エンジニアが考える「一緒に働きたいデザイナー」はこんな人!円滑に協業するためのポイント

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転職エージェント吉田
転職エージェント吉田
テレビ、映画、Webサイトなどコンテンツやクリエイティブなものを見るのが好きで、何らかの形で携わりたいと思ったのがきっかけで新卒でクリーク・アンド・リバー社に入社。クリエイティブ職を中心とした転職エージェントとして15年のキャリア。累計1000人以上の方のキャリア相談の実績がある。

主にエンタテインメント領域のセクションマネージャーとして転職支援やコンテンツ制作チームの体制構築等に従事。30歳になったところで自らも転職を経験。ソーシャルNPOの正職員として活動をしたのち、再びクリーク・アンド・リバー社で働くことに。身をもって転職やキャリアアップの難しさを体験し、求職者にも採用企業にも必要とされるエージェントを目指して日々邁進中。
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優れたプロダクトを作るには協業が必要

優れたUI・UXを備えたプロダクトを開発するには、エンジニアとデザイナーの協業が大切です。
エンジニアとデザイナーは、いわば「ユーザーに良いプロダクトを届ける」という同じゴールに向かっている運命共同体。

しかし、職種が違えばものの見方や持っている知識が異なるもの。
それぞれ担う部分が違うと「ゴール」が違ってしまうこともあるかもしれません。
実際、「エンジニアやビジネス職と同じプロジェクトで働くことはあるけど、上手く連携できていない」と不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、デザイナーがエンジニア始め他職種メンバーと仕事をするにあたり、コミュニケーションを取るときに押さえておくべきポイントをまとめました。

どのような立場や状況でも、チーム一丸となってプロジェクトを成功に導けるように行動することは、自身のモチベーションやキャリア構築の観点でも重要です。

この記事を読んで、ぜひ「一緒に働きたい!」と思われる人を目指してみてください。

エンジニアに依頼をするときに最低限押さえるべきポイント3つ

まずは、「設計したデザインをエンジニアに実装してもらう」というシーンで押さえておくべきポイントを3つ紹介します。
何か依頼するときはエンジニアが迷わず開発をスタートできるよう、準備は万全にしましょう。

仕様書と口頭で完成イメージを伝える

仕様書での伝達に加えて、口頭でも完成イメージを伝えるようにしてみましょう。

デザイナーがエンジニアに開発依頼をするときは仕様書を渡すのが通常ですが、「実際にどのような動作をするのだろう」と、完成イメージが伝わっていないことがあります。

そのような時は、仕様書での指示出しに加えて口頭でも説明することをお勧めします。
別途時間を設けることになってしまいますが、相手に理解してもらえているか様子を見ながら伝え方を工夫して、どんなものを作りたいのかを的確に伝えるようにしましょう。

必要な素材はすべて揃えておく

必要な素材は全て用意しておきましょう。

デザイナーに依頼されて実装を始めたものの、全てのデバイスに適した画像サイズが揃っていないから先に進めない、というケースが多々あるようです。

また、エラーが起きた場合や次のページに遷移できなかったときに、どんなものを表示させたらいいかわからないから実装できないということもあります。

完成したページがどのような挙動をするのか、きちんと様々な状況を想定して、状況にあった素材を予め用意した上で開発依頼をするようにしましょう。

指示は具体的にする

指示出しは具体的にしましょう。

「こういう雰囲気にしたい」「気持ちもう少し右」という伝え方をしても、エンジニアは実際にどのようにコーディングすればいいかわかりません。

ピクセルやカラーコードなどは具体的な数値を提示しておけば、すぐに開発に着手してもらえます。

エンジニアがスムーズに開発をするために押さえるべきポイント4つ

ここからは、エンジニアがよりスムーズに開発できるようにするために、デザイナーがエンジニアにコミュニケーションを取る際のポイントを紹介します。

「意外とできていないな」と思う項目もあるかもしれません。さっそく明日からの業務で実践してみてください。

仕様の背景や意図の共有

開発の依頼をするときは、どうしてこのような仕様にしたいのか、その背景や意図も併せて共有しましょう。

エンジニアがそれらをよく知らないまま開発を進めることは可能ではありますが、設計通りにできない場合やトラブルが発生したときに、「なぜそうするべきなのか」という指針があれば、意図をくみ取った上でリカバリーしてもらえることもあるでしょう。
逐次確認する手間が省くことができるだけでなく、「それならこうした方がいいね」とアイディアをもらえるかもしれません。

また、「一緒にプロダクト開発をしているんだ」という連帯感を保つためにも、デザイナーのアイディアや考えの共有は重要です。

参考サイトの共有

もしなにか参考にしたページやサイトがあるならば、それをエンジニアにも共有することをおすすめします。
いくら詳細に仕様を伝えても、ニュアンスを言葉で伝えることは至難の技です。

「デザイナーは右脳派、エンジニアは左脳派」と言われることもあるように、デザイナーが考えたデザインを説明するときは曖昧な表現が使われることもありますよね。

しかし、前述の通り、ふわっとした表現をそのままエンジニアに伝えることはあまり効率的ではありません。
それならば、デザイナーがイメージしているものに近いプロダクトをエンジニアに見てもらうのが良いでしょう。

HTML・CSS・JavaScriptの理解

デザインツールを使いこなすことはデザイナーの必須スキルですが、HTML・CSS・JavaScriptなど、実装するための技術についての知識があると良いでしょう。

デザイナーはコードの制約がない状況でUIをデザインしますが、エンジニアはコーディングでそれを実現します。
時には、コーディングや実装したときにかかる負荷の都合上、当初のデザインを変更しなければならないということもあるかもしれません。
そうなると、デザインを考えるところからまた仕切り直しになってしまい、開発が滞ってしまいます。

スムーズに開発を進めるために、実装方法やそのプロセスのことを考慮しながらデザインができると視座の高いデザイナーであると言えるでしょう。
また、UI・UXを考える上でプログラミングの知識を備えておくことは決して無駄ではありません。

事前に工数の相談をする

事前に工数の相談をしましょう。
もちろん、プロジェクトが始まる段階で工数はあらかじめある程度見積もっているでしょう。

しかし、デザインしていざ実装という段階になったときに、想定より実装に時間がかかることが判明したということを経験した人は少なくないのでしょうか。

デザインの理想と現実のラインをエンジニアにしっかりと伝え、話し合った上で工数を決められると、お互いに納得してプロジェクトを進めることができます。

他職種とのコミュニケーションもスムーズにするポイント2つ

ここまでは、エンジニアとデザイナーが協業できるようにするためのポイントを紹介しました。
ここでは、ビジネス職など、エンジニア以外の職種とのコミュニケーションも円滑にするためのポイントを紹介します。

お互いの進捗共有や相談ができる時間を定期的に設ける

開発ツールやチャットで相談や確認のやり取りが完結してしまうことも多々ありますよね。
このような手段でのコミュニケーションは便利ですが、会話をすることも場合によっては大切です。

最近では、エンジニア・デザイナーの開発チームがデイリースクラムというコミュニケーションの時間を設けることもあるようです。
稀に、ビジネス職のチームでもデイリースクラムの形式が実践されていることもあります。

デイリースクラムでは、プロジェクトの進行は順調か、何か気になることはないか、など、今後を見据えた話から些細なことまで共有をするための時間として実施されます。

普段からコンスタントにお互いの状況を理解するなど連携が取れていれば、トラブルが起こったとしてもすぐに解決ができるでしょう。

共通言語で話す

意思疎通を図るときは、相手と共通認識のある言葉で話すようにしましょう。
お互いが明確に理解しているとわかっている共通言語を使えば、イメージや話の意図をすり合わせやすくなります。

また、抽象的な言葉や概念について話すときは、先に前提を確認したり、具体的な例を用いてお互いの視点を少しずつ合わせたりするのがいいでしょう。

少しずつ実践して「働きたい」と思ってもらおう!

この記事では、エンジニアや他職種に「一緒に働きたい!」と思ってもらうためのポイントを紹介しました。

改めて振り返ると「当たり前だな」と思うことばかりかもしれませんが、日々忙しく仕事をしていると、おざなりにしてしまうこともあるかもしれません。

この記事で紹介したことを実践すれば、プロジェクトを円滑に進められるだけでなく、仲間との一体感をより強くすることができるでしょう。
仲間と同じ方向を向くことができれば、きっと最高のプロダクトやサービスをユーザーやお客様に届けられます。

一つずつでいいので、明日から早速実行して、「一緒に働きたい!」と思われるようなデザイナーを目指しましょう!

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