を演出する専門職です。シーンごとに最適な明るさや影のバランスをつくるために照明機材の選定・配置・色温度の調整・光の方向性などを綿密にコントロールします。映像作品の印象や感情表現に大きく関わる現場の要となる技術職です。

平均年収

約400〜600万円

向いている人

  • 向上心が高く継続して技術を磨ける人
  • 几帳面で細かい作業に強い人
  • 撮影現場の変化にも冷静に対応できる柔軟性のある人

必要なスキル

  • 照明機材操作と技術
  • 光学知識(色温度、配光など)
  • 安全管理とライティング力
  • 監督や撮影スタッフとの連携力と対応力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映像系専門学校や現場で基礎を学ぶ
  2. 照明アシスタントとして参加
  3. 小規模撮影で照明担当を任される
  4. 映画やドラマの照明技師として活躍
  5. 大規模作品や演出ライティングの担当に

キャリアパス例

  1. アシスタントから独り立ち
  2. 商業作品で照明セクションを率いる
  3. 大型映画や国際作品の照明を担当
  4. 照明演出全体を統括するポジションに進む

キャリアの広がり

照明監督、映像美術スタッフ、舞台照明家、照明機材コンサルタント

美術スタッフ(美術・装飾・小道具)

美術スタッフは、映画の世界観を視覚的に表現するためのセットや装飾、小道具などを制作・設計する職業です。作品の時代設定や文化背景、登場人物の生活感に合わせて細部まで作り込むことでリアリティと没入感を高める重要な役割を担います。

監督や撮影スタッフと密に連携しながら、シーンごとの美術設計や空間演出を通じて映像全体のクオリティを高めます。

平均年収

約400〜700万円

向いている人

  • 音楽と映画が好きな人
  • 技術的な機材操作が得意な人
  • 映画の世界観を音で演出したい人
  • 緻密な作業とチームでの連携を苦にしない人

必要なスキル

  • 録音機器やマイクの知識・操作技術
  • ノイズ処理や音質改善のための整音技術
  • DAW/Pro ToolsなどMAソフトの技能
  • 収録・編集部門との円滑なコミュニケーション能力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 音響や映像系の専門学校・大学で基礎を習得
  2. 映像制作会社や録音スタジオでアシスタント経験
  3. 短編やドキュメンタリー作品で録音→整音→MAを担当
  4. 長編映画や配信作品で本格的に音響全体を担当
  5. 録音監督やサウンドデザイナーとして活躍

キャリアパス例

  1. 録音助手から録音技師に昇格
  2. 整音やMA担当としてチームを統括
  3. サウンド監督や音響演出家として作品を牽引
  4. フリーランスで幅広いジャンルの音響演出を担当

キャリアの広がり

サウンドデザイナー、音響プロデューサー、舞台音響スタッフ

、映画プロデューサー

編集技師

編集技師は、撮影された映像素材を構成・調整し、完成した映画として仕上げるポストプロダクションの要となる職業です。カットの選定やつなぎ、テンポの調整、画面効果の挿入などを通じて物語をより効果的に伝える編集を行い、作品のリズムや印象を大きく左右します。監督や撮影スタッフと連携し、映像表現の最終段階を担う専門性の高い仕事です。

平均年収

350〜650万円

向いている人

  • 映像の流れやテンポに敏感な人
  • 集中力があり細部にこだわれる人
  • パソコン作業や映像編集が好きな人

必要なスキル

  • ノンリニア編集ソフト(Premiere Pro、Avidなど)の操作スキル
  •  物語構成力とタイミング感覚
  •  監督との意思疎通力
  •  色調・音声処理などの基礎知識

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映像系の学校で編集技術を学ぶ
  2. 編集スタジオやポスプロ会社に就職・アシスタントを経験
  3. 短編・PVなどでメイン編集を担当
  4. 商業作品の編集技師として独立

キャリアパス例

  1. 編集アシスタント→副編集→メイン編集技師
  2. 話題作の編集を担当し信頼を獲得
  3. ポスプロ全体を統括する編集監督・技術責任者に

キャリアの広がり

編集監督、映像ディレクター、配信コンテンツ編集責任者

VFX・CGクリエイター

VFX・CGクリエイターは、映像作品に視覚効果(Visual Effects=VFX)や3DCGを加えることで、現実では表現できない映像を創り出す専門職です。爆発や合成、背景の制作、キャラクターアニメーションなど幅広い演出を支え、映画の没入感やインパクトを高める重要な役割を果たします。技術力と芸術性の両方が求められる、今後ますます需要の高まる職種です。

平均年収

400〜750万円

向いている人

  • CGや映像技術に興味がある人
  • 映像で非現実を表現したい人
  • 細部までこだわる忍耐力がある人

必要なスキル

  • VFX・CGソフト(After Effects、Maya、Blenderなど)の操作スキル
  •  映像合成・モデリング・アニメーションの知識
  •  ディレクターや編集スタッフとの連携力
  •  高度な描写力と構成力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. CG・映像系の専門学校や美大で学ぶ
  2. ポストプロダクション会社やVFXスタジオに入社
  3. パート担当からスタートし、徐々に大規模作品へ参加
  4. 演出プランニングも担うリードVFXアーティストに

キャリアパス例

  1. モデラー・合成担当→CGアニメーター→VFXスーパーバイザー
  2. 話題作のVFX全体を監修
  3. 制作チームを率いる映像技術責任者として活躍

キャリアの広がり

CGディレクター、アニメーション監督、ゲーム映像制作

スクリプター

スクリプターは、映画撮影現場において、台本の進行と撮影内容の整合性を管理し編集時に必要な記録を残す記録専門職です。カットごとの台詞や演出の変化、衣装や小道具の状態などを詳細に記録し、映像の連続性や整合性を保つ役割を担います。現場全体を俯瞰し、制作全体を支える縁の下の力持ち的存在です。

平均年収

300〜500万円

向いている人

  • 記録や観察が得意な人
  • 細かい違いに気づける注意力がある人
  • 映画づくりを支える裏方にやりがいを感じる人

必要なスキル

  • 脚本・台本の読解力と映像理解
  • メモや撮影記録の正確な記述力
  • 撮影スタッフとの調整・報告スキル
  • 継続性や整合性に対する意識の高さ

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映像系の学校や記録専門講座で学ぶ
  2. 助監督や制作部を経てスクリプターのアシスタントに
  3. 現場経験を積み、小規模作品でスクリプトを担当
  4. 商業作品のスクリプターとして活躍

キャリアパス例

  1. スクリプター補佐→記録担当→チーフスクリプター
  2.  複数作品のスクリプト統括を担当
  3.  脚本開発や制作進行との橋渡し役に

キャリアの広がり

編集アシスタント、助監督、制作進行、脚本家

映画配給・宣伝スタッフ

映画配給・宣伝スタッフは、完成した映画を劇場や配信サービスへ届ける役割を担う流通戦略のプロフェッショナルです。上映スケジュールや館数の調整、映画館や配信会社との交渉、興行収入最大化を狙った配給計画の立案などビジネス視点から作品の価値を最大化する仕事です。

平均年収

約400〜700万円

向いている人

  • 映画を多くの人に届けたいという情熱を持つ人
  • 企画立案や営業に強く、数字に強い人
  • 社外との交渉や調整が得意なコミュニケーション力のある人

必要なスキル

  • 配給・興行に関する業界知識
  • マーケティングを踏まえた企画力
  • 映画館や配信サービスとの交渉力
  • 上映スケジュール・予算のマネジメント能力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映画配給会社に入社し配給業務の基礎を学ぶ
  2. 小規模作品の配給担当として実務を経験
  3. 海外映画の配給権取得やイベント対応も担当
  4. 大型作品で配給戦略を立案・運営
  5. チーフ配給担当や統括ポジションに就任

キャリアパス例

  1. アシスタント→担当ディレクター
  2. 複数作品の配給責任者へ
  3. 配給戦略を統括するプロデューサーへ昇格
  4. 自社配給部門を立ち上げるリーダー的存在に

キャリアの広がり

映画プロデューサー、営業、宣伝プランナー、ライツマネージャー

営業

映画業界の営業職は、映画館や流通先との交渉を通じて上映契約を獲得し、作品の興行収入を左右する重要なポジションです。上映館数や契約条件の調整、販売戦略の実行などを通じて、映画の「届け方」を設計します。

平均年収

約400〜650万円

向いている人

  • 対人スキルと交渉力に優れた人
  • 数字や成果を意識して行動できる人
  • 映画を広く届けることに情熱を持てる人

必要なスキル

  • 営業交渉・提案スキル
  • 映画館や配給先との調整能力
  • 業界知識とマーケット分析力
  • 数字管理・プレゼンテーション能力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 配給会社に入社し、営業部で劇場とのやり取りを担当
  2. 営業部で劇場担当や取引先のサポートを担当
  3. 小規模作品で単独交渉を経験
  4. 大型映画や企画案件を率いる営業担当に昇進
  5. 営業マネージャーや興行責任者として統括

キャリアパス例

  1. 営業スタッフ→シニア営業担当へ昇格
  2. 複数案件で数字を上げ営業責任者に
  3. 興行部門の統括・経営的立場へ
  4. 映画配給戦略全体を構築するポジションに

キャリアの広がり

配給ディレクター、プロデューサー、マーケター、宣伝プランナー

キャスティングディレクター

キャスティングディレクターは、映画に最も適した俳優や声優を選び出し、出演交渉や日程調整までを担うキャスティングの専門職です。脚本の内容や監督の意図を正確に汲み取り、演技力・キャラクターの相性・市場性などを多角的に判断しながら配役を決定します。

平均年収

約350〜600万円

向いている人

  • 観察力に優れ、人の魅力を見抜ける人
  • 映像作品や演技を観るのが好きな人
  • 交渉や調整業務をスムーズにこなせる人

必要なスキル

  • キャストに関する幅広い知識と記憶力
  • 演技の質を見極める審美眼
  • 俳優事務所やマネージャーとの交渉力
  • スケジュール調整や制作部門との連携能力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 制作会社やキャスティング会社に就職
  2. キャスティングアシスタントとして経験を積む
  3. 小作品のキャスト決定を担当
  4. メジャー作品のキャスティングを主導
  5. 人気キャストとの信頼関係を築き指名を受ける存在に

キャリアパス例

  1. アシスタント→キャスティング担当→ディレクター
  2. 主演級の俳優を多数起用し実績を重ねる
  3. キャスティング会社の統括や経営にも関わる
  4. 海外映画の日本版キャスティングなどグローバルな案件へも展開

キャリアの広がり

プロデューサー、マネージャー、宣伝プランナー、俳優養成講師

制作コーディネーター

制作コーディネーターは、映画制作現場の進行全般を管理する役割を担い、スケジュール、予算、ロケ地、人員の調整を一手に引き受ける現場の司令塔的存在です。撮影の円滑な運営を支え、裏方から作品を支える重要なポジションです。

平均年収

約350〜550万円

向いている人

  • 段取りや進行管理が得意な人
  • 対人対応力が高い人
  • 映画制作を裏から支えたい人

必要なスキル

  • コンテンツ企画力と調達・買付けの知識
  • データ分析スキル(視聴傾向・KPI分析)
  • 配信構造・OTT市場への理解
  • 他部署と連携できるプロジェクト推進力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 制作会社やプロダクションでアシスタント業務からスタート
  2. 小規模作品で進行管理を担当
  3. 中〜大型映画の制作統括にステップアップ
  4. 海外撮影や複数作品の同時管理など実績を重ねて昇進

キャリアパス例

  1. 制作アシスタント→制作進行→制作コーディネーター
  2. 制作管理職として多数の作品を担当
  3. 制作統括→プロデューサーへキャリアアップ
  4. 制作会社設立や教育・指導の道も

キャリアの広がり

プロデューサー、イベントプロデューサー

ライツマネージャー

ライツマネージャーは、映画や映像作品の著作権・ライセンスに関する契約や管理を専門とする知財の実務担当者です。キャラクター商品や出版、配信、海外展開など、作品の二次利用・事業化を実現する法務とビジネスの橋渡し役です。

平均年収

約450〜800万円

向いている人

  • 契約や知的財産に強い関心がある人
  • 法務の知識を実務で活かしたい人
  • 映画・コンテンツビジネスの仕組みに興味がある人

必要なスキル

  • 知的財産・著作権に関する法律知識
  • 契約書の作成・チェック・管理スキル
  • 海外ライセンスに関わる語学力と交渉力
  • 社内外の関係者との調整力とビジネス理解

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映画会社・放送局・ライセンス会社に入社
  2. 契約管理やライセンス交渉の実務を経験
  3. 海外との契約や大型作品の権利を担当
  4. マネージャーとして全体統括に昇格

キャリアパス例

  1. 契約・権利担当→ライツディレクターへ
  2. 国内外の著作権処理・管理業務の責任者に
  3. 映画以外のメディアライセンス展開も主導
  4. 映像コンテンツ事業を統括する経営幹部へ

キャリアの広がり

プロデューサー、配給ディレクター、法務部門、映像コンテンツコンサルタント

翻訳家

翻訳家は、海外映画や映像作品のセリフ・ナレーションを日本語に翻訳する言語の専門職です。字幕・吹き替え台本の制作を通じて、文化や言葉のニュアンスを伝え、作品の世界観を損なわない自然な訳文を届ける重要な役割です。

平均年収

約300〜600万円

向いている人

  • 語学力が高く、異文化理解に興味がある人
  • 映像作品の細部まで深く味わいたい人
  • 文章を自然で読みやすく訳すのが得意な人

必要なスキル

  • 高い語学力(英語など原語と日本語両方)
  • 字幕・吹き替え翻訳のルールと構造理解
  • 映像文脈を読み解く力
  • 納期管理・自己管理能力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 翻訳スクールなどで字幕翻訳の基礎を学ぶ
  2. 映像翻訳会社に登録し、アシスタントや下訳で経験を積む
  3. 短編・ドキュメンタリーの翻訳を任される
  4. 映画・ドラマ・配信作品の字幕・吹き替え台本を担当
  5. 人気作品を手がけるトップ翻訳家として活躍

キャリアパス例

  1. 翻訳アシスタント→下訳→正規翻訳担当に昇格
  2. 劇場公開作や大型配信作品を担当
  3. 翻訳監修・字幕監修として品質管理にも関わる
  4. 後進の育成やチーム運営を行う立場へ

キャリアの広がり

字幕監修者、翻訳講師、コンテンツライター、配信プランナー

その他の映画業界の職種(支援会社)

映画業界には、これまで紹介した職業のように事業会社で働くのではなく、広告代理店・制作会社・イベント会社などの外部パートナーとして映画に関わる職種も数多く存在します。
ここでは映画業界における支援会社での職種を紹介します。

宣伝プランナー

宣伝プランナーは、映画を多くの観客に届けるためのプロモーション戦略を企画・実行するマーケティング担当者です。主に広告代理店などのマーケティング支援会社に所属し、映画配給会社の宣伝部と連携しながら、プロモーション全体の企画・実施を担います。広告出稿、メディアプランニング、SNS施策、タイアップやイベントなど観客動員を左右する広報活動全般を担います。

平均年収

約400〜600万円(大手配給会社では700万円以上も)

向いている人

  • 映画が好きで人に薦めることが好きな人
  • 広告やPRに興味がある人
  • マーケティング視点で柔軟にアイデアを考えられる人

必要なスキル

  • 広告やPR戦略の立案・実行力
  • メディアやSNSに関する理解
  • ターゲット分析やキャッチコピー制作のスキル
  • 宣伝チームや外部パートナーとの調整・指示力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 配給会社・広告代理店に入社広告代理店やマーケティング会社に就職
  2. 宣伝アシスタントとしてキャンペーン運営に携わる
  3. 小規模作品での宣伝戦略を担当
  4. 話題作やシリーズ映画の宣伝責任者に昇格
  5. 宣伝統括やクリエイティブディレクターへと進む配給会社の宣伝部門へキャリアチェンジも可能

キャリアパス例

  1. アシスタント→作品単位の宣伝担当広告代理店で宣伝アシスタントとして経験を積む
  2. 宣伝部チーフ→全体統括
  3. ブランド映画やシリーズ作品の宣伝責任者
  4. 映画配信サービス等のマーケ責任者へ

キャリアの広がり

デジタルマーケター、パブリシスト、映画配給・宣伝スタッフ、営業

パブリシスト

パブリシストは主にPR会社や広告代理店に所属し、映画作品の魅力をメディアを通じて発信し、報道・掲載を促進する広報のスペシャリストです。メディア関係者と信頼関係を築きながら、インタビュー、記者会見、特集記事の企画や調整を行い、作品の露出を最大化します。作品と世間をつなぐ橋渡し役として重要な役割を果たします。

平均年収

約350〜600万円

向いている人

  • コミュニケーション力が高い人
  • 映画の魅力を文章や会話で伝えるのが得意な人
  • メディア対応に柔軟で信頼構築ができる人

必要なスキル

  • PR・広報の知識と戦略構築力
  • 文章力・企画書作成能力
  • メディアリレーション能力
  • 危機管理対応・スケジュール調整力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. 映画配給会社広告代理店・PR会社で広報アシスタントとして働く
  2. 媒体向けの資料作成や対応を経験
  3. インタビューや会見の手配を主導
  4. 話題作のPRを成功させ知名度を上げる
  5. 広報統括・プロモーション責任者に

キャリアパス例

  1. 広報アシスタント→パブリシストへ昇格
  2. 話題作を多数担当し業界での信頼を獲得
  3. 広報部門統括・プロモーション戦略責任者へ
  4. 独立し広報事務所設立や国際作品のPR対応へ

キャリアの広がり

宣伝プランナー、イベントプロデューサー、キャスティングディレクター

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーーは、ポスター・チラシ・SNS画像などを通じて、商品の世界観や魅力を視覚的に表現する職種です。実際に映画のビジュアル制作に携わるのは広告代理店や制作会社などが中心で、映画会社内にデザイナー職が常駐しているケースはごくわずかです。
そのため、映画の仕事を希望する場合は、そうした支援企業で経験を積むことが現実的なルートといえます。デザインの力で観客に一瞬で印象を与える作品の「顔」を担う重要なポジションです。

平均年収

約350〜600万円

向いている人

  • デザインやアートに強い関心がある人
  • 映画の魅力を視覚で伝えたい人
  • 自分のセンスを活かしたい人

必要なスキル

  • グラフィックデザインソフト(Photoshop・Illustrator)
  • タイトルロゴやキービジュアル制作能力
  • コンセプト理解と表現力
  • デザイン提案・プレゼンテーション能力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. デザイン系の学校でグラフィックの基礎を学ぶ
  2. 広告代理店や制作会社に就職し、各種デザイン業務に携わる
  3. 映画作品に関わる案件を担当するチャンスを得る
  4. ポスター・広告・SNSデザインを主導する
  5. ディレクターや独立デザイナーとして活動

キャリアパス例

  1. デザイナー→アートディレクターへ昇格
  2. 複数ジャンルの映画でメインビジュアルを担当
  3. 企画段階から関わるプロモーションパートナーに
  4. デザイン事務所の代表として作品多数手がける

キャリアの広がり

宣伝プランナー、ブックデザイナー、映像タイトルデザイナー、SNSマーケター

デジタルマーケター

デジタルマーケターは、Webサイト・SNS・動画広告などを活用し、商品の魅力をデジタルで効果的に発信する専門職です。映画のプロモーションに関わる場合は、主に広告代理店やマーケティング支援会社の立場から、配給会社・映画会社をクライアントとして業務を行うことが一般的です。アクセス解析やユーザーデータを活用し、ターゲットに響く施策を設計・運用します。

平均年収

約450〜750万円

向いている人

  • データ分析やマーケティングに興味がある人
  • 映画をオンラインで広く伝えたい人
  • Web広告やSNS施策を戦略的に運用したい人

必要なスキル

  • SNS運用や動画配信知識
  • 広告運用(Google、Metaなど)スキル
  • ターゲット分析と広告設計スキル
  • 数値管理・レポート作成・改善提案力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. マーケティング会社で基礎を学ぶ
  2. SNS運用やWeb広告の実務を担当
  3. 映画のプロモーション案件を担当
  4. 映画会社と協働して話題作のデジタル戦略を主導

キャリアパス例

  1. デジタル広告やSNS戦略を担当
  2. 複数のデジタル施策を統括するポジションへ
  3. 将来的に映画会社のマーケティング職に転職する道も

キャリアの広がり

宣伝プランナー、プロデューサー、SNSディレクター、Web広告運用者

イベントプロデューサー

イベントプロデューサーは広告代理店やイベント制作会社に所属し完成披露試写会・舞台挨拶・ファンイベントなど、映画のプロモーションイベントを企画・運営する専門職です。多くの場合、映画会社から依頼を受けた広告代理店やイベント制作会社が実務を担います。観客やメディアとの接点を設計し、話題性を生み出すことで作品の認知度や動員数を高める役割を担います。

平均年収

約400〜700万円

向いている人

  • 段取り力や現場対応力に自信がある人
  • 多くの関係者と連携しながらリーダーシップを発揮できる人
  • 映画の魅力を直接観客に伝えたいと考える人

必要なスキル

  • イベントの企画立案・スケジュール進行能力
  • キャスト・メディア対応を含むコミュニケーション力
  • 会場設営や演出に関する知識
  • 広報や広告部門と連携する調整力

仕事に就くまでの

ステップ

  1. イベント制作会社で小規模イベントを担当し経験を積む
  2. 全国規模・海外向けイベントのプロデュースへ

キャリアパス例

  1. イベント運営→進行責任者→プロデューサー
  2. PR・広告との統合イベントを主導
  3. イベントプロデュース全般へ
  4. 独立してイベント制作会社を経営

キャリアの広がり

宣伝プランナー、広報、プロデューサー、パブリシスト

映画業界の将来性と市場動向

映画業界は映像技術の革新やライフスタイルの多様化により、大きな転換期を迎えています。従来の劇場公開を中心としたビジネスモデルから、OTT(Over The Top:動画・音楽などのコンテンツ配信サービス)配信や国際市場を見据えたグローバル展開へのシフトが進み、求められる職種やスキルも日々進化しています。

ここでは、日本の映画市場の現状、成長が見込まれる分野、そして今後のキャリア選択に活かせる有望な職種やスキルについて詳しく解説します。

映画市場の現状と成長分野

日本の映画市場は、コロナ禍の影響を受けて大幅に縮小した2020年を底に、着実な回復を続けています。日本映画製作者連盟「2023年 全国映画概況」によると、2023年の興行収入は約2,214億円、入場者数は1億5,553万人で前年比4%増でした。特に邦画、なかでもアニメ作品のヒットが目立ち、「THE FIRST SLAM DUNK」や「名探偵コナン 黒鉄の魚影」が100億円を超える興行収入を記録しました。
さらに今後は、4DやIMAXといった臨場感のある映像体験に対応するための技術投資、AIを活用した映像編集や制作管理、サステナブルな撮影現場づくりなど新たな成長分野が注目を集めています。
アニメーションやVFXなどの制作職に加え、劇場の臨場感を高める技術職や制作フローを支えるIT・エンジニア職など、さまざまな分野で新たな需要が生まれています。

配信・グローバル市場へのシフト

映画業界において、NetflixやAmazon Prime、Disney+などのOTT配信サービスの拡大は極めて大きな変化をもたらしました。視聴者は劇場に足を運ばずとも自宅で作品を楽しむようになり、制作側もグローバル配信を前提とした企画・演出・マーケティングが求められる時代となっています。

そのため、多言語対応の字幕・吹き替え制作、国際市場に通用するストーリーテリング、各国の文化背景をふまえたローカライズ戦略などが重要になっています。

また、グローバル市場での配給権の買い付けや国際映画祭での評価を狙ったプロモーション設計など作品完成後の展開も含めた総合的な戦略が必要不可欠です。

今後需要が高まる職種とスキル

映画業界では、従来の制作職に加え、デジタル・グローバル領域で活躍できる人材の需要が急増しています。たとえばSNSやYouTubeを使った宣伝を担う「デジタルマーケター」、世界市場向けの字幕や吹替を手がける「翻訳家」などが注目されています。

また、CG/VFXアーティスト、映像エンジニア、AIを活用した編集サポートなどテクノロジーとクリエイティブを両立できるスキルも今後ますます重要になるでしょう。業界未経験からの参入も可能な職種が増えており、専門知識と実務経験の組み合わせによってキャリアアップを図ることができます。

総じて言えるのは、「デジタル×グローバル」の視点を持った人材が、今後の映画業界を牽引する存在になるということです。 技術力と発信力の両方を高めることが、キャリアの幅を広げるカギとなるでしょう。

映画業界の就職事情

映画業界はその華やかさとクリエイティブ性から高い人気を誇る一方で、就職難易度が高い業界でもあります。求人が限られているうえに、実務経験や専門スキルが求められることも多く明確なキャリアプランや適切なサポートが不可欠です。
ここでは、映画業界に就職する上で知っておくべき就活事情、そして転職成功の秘訣として転職エージェントの活用について紹介します。

映画業界は「求人が少ない」と言われる理由

映画業界は、作品単位で動くプロジェクト型の仕事が多く、常時採用を行っていない企業が多いのが特徴です。さらに、次のような要因も求人の少なさにつながっています。

  • 他業界に比べて企業の数が少なく、規模も小さい
  • フリーランスや「作品ごとの契約」が多い
  • 専門性が高く実績や経験が問われる
  • 業界内での「コネクション採用」が一般的

また、未経験から応募できる求人が少なく、実務経験が重視される傾向にあるため、業界経験がない人にとっては高いハードルとなっています。こうした厳しい就職市場のなか理想の職場で働くためには、効率的な就職・転職活動の方法を知ることが重要です。

映画業界を目指すなら転職エージェントの活用が近道!

映画業界への転職には、映画や映像・クリエイティブ業界に精通した専門の転職エージェントの利用が非常に有効です。転職エージェントを活用することで、映画業界特有の就職・転職活動をスムーズに進めることができ、成功への道が開けます。

転職エージェントを活用するメリット非公開求人の紹介が受けられる

  • キャリアアドバイザーによる業界特化の面接対策
  • ポートフォリオ添削や書類のブラッシュアップ
  • 業界・企業情報が豊富
  • キャリア相談・客観的なアドバイスが受けられる
  • 企業との間に入って給与や労働環境の条件交渉を行ってくれる

特に未経験から業界を目指す人や、異業種からの転職を希望する人にとっては、スキルの棚卸し志望動機の作成もプロに相談できることが大きな強みになります。

映画業界に強い転職エージェント5選

映画業界は求人の流通量が少なく、また専門性が高いため、業界に特化した転職エージェントを利用することが成功のカギとなります。

ここでは、映画業界や映像・マスコミ業界に特化した、信頼性と実績のある転職エージェントを5社紹介します。それぞれの特徴や強みを理解し、あなたに合ったパートナーを選ぶ際の参考にしてください。

HIGH-FIVE

HIGH-FIVEは、映画業界などのエンタメ・クリエイティブ職に特化した転職支援サービスです。映画業界の現場を理解した専門アドバイザーによる丁寧なヒアリングと将来を見据えたキャリア提案が魅力です。

1.映画・映像業界を熟知したアドバイスが強み
深い業界知識を持つエージェントが担当するため、ポートフォリオの見せ方や実績の伝え方まで的確に指導してくれます。実務経験を映画業界でどう活かせるか、丁寧に分析して提案してくれるのが特徴です。

2.非公開求人も豊富
一般には公開されていない求人も多数保有しております。企業との強い信頼関係により、質の高い案件と出会いやすいのが特長です。

3.企業とのつながりが強く、情報精度が高い
HIGH-FIVEは求職者と企業の両方を支援する「両面型」のスタイルを採用しており、企業文化やチームの雰囲気を把握した上でのマッチングが可能です。内情を理解した提案をしてくれるため、入社後のミスマッチも防げます。

また、企業の内部情報やカルチャーを把握しているので、より企業ごとにカスタマイズされた応募書類の添削や面接対策を受けることができます。

4.条件交渉や転職後の支援も充実
希望年収や勤務形態、ポジションなど、個人では伝えづらい条件面も代理で調整してもらえます。転職活動を終えた後も新しい職場での早期定着やキャリアアップをサポートしてくれるため、長く活躍できる環境を見つけることができます。

サービス名

HIGH-FIVE

公式サイト

https://high-five.careers/

対応地域

全国

マスメディアン

マスメディアンは、広告・マスコミ業界に特化した転職エージェントで、映画宣伝や広報、パブリシティ職への転職を目指す方に適しています。宣伝企画や広告業務の経験を活かして映画業界に関わりたい方にとって、ぴったりな求人を紹介してくれます。

1.映画宣伝職に特化した求人が豊富
マスメディアンは映画の宣伝や広告戦略を担当するポジションの求人に強みがあります。PR会社や広告代理店出身者にとって、経験を活かせるフィールドが広がっています。

2.メディア業界全体の動向に精通
テレビ局や出版社、制作プロダクションとのネットワークを持ち、映画業界に関連する幅広い求人情報をカバーしています。

3.30代以上のキャリア支援に強い
マネジメント経験を活かした求人紹介や、中堅・ベテラン向けのアドバイスにも対応。安定した環境で働きたい方に最適です。

サービス名

マスメディアン

公式サイト

https://www.massmedian.co.jp/

対応地域

全国(特に首都圏中心)

doda(デューダ)

dodaは、転職サイトとエージェントサービスが一体となった支援体制が特徴で、映画関連企業の求人も取り扱っています。自己分析やキャリア診断ツールが充実しており、転職の軸を見直したい方にも適しています。

1.スカウト型とエージェント型の併用が可能
自分で求人を探しつつ、アドバイザーからの提案も受けられるハイブリッド型のサービス。効率よく選択肢を広げられます。

2.キャリアの棚卸しを助けるツールが充実
「キャリアタイプ診断」や「自己PR発掘ツール」などが用意されており、自分の強みを明確にしてから応募が可能です。

3.業界未経験でも挑戦しやすい求人多数
未経験歓迎のマーケティング職や営業職、デジタル系職種の求人が多く、映画業界に関連する職種へのキャリアチェンジを検討している人に適しています。

サービス名

doda

公式サイト

https://doda.jp/

対応地域

全国

アズール&カンパニー

アズール&カンパニーは、映画配信やコンテンツマーケティング職など、外資系・グローバル企業での映像関連職種に強みを持つ転職エージェントです。ラグジュアリーブランドやメディア業界の求人に特化しており、映像コンテンツの国際展開やマネジメント職に就きたい人に適しています。

1.外資・グローバル企業との強固なネットワーク
外資系の動画配信企業やエンタメ関連企業との取引実績が豊富で、グローバルな映画ビジネスに関わりたい人におすすめです。

2.キャリアアップ志向の方向けのハイクラス求人
マネージャー職や年収600万円以上のポジションなど即戦力を求める高年収案件が中心です。

3.英語力を活かせる求人が多い
語学スキルを活かせるポジションが多く、国際感覚や異文化理解に長けた人材が重宝されます。

サービス名

アズール&カンパニー

公式サイト

https://www.azureweb.jp/

対応地域

全国

エンタメ人

エンタメ人は、映画・音楽・テレビ・舞台といったエンターテインメント全般を専門とするエージェントです。特に映画業界では、制作進行や配給会社、コンテンツ配信企業などへの紹介実績があります。現場経験豊富なキャリアアドバイザーによるサポートも魅力です。

1.エンタメ業界専門のサポート体制
映画、テレビ、音楽、舞台など業界ごとに専門知識を持つアドバイザーが担当し、業界特有の悩みにも的確に対応してくれます。

2.実務未経験でも応募できる求人あり
制作アシスタントや事務職、マーケティング職など未経験から挑戦できる求人があり、キャリアの第一歩を踏み出したい人にぴったりです。

3.契約社員や業務委託など多様な雇用形態に対応
フリーランス志向の人や、副業で映像に関わりたい人にもぴったりの案件を取り扱っています。

サービス名

エンタメ人

公式サイト

https://entamejin.com/

対応地域

全国(首都圏中心)

まとめ

映画業界で働くには、映像制作や配給、マーケティングなど多様な職種からあなたに合った仕事を見極め、着実に経験を積むことが重要です。

映画業界の求人は非常に限られているため、転職を成功させるには専門知識とネットワークを持つパートナーが必要です。転職エージェントHIGH-FIVEでは、業界知識や現場の内情、企業文化まで知り尽くしたエージェントがキャリア相談から応募書類の添削から条件交渉、転職後のフォローまで一貫してサポートしてくれます。

映画業界は決して簡単な道ではありませんが、戦略的なキャリアプランと転職エージェントによるサポートがあれば、好きなことを仕事に変える未来がきっと開けます。映画の世界で活躍したいという夢を確かな行動に移していきましょう。

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この記事を書いた人

HIGH-FIVE編集部
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