アニメを軸に、幅広いビジネス展開へ。東映アニメーション若手プロデューサー座談会

公開日:2026/02/18

変更日:2026/02/16

日本で最初の本格的なアニメーション製作会社であり、「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズ、「プリキュア」シリーズ、「デジモン」シリーズなど数多くの作品を手掛ける東映アニメーション。世界の子ども達と人々に「夢」と「希望」を与える“創発企業”を目指し、さらに多くの作品を生み出すため、プロデューサー採用を積極的に拡大しています。

今回は、実際に中途入社で活躍している若手プロデューサー3名による座談会を実施!入社3年目の荒牧さん(写真中央)、舟腰さん(写真右)、2年目の竹市さん(写真左)に、東映アニメーションの魅力とプロデューサー職のやりがいについて語り合っていただきました。
※入社年次は2025年10月時点

東映アニメーション担当のエージェントが直接選考対策!

まずは簡単に自己紹介

荒牧さん
東映アニメーション(以下、東映アニメ)は、古くからさまざまな作品、特に子ども向けの作品を多く製作してきたアニメ会社です。当社の特徴としては、製作だけではなく企画から営業まで、IP の管理・運用を含め自社で行っている会社です。

僕自身は、2023年に中途で入社して今3年目です。新卒で入社したアニメ制作会社では、制作と企画営業を担当していました。その後東映アニメーション(以下、東映アニメ)に入社し、最初の1年間でTVプリキュアシリーズのアシスタントプロデューサーを経験した後、現在はTVプリキュアシリーズのプロデューサーを担当しています。

名探偵プリキュア!2月1日から放送中の新シリーズ「名探偵プリキュア!」

舟腰さん
私も2023年に入社しまして、ここで3社目になります。1社目では実写の番組制作を少々と、メインはキャラクターの権利をお預かりして商品化するライセンスビジネスを担当していました。そこで「アニメを作る側に行ってみたい」と思い、2社目のショートアニメが得意なアニメ会社に転職して、制作進行をやりつつビジネス展開や宣伝、製作委員会の運営などを経験した後、今に至ります。

現在はプリキュアシリーズのプロデューサーとして、劇場版プリキュア、および新しく立ち上げたSNSショートアニメシリーズ「ぷちきゅあ〜Precure Fairies〜」を担当しています。
ぷちきゅあ
竹市さん
私は2024年3月に入社して、ちょうど1年半になります。前職は私もアニメプロダクションで、制作進行や現場の設計を学んだあと、スタイルガイド(版権イラストのガイドライン)を担当する部署を立ち上げたり、版権をお借りして商品開発を行ったり、社内イベントの企画・運営なども携わっていました。

入社1年目は、海外のアニメーション企画で制作進行を担当しました。そして昨年の1月からはデジモンで様々な施策を担当しながら、新規IP「イロボックルのカラフルぱーく」という子ども向けの事業施策にも関わっています。さらに、新規案件のプロデューサーを任せていただくなど、少しずつ仕事の幅が広がってきたなと感じています。
イロボックル

3人が考える、東映アニメーションの魅力

舟腰さん
私は「キャラクターに関わる仕事がしたい」というのが原点だったので、いわゆるアニメ会社が手掛ける範囲よりも幅広くキャラクターに携わることができるのが魅力だなと思いました。

荒牧さん
僕も、自分たちで一からIPを作って二次利用の展開までできるところですね。冒頭の紹介と被ってしまいますが、アニメ製作会社でその機能を持っているところは限られていますし、古くからずっとそういう運営を続けてこられているのはすごく特徴的だと思います。

また、長年アニメを“作り続けている”ところも魅力です。長期間にわたるテレビシリーズは予算面でも人材面でもハイカロリーなので、しっかり支えられる基盤がある会社は数えるほどしかありません。さらに当社は自社で営業事業部を持っているので、その先の収益までを考慮したビジネス展開が可能です。

舟腰さん
「子ども向けに何かやりたい」と考えたときにも、過去の事例やノウハウが豊富にあるのはやはり強みですよね。
東映アニメーションの魅力を語る荒牧さん荒牧さん
そうなんですよね。例えば少子化等、移り行く世の中や価値観に合わせて、多くの作品やシリーズを積み重ねてきました。東映アニメは『世界の子どもたちと人々に「夢」と「希望」を与える“創発企業”となることを、目指す。』という企業理念があり、子ども向け作品についてチャレンジしていく社風が根付いていると私は感じています。

竹市さん
私は、本当に色々なビジネスを学ぶ機会をたくさん与えていただいているなと思います。私も前職で子ども向けの企画を出そうとしたことがあるのですが、どう頑張っても現場のカロリーだけ高くなってしまい、ビジネスとのバランスをとるのが難しかった経験があるので、子ども向け作品を“ビジネスとして”どう作るのかを学びたいという強い気持ちがあったんです。

さらに「海外に強い」ということも実感しています。海外の案件を担当していたとお話しましたが、それこそワンピースやドラゴンボール、デジモンなど、海外にもお客様は根強くいらっしゃいます。アメリカやアジア、欧州などに現地法人があるので、海外でのイベントや配信展開を例に、営業部門と連携して関われるところも魅力なのかなと思います。

プロデューサー職の魅力について

荒牧さん
企画の立ち上げから実制作まで、両方に携わることができるところです。近年アニメビジネスはかなり複雑化していて、「ビジネスを専門で見るプロデューサー」と「制作現場を見るプロデューサー」が分かれてIPを運用することが多い中で、当社も厳密には分かれているものの、ビジネスとクリエイティブの両方の観点から企画を動かすプロデュース業務が求められます。

もちろん知識が及ばないところに関しては、各現場のプロフェッショナルがしっかりとサポートをしてくださるので、それらをうまくまとめて旗振りをしていくところが僕はすごく面白いなと思っています。

舟腰さん
私も荒牧さんと同様、(ビジネスとクリエイティブ)どちらも見られるし、何でもやれるところが魅力だと思います。それが自分の首を絞めてしまうこともあるのですが(笑)、プロにお任せできるところはお任せして、自分は「作品をどう持っていきたいか」に集中して考えさせてもらえるのは有難いし、面白い経験をさせてもらっていると感じます。
東映アニメーションの魅力を語る舟腰さん社内でも色々なタイプのプロデューサーがいるので、舵取りの方法は作品やプロジェクトによって異なります。担当しているプリキュアの例で言えば、かなり裁量の大きい仕事ができまして、その点も魅力の一つかもしれないですね。

荒牧さん
プリキュアのプロデューサーは多くをジャッジして裁量が大きい一方、「あなたはどうしたいんだ」というのは常に聞かれますよね。それを楽しめる方にとっては、かなり大きい魅力なのかなと思います。

竹市さん
そう聞くと「メンタルが強くないとだめなのかな」とプレッシャーに感じる方もいるかもしれませんが、経験豊富な先輩プロデューサーがたくさんいらっしゃるので、気軽に相談に乗ってもらうことができます。「それは〇〇さんがプロだから聞いてみなよ」というように、他部署の方を紹介していただいたりもできるので、ぜひ構えすぎないで欲しいですね。

荒牧さん
レジェンドな方々がたくさんいらっしゃるのに、皆さん本当にフランクで話しやすいですよね。座席がフリーアドレスなのですが、自分が子どもの頃に見ていた作品のプロデューサーが急に隣に座られるようなことも起こり得ます(笑)。「当時ファンでした」と話しかけたら、思いがけずプロデューサー論が聞けたりして。

竹市さん
そうそう!他にも、出版社出身の方やゲーム会社出身の方など、アニメーション以外の分野にも強い方が各部署にいらっしゃるので、オリジナルIPをアニメーション以外の方法に落とし込みたいとき、社内で気軽に相談できるというのは素敵だなと思います。

東映アニメーションを選んだ理由

荒牧さん
「子ども向け作品をやりたい」というのがやはり大きかったですね。子どもを笑顔にすることが企業理念になっているし、実際に作り続けてきている実績から、ここなら間違いなく子ども向けの企画ができると感じました。

次に、オリジナル作品ができる点です。転職活動中、自分の強みを制作・ライセンスビジネス・企画の3つを経験していることだと考えていたので、それらを発揮できそうな会社に色々とお話を聞いて回ったのですが、子ども向け作品に携わることはできても、オリジナルとなると煙たがられてしまって……どうしても「いかに強い原作を引っ張って来られるか」というお話になりがちだったんです。
東映アニメーションを選んだ理由を語る荒牧さんその中で東映アニメは唯一「オリジナル良いよね!うちもやっていきたいんだよ」と言ってくれて、さらに僕の経験を発揮できるポジションだということだったので、魅力的に思い入社を決めました。実際に今、プリキュアという子ども向けのオリジナル作品を任せていただいているので、すごく有難いことだと思っています。

舟腰さん
私は、長い人生を考えたときに、プロデューサーとして“ちゃんと”やってみたいと思ったのがきっかけです。前職も良い会社でしたし、自分の経験がまだ浅かったこともあるのですが、色々なポジションを兼務していたこともあり任される範囲が限定されていて、1本立ちしている感じではなかったんですよね。そこでシンプルに、「この作品の担当プロデューサーです」としっかりと携われたらいいなと思ったんです。

それに加えて、最初にお話した「キャラクターに関わる仕事がしたい」という軸で、アニメ製作に限らず様々な事業と一緒に作品を盛り上げられる方が自分の好みということもあり、東映アニメを選びました。私自身、子ども向けの可愛いキャラクターが大好きで、前職でも子どもたちがいるような現場に出たり、商品化担当をしていたので、それまでの経験が活かせそうだなと。まさかプリキュアを担当することになるとは思っていなかったですけどね(笑)。

あと私は転職において「どこで働くか」をとても重視していて、内定をいただいた会社には必ず足を運んで、家から通いやすいか、自分がどういう席で働くことになるのかを想像するようにしていました。当時の中野オフィスはまだ改装前でしたがすごく綺麗で、そういった条件面や環境面も全部含めて良いなと思えました。リモート勤務が可能だったのもポイントが高かったですね。

東映アニメーションオフィス緑が印象的な明るいオフィス

竹市さん
私が東映アニメに興味を持ったのは、「ここなら予算から実績まで一貫して携わることができるんじゃないか」と考えたのがきっかけです。私はそれこそゴリゴリの制作畑出身で、当時は定められた予算の中で仕事を全うすることが重要でした。そういった役割もアニメビジネスにおいては大事なことですが、予算をどう組んで、どう収支に繋がっていくのか、それを知った上で様々なビジネス展開を視野に入れ作品を成功させたいと思ったんです。

過去に商品企画やイベントなど色々な経験もさせていただいていたので、それらの知見を上手く組み合わせることができれば、1つの作品に対して色々とやりたいことができそうだと思い、幅広いビジネスができる東映アニメに入社を決めました。

あとは私自身二児の母ということもあり、子どもに届ける作品を作りたいという想いもありました。やっぱりプリキュアはすごいですね(笑)。映画のイベントにも参加しましたし、昨日もプリキュアの水泳バッグをもってスイミングに行きました。親子で応援させていただいています。

荒牧さん
有難うございます!お母さんがプリキュアの会社で働いているなんて、きっとお子さんが大きくなったら驚かれますね。

竹市さん
実は、娘はもう理解しているんです。会社の紙袋を持って保育園のお迎えに行ったら、袋についているペロ(東映アニメーションのシンボルマーク。劇場長編アニメ「長靴をはいた猫」の主人公)のロゴを見て気がついたみたいで。

舟腰さん
私も会社の紙袋を持って渋谷を歩いていたら、海外の方にロゴを指さされて「東映アニメのショップがあるのか?」と聞かれました。ロゴマークだけで小さいお子さんにも海外の方にも通じる会社って、よく考えるとすごいですよね。

東映アニメーションのプロデューサー求人>>

実際に入社して感じたこと

荒牧さん
僕は初転職だったので、「そもそも転職するってどんな感じなんだろう?」という漠然とした不安がありましたが、実際に入社してみると周囲に中途入社の人が多く、同じ目線で親身に教えてくれる人がたくさんいたので安心できました。それこそ舟腰さんが半年違いぐらいで、ほぼ同期のような感じなので、わからないことを共有し合えたのも良かったです。

あとは、プロフェッショナルな方が多いゆえに制作側とビジネス側で垣根があったりするのかなと思っていましたが、企画部のメンバーは両方に関する知識があるし、お互いの立場を考えて動いてくださる方が多いということもわかりました。

舟腰さん
私の場合、転職自体は2回目ですが、ここまで大きい会社は正直初めてだったので、色々とルールが多く大変そうなイメージを持っていました。でも実際に入社してみると、とても柔軟でやりやすい環境でした。

あと、私はお2人と違ってプロデュースメインの会社にいたので、それこそプリキュアの初期から何十年と描かれているようなアニメーターさんが近くにいる環境が初めてだったんです。プリキュア的に一番忙しいタイミングで入社してしまって、クリエイターの皆さんはきっと精神的にだいぶカリカリしていたと思うんですが、それでもすごく優しく迎えてくださって、とても嬉しかったのを覚えています。

荒牧さん
確かにうちのクリエイターって、ある種の職人らしさはありつつも、相談すれば親身に答えてくれるし、チャットでカジュアルにやりとりできる方も多いですよね。

舟腰さん
そうなんですよね!昨年映画を一緒にやった監督さんとは、今も「今日これ出たね」「あれ観たよ」とチャットでやりとりしています。中野と大泉で拠点は離れていますが、精神的な距離が近いというか「こんなにクリエイターさんと仲良くなれるんだ!」というのが良い意味で想定外でした。
東映アニメーションに入社する際のエピソードを語る竹市さん竹市さん
私は転職活動中、「子どもがいる」とお話した途端、その場で面接を打ち切られてしまったことがあって……。その経験から、東映アニメにもパパママ社員の働き方をたくさん質問していました。それで人事の方が気にかけてくださって、入社翌日にお子さんがいる先輩プロデューサーの方々とお話する機会を設けてくださったんです!「私の不安は何だったんだ」というくらい、入社2日目の時点ですっかり解消されてしまいました。

その時の先輩プロデューサーと現在お仕事をご一緒しているのですが、実際に子どもが熱を出した日は急遽リモート対応にしていただいたり、お迎え当番で早めに帰りたい日は事前にスケジュールの調整を相談させていただいたりと、本当に有難いです。イロボックルのイベントを子どもと一緒に体験することでリサーチを兼ねたり、そこで得た声を企画に活かしたりもしていて、「子どもがいる」ということがむしろプラスに感じられるようになりました。

荒牧さん
視聴者である子どもの生の声が聞けるのは、東映アニメにおいてむしろメリットですよね。本来は自ら情報を取りに行く必要があるところを、お子さんのいらっしゃるプロデューサーの方々は、生活の中で自然と入ってきたものが積み上がっていくわけじゃないですか。

竹市さん
そうなんです。子どもが観ている番組を私も自然と観るので、「この宣伝で子どもの興味がある部分はここなんだ」とか「新しいエンディングすごいな」とか、勝手に情報が入ってくるんですよね。イロボックルのイベントでも、保育園のママ友が参加してくれて「すごく楽しかったよ!」と後から感想をくれたりして。そういった環境があるとお客さんがどんな気持ちで来てくれているのかを、より深く想像できるようになるんです。自分の仕事が誰かの“楽しい時間”につながっているんだと実感できて、本当にうれしい瞬間だなと思います。

プロデューサーの働き方

荒牧さん
当社はリモートワークがかなり推進されていて、企画部の社員も活用していますね。また、プロデューサーは裁量労働制での勤務です。

私の例で言えば、TVシリーズが始まって現場が稼働すると大泉オフィス、企画の立ち上げ時期でビジネス系のタスクが多いと中野オフィス、完全に軌道に乗って打ち合わせの必要がなくなるとリモート……というように働いています。時期や業務内容によってバランスを調整しながら働ける点も良いなと感じています。この辺り、関わる作品やチームによっては活用度合いは様々かと思いますが。

舟腰さん
午前中の打ち合わせはリモートで、午後から出社といった柔軟な働き方もできますよね。個人的には、私の周りは社内連絡がチャットメインなのもやりやすいです。簡単な確認や連絡はスマホで済ませられるので、精神的な負荷が少ないんです。もちろん案件にもよりますが、コミュニケーションがすごくラフですよね。

あとは私、実は働きながら通信制の大学に通っていて……プリキュアのお仕事をさせていただく中で「もっと勉強したい」と思ったきっかけがあり、上司に相談してみたところ、あくまで私のチームでの場合になりますが、仕事量やスケジュールを調整していただくことができたんです。正直に相談したことを受け入れていただけたのは、すごく有難いと思っています。

竹市さん
私は、それこそ会社の制度をめちゃめちゃ活用している側です(笑)。まず保育園に子どもを送り届けて、家に戻って朝一の会議はリモートで行って、それが終わったら出社して中野で対面打ち合わせをして……というように、臨機応変に使い分けています。
東映アニメーションの働き方を語る竹市さんお迎え当番だけど業務がある日は、中抜けという形で家事が落ち着いてからリモートで対応することもあります。子どもが病欠の日は家で、集中して企画書を作成したい時は落ち着ける場所でといったように、入社してまだ1年半ですが、自分の裁量で柔軟に働かせていただいています。

子どもがいると「時短勤務なのかな?」と思われることも多いんですが、私は最初からずっとフルタイムで働いています。チームにも同じように家庭と両立しながらフルで働かれている方がいて、社員の希望に合わせて柔軟に対応してもらえる環境があるのは、すごく心強いです。

プロデューサーに求められる要素とは?

荒牧さん
個人的には、自ら考えて動けることが求められると感じています。多くの物事において「どうします?」と判断を求められますし、IPや作品を回すためには自ら仕掛けていかないと正直難しいですかね。

ルーティーンの作業がないわけではありませんが、ケースバイケースで都度判断していく仕事がほとんどで、起きた事象に対してまた次のアクションを打っていくということが日々行われているので、瞬発性と自分なりの考えの軸をしっかりと持っておく必要があります。プロデューサーを目指すような方はもともと責任感がおありだと思いますが、自分の一言で大勢の人が動くということを理解した上で自ら動くということが、プロデューサーとして大事なことだなと感じます。

舟腰さん
今の荒牧さんのお話は厳しく聞こえるかもしれませんが、私自身入社してから鍛えられたところも多いです。基本的に先輩たちは皆さん優しいですし、私たちよりももっと若いプロデューサーの方もいます。やってみたいという気持ちさえ持っていれば「皆で助け合ってやっていこう」という雰囲気です。

また、上司が「(プロデューサーは)色々な人に頭を下げてお願いする仕事だ」とよく言うのですが、まさにそうだなと思います。仕事柄、どうしても難しいことや大変なことをお願いしなければならない局面もあるので、いわゆる“良いやつ”というか、関係各所を巻き込んでいくお仕事だからこそ「この人の頼みなら頑張ろう、協力しよう」と思ってもらえることは大切な要素だと思います。
東映アニメーションのプロデューサーに求められる要素を語る舟腰さんあとは、私が今まで毎年違う仕事をしているような環境だったので、キャリア的に中途半端なのでは……と自分では思っていたのですが、新卒1年目にやっていた実写の仕事が今のアニメの仕事に活きていたり、自分は「周りの意見を聞いた上で、皆がハッピーなポイントを考えて提案するのが得意なんだ」と今になって気づいたりと、思わぬところで伏線が解消されることが最近よくあるんです。なので、アニメや、何らかのプロデューサー業務をがっつり経験していなくても、活かせる要素はきっとあると思っています。

私はオリジナル作品も原作のある作品でも、どちらでもとにかく「より多くの人に作品を面白く楽しんでいただけること」に何か自分の力を使えたらと思っていたので、面接ではライセンスビジネス時代に原作会社とさまざまな交渉をしていた経験なども全てお話していました。私自身は今プリキュア担当なので原作の方と折衝する機会はあまりありませんが、もしこの記事を読んでいる方でライセンサーとの折衝経験がある方は、アピールしていただくと良いかもしれません。

竹市さん
アニメが好きなことはもちろんベースとしてあるんですが、ただ「観るのが好き」だけじゃなくて「このアニメってどうやって作られてるんだろう?」と考えられるところでしょうか。私自身、クレジットを見て「委員会にA社とB社とC社が入っているということは、こういう座組なんだな」のような分析をよくしています。ずっとアニメの現場畑にいたので、作品の規模感とか、作品の作り方の違いもなんとなく見えてくるというか。そういう探求心はすごく大事だと思っています。

あとは、他社の実例をリサーチして、「じゃあ自分たちはそこに何をプラスできるか」を考えるような発想力やアイデアも常に持っていたいですね。そういう姿勢がないとついていくのはなかなか大変だと思います。その分、プロフェッショナルな方々が集まっていて、すごく刺激的な環境ということでもあります。

今後目指したい未来

目指したい未来を語る東映アニメーション若手プロデューサーの皆さん荒牧さん
個人ベースで言うと、やっぱり入社時からの目標である自分のオリジナル作品を実現させたいです。あとは、今プリキュアのIPが25周年を控えていて、今後25周年、30周年と長く続いていけるよう、常にプリキュアという存在が隣にいてくれているんだよということを、子どもたちにしっかり伝えていきたいなと考えています。

舟腰さん
私も個人ベースでお話すると、アニメを軸にしつつ、商品やリアルな体験など担当している作品の何らかのアウトプットで皆に楽しいものをお届けできたらと思っています。あとは、去年から独り立ちしたので本当にまだまだではありますが、「舟腰さんがやる作品なら参加するよ」とクリエイターや携わる方々に言っていただけるようなプロデューサーになれたらかっこいいなと思います。

竹市さん
私が今関わっている案件があるのですが、その中で東映アニメとして新しいことに挑戦できたらと思っていて。関わってくださる方々に「この作品めっちゃ楽しかった!」と思ってもらえるような場を、もっと広げていきたいなと思っているんです。

そうしたつながりを、今後別の作品や続編などにつなげながら、会社としても一緒に関わってくださった方々に恩返しできるような仕組みを作っていけたらうれしいです。

応募を検討している方に一言

舟腰さん
先ほどのお話と少し被ってしまうんですが、どんな経験でも何らかで活かせる機会があると思うので、「私にはこんな経験しかない」とは思わずに、一度応募してみていただきたいです。竹市さんのようにお子さんがいらっしゃることが強みになるかもしれないし、何が武器になるかわかりません。そのあたりはすごく話を聞いてくれる良い会社だと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。

竹市さん
「やりたいことができる」ということが、この会社の何よりの魅力だなと強く感じています。子ども向けから大人向けまで、幅広い作品に関われるので、自分の興味や得意分野を存分に生かせる環境です。「アニメの仕事を通して、自分らしく成長したい」という方にはぴったりだと思います!

荒牧さん
本当に自分のやりたいことを応援してくれる環境なので、楽しく仕事ができると思います。ここにいる全員が頷くと思うんですが、やりたいと言ったことは間違いなく背中を押してもらえるんです。「その分、自分のケツは拭けよ」という社風でもあるのですが(笑)。

僕は運良くクリエイティブとビジネスの両方の経験がありましたが、片方しか経験がない方でも各セクションにプロフェッショナルがいるので、しっかり相談して自分なりに咀嚼しながら組み立てていけば、正直なんとかなると思います。東映アニメには色々な経験をしてこられた方がいるので、自分で想いとパッションを持って行動に移そうという思いさえあれば大丈夫です。実現したい何かがある“ギラついた人”は大歓迎です!ご応募お待ちしています。

記事に載せきれない生の情報はぜひ面談で!

アニメ業界に強い転職エージェント

この記事を書いた人

HIGH-FIVE編集部
HIGH-FIVE編集部

HIGH-FIVE編集部

HIGH-FIVE(ハイファイブ)は、IT/Web業界のクリエイター・デザイナーに特化した転職エージェントサービス。私たち編集部ではオウンドメディアだけでなく、転職サイトやSNSも運営。日々クリエイターの皆様へ向けて、クリエイターキャリアのお役立ち情報・転職ノウハウなどを発信中!
転職お役立ちコンテンツ

クリエイティブ業界に精通した転職エージェントが、一人ひとりの転職活動をきめ細かくフォロー。

ご登録いただくことで、あなたの強みを引き出し、企業との本質的なマッチングを叶えます。

関連記事

クリエイティブ業界に精通した転職エージェントが、一人ひとりの転職活動をきめ細かくフォロー。
ご登録いただくことで、あなたの強みを引き出し、企業との本質的なマッチングを叶えます。