【5分でわかる】転職軸の作り方|面接での回答例とよくある失敗例を紹介

公開日:2025/06/24

変更日:2025/06/24

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転職活動を始めると、「転職の軸が大切」と耳にする機会がありますが、実際に自分の転職軸を明確に言語化できている人は多くありません。特に20代・30代でキャリアの方向性に迷っている場合や、面接で「あなたの転職の軸は何ですか?」と聞かれたときに戸惑う方も少なくないでしょう。

ここでは、価値観や経験を整理しながら転職軸を具体化する方法を4つのステップでわかりやすく解説します。面接で一貫性のある受け答えができるよう、また企業選びにも納得して進めるよう、転職活動の土台を築いておきましょう。

転職の軸とは?

転職活動を成功させるためには、明確な「転職の軸」を持つことが欠かせません。しかし、「軸って何?」「どうやって考えるの?」と戸惑う方も多いはずです。
ここでは、転職軸の意味や転職理由との違い、そして企業がなぜ面接でその軸を重視するのかについて詳しく解説します。あなたらしいキャリアを築く第一歩として、まずは「転職軸とは何か」をしっかり理解しましょう。

転職軸と転職理由の違い:軸は「未来」、理由は「過去」

転職軸と転職理由は混同されやすい言葉ですが、それぞれの意味はまったく異なります。

転職理由:
「なぜ今の会社を辞めたいのか」など過去の出来事に焦点を当てたもの
転職軸:
「これからどのような働き方や環境で成長していきたいか」という未来志向の考え方

転職理由ばかりに目が向いてしまうと、面接でもネガティブな印象を与えてしまうリスクがあります。
対して、転職軸を明確にしていれば、前向きな意欲やビジョンをアピールできます。面接官は応募者の将来性や企業とのマッチ度を確認するために転職軸を重視しているため、この違いを正しく理解しておくことが大切です。

面接で転職軸を聞かれる本当の理由

面接で「あなたの転職の軸は何ですか?」と聞かれる背景には、企業側の明確な意図があります。その目的は、求職者の価値観や仕事観が自社と合っているかどうかを見極めるためです。いくらスキルや経験が優れていても、働き方の方向性や目指すキャリアが異なれば、入社後のミスマッチが起こりかねません。

また、転職軸に一貫性があることで、「この人はしっかり自己分析できている」という信頼感にもつながります。反対に曖昧な回答やその場しのぎの答えでは、入社後の活躍がイメージできず、評価が下がってしまう可能性があります。だからこそ面接では転職軸の明確さが問われるのです。

なぜ転職活動に転職軸が欠かせないのか

転職活動では、「なぜその企業を選んだのか」「どんな働き方を望んでいるのか」といった問いに明確に答えることが求められます。そこで役立つのが、あなたの価値観や方向性を示す「転職の軸」です。
ここでは、転職軸を明確にすることがなぜ大切なのか、具体的な3つの観点から解説します。

自分に合った企業を選ぶための判断軸になる

転職活動では数多くの求人が存在するため、何を基準に選べばよいのか迷う方も多いでしょう。そこで役立つのが、あなたの価値観や重視したいポイントを言語化した「転職軸」です。転職軸が明確であれば、企業を選ぶ際に自分に合うかどうかの判断がしやすくなります。
たとえば「裁量のある働き方を重視したい」という軸があれば、管理体制が厳格な企業はミスマッチになりやすいと判断できます。軸をもとに求人を比較することで、後悔しない選択ができるようになります。

面接の受け答えに一貫性が生まれる

転職軸が明確でない状態で面接に臨むと企業ごとに話す内容がブレてしまい、信頼性に欠ける印象を与えてしまいます。一方で、転職軸をしっかりと定めたうえで面接に臨めば、志望動機や転職理由、キャリアの方向性に一貫性が生まれ、話に説得力が増します。
以下に「転職軸が曖昧な人」と「転職軸が明確な人」の回答例を挙げます。

質問:あなたの転職の軸は何ですか?

転職軸が曖昧な人の回答
「これまで営業として経験を積んできましたが、次はよりスキルアップできる環境に身を置きたいと考えています。幅広い業務に関われることや、成長できる職場を重視して転職活動をしています。」

転職軸が明確な人の回答
「営業として中小企業向けにソリューション提案を行ってきましたが、今後はお客様の課題解決により深く関われる環境を重視しています。そのため、提案の自由度が高く、業務全体に裁量を持って関われることを転職の軸としています。将来的には企画段階から関わることで、より価値の高い提案ができる営業になりたいと考えています。」

前者のように転職軸が曖昧なままだと、話の内容が抽象的になりやすく、「なぜその企業を志望するのか」「どんな職場を求めているのか」が面接官に伝わりにくくなります。その結果、なんとなく応募しているような印象を与え、説得力に欠けてしまうことがあります。

一方で、後者のように転職軸がはっきりしていれば、「この人は自分の価値観や将来像を踏まえて企業を選んでいる」といった信頼感につながります。志望動機やキャリアプランにも一貫性が生まれ、話に筋が通るため、選考を通過しやすくなる傾向があります。

つまり、転職軸は“面接対策のための材料”ではなく、自分のキャリアを相手に伝えるための強力な指針です。軸が明確であることは、自分の意志と方向性を相手に示す重要な武器になるのです。

転職後の納得感と満足度が変わる

転職軸に基づいて選んだ企業であれば、入社後に「やっぱり違ったかもしれない」と感じることが少なくなります。なぜなら、自分の価値観や重視する条件に合致している企業であるためです。軸を意識して選んだ職場ではやりがいや働きがいを感じやすく、モチベーションの維持もしやすくなります。
また、周囲に流されず自分で納得して決めた結果であるため、多少の困難があっても前向きに取り組むことができます。転職の納得感は長期的なキャリア満足度にも大きく影響するのです。

▼転職エージェントに軸の整理を手伝ってもらうのも一つの手

転職軸の作り方を4ステップで解説

「転職の軸を作りましょう」と言われても、どこから手を付けてよいかわからないという方は多いでしょう。転職軸はなんとなくの直感や気分で決めるのではなく、過去の経験や価値観、将来像などを整理して構築するものです。

ここでは、誰でも取り組める4つのステップで転職軸を明確にする方法を解説します。これを実践することでブレのない意思決定ができるようになります。

まずは自分に合った転職軸を見つけるための参考として、以下に代表的な軸を分類ごとにまとめました。ステップ1〜4を通じて浮かび上がった価値観や条件と照らし合わせながら、自分の考えを整理してみましょう。

転職軸の例一覧

カテゴリ

転職軸の例

意図・目的(転職軸としての考え方)

経験・スキル・成長に関する軸

特定の技術や分野でさらに深く専門性を高めたい

専門職としての市場価値を高め、継続的にスキルを磨き続けたい

新しい分野や職種に挑戦し、スキルセットを広げたい

未経験の領域に挑むことで、キャリアの選択肢を広げたい

最新技術や市場価値の高いスキルを習得したい

変化の早い業界で常に必要とされる人材であり続けたい

現職で培った経験を活かしつつ、異なる職種や業界へ転身したい

経験を新たな領域で応用し、キャリアの幅を広げたい

より大きな責任や意思決定権を持って仕事に取り組みたい

影響力のある立場で、組織や事業の成長に貢献したい

チームやプロジェクトを率いる経験を積みたい

リーダーシップを磨き、マネジメント能力を高めたい

海外との連携や海外市場でのビジネス経験を積みたい

国際的な視点とスキルを身につけ、キャリアのグローバル化を図りたい

待遇・報酬に関する軸

現在よりも高い給与水準を目指したい

経済的な安定と生活の質の向上を図りたい

成果が報酬に反映される制度を重視したい

努力や実績が正当に評価される環境で働きたい

住宅手当、家族手当、育児支援、休暇制度などが充実している企業が良い

家庭や生活との両立がしやすい職場を求めている

景気に左右されにくい安定した収入を確保したい

長期的に安心して働ける経済基盤を重視している

働き方・環境に関する軸

仕事とプライベートのバランスを重視したい(残業が少ない、休日を確保したいなど)

健康的で持続可能な働き方を大切にしたい

特定の地域で働きたい、通勤時間を短縮したい

地域に根差した生活を維持しつつ、通勤ストレスを減らしたい

リモートワークやフレキシブルな働き方が可能な環境を希望する

働く時間や場所に縛られず、柔軟に働ける体制を重視している

風通しの良い社風、多様性を尊重する文化、挑戦を歓迎する環境が良い

自分の意見や個性を発揮しやすい企業風土で働きたい

チームで協力して働くことを重視する、あるいは個人の裁量を重視する

自分の性格や働き方に合った組織文化で能力を発揮したい

シフト制、フレックスタイム制など、勤務時間の柔軟性を求める

ライフステージや生活リズムに合わせた働き方を実現したい

チームワークを重視する、活気がある、静かで集中できるなど

快適に働ける職場環境が成果や継続性に直結すると考えている

会社・事業に関する軸

特定の業界(IT、医療、環境など)で働きたい

関心や経験のある分野で専門性や情熱を活かしたい

社会貢献性の高い事業、成長性のある事業、興味のある事業に関わりたい

意義のある仕事を通じて、やりがいを感じたい

大企業で安定した環境、またはベンチャー企業でスピード感のある環境を求める

自分の志向に合った組織規模やフェーズで働きたい

会社の製品やサービスに心から共感し、その発展に貢献したい

愛着のあるプロダクトに関わることで、仕事に誇りを持ちたい

自分の仕事が社会に良い影響を与えることを重視したい

社会的な意義を感じられる仕事に携わりたい

企業理念・価値観に関する軸

企業のビジョンやミッションに共感できる場所で働きたい

自分の価値観と会社の方向性が一致していることを重視している

コンプライアンスや倫理観を重視する企業が良い

安心して長く働ける健全な企業風土を求めている

ダイバーシティ&インクルージョンを推進している企業が良い

多様な人材が活躍できる環境で自分の力を発揮したい

ステップ1:過去のキャリアとスキルの棚卸しで「Can(できること)」を発見

最初のステップは、これまでの職務経験や実績を振り返り、自分が「何をできるのか(=Can)」を明らかにすることです。具体的には、下記のような視点で棚卸しを行うと整理しやすくなります。

  • これまでの業務で成果を出した場面はどこか
  • 他人から評価されたスキルや強みは何か
  • 自分が自然にやっていて苦にならない作業は何か

このプロセスを通じて、自分の得意分野や強みを客観的に把握することができます。「何ができるのか」を理解しておくことで、転職先でどのように貢献できるかの方向性も明確になります。

ステップ2:仕事で大切にしたい価値観を明確にする

次に重要なのが、自分が仕事において「何を大切にしたいのか(=価値観)」を整理することです。この価値観が、自分らしい働き方や理想の職場を選ぶ基準になります。
たとえば、下記のような項目が考えられます。

  • 成果主義とプロセス重視、どちらを評価してほしいか
  • ワークライフバランスとキャリア優先、どちらに比重を置きたいか
  • チームで働くのが好きか、一人で完結する仕事を好むか

価値観が明確であれば、求人票や企業文化から「自分に合うかどうか」を見極めやすくなります。転職軸の根幹を支える要素ですので、丁寧に見つめ直すことが必要です。

ステップ3:転職で「Will(したいこと)」と「Must(すべきこと)」を洗い出す

転職にあたっては、自分が「どんな未来を目指したいか(=Will)」と、「生活や状況的に避けられない条件(=Must)」の両方を整理する必要があります。

  • Will:挑戦したい領域、やってみたい役割、身につけたいスキル
  • Must:勤務地の制約、収入の最低ライン、勤務時間の条件など

この2つの視点を分けて考えることで、理想だけでなく現実的な制約も踏まえた転職軸が形成されます。Willだけに偏ると実現不可能な目標になってしまい、Mustだけだと納得感に欠けた転職になりかねません。

ステップ4:譲れない条件と妥協できる条件に優先順位をつける

最後のステップは、「絶対に外せない条件」と「ある程度妥協できる条件」を整理して、優先順位をつけることです。ここを明確にすることで、選考が進む中でもブレない判断が可能になります。

優先度

条件の例

年収は最低◯万円以上、リモート勤務可能、成長機会がある

残業時間が少ない、チームの雰囲気がよい、福利厚生が充実している

オフィスがきれい、通勤時間、社内イベントの有無など

すべてを満たす企業はなかなかありません。だからこそ、自分が本当に重視すべき条件を見極めることが重要です。

面接官に響く「転職の軸」の回答例

転職軸を明確にするだけではなく、面接で相手に納得感を与える伝え方ができるかも重要です。
ここでは、面接官が「この人は自分の考えを持っている」と感じる回答例を4つ紹介します。さまざまな軸に基づく回答例を紹介するので、あなたの転職活動の軸を伝えるための参考にしてみてください。

【回答例】仕事内容を深掘り:得意分野を活かし、専門性で貢献したい

「専門性」が軸の例文
「これまでの業務で培った分析スキルや業界知識を活かし、より専門性の高い領域で価値提供をしていきたいと考えています。自分が得意とする分野で成果を出すことが、企業への貢献につながると信じています。」

この回答は、「自分のできること」と「企業への貢献」を結びつけている点がポイントです。過去の実績と今後の方向性がつながっており、説得力があります。

【回答例】収入や待遇も軸の一部:成果に応じた正当な評価を求めたい

「収入」が軸の例文
「働くうえでは、成果に対して正当に評価されることを重視しています。前職では評価基準が曖昧で、やりがいを感じづらい場面も多かったため、明確な評価制度が整った環境で、納得感を持って働きたいと考えるようになりました。」

待遇面を軸に据えること自体は問題ではなく、伝え方が大切です。「評価制度に納得できる環境で力を発揮したい」という前向きな理由づけができていれば、好印象につながります。

【回答例】働き方と環境のバランス:柔軟な働き方でパフォーマンスを最大化したい

「リモートワーク」が軸の例文
「柔軟な働き方を通じて、自分のパフォーマンスを最大化できる環境を重視しています。特にリモートワークやフレックス制度など、自律的な働き方が可能な環境であれば、より高い成果を出せると感じています。」

このように、「環境=甘え」ではなく「成果を出すための手段」として伝えることが重要です。企業も成果重視の視点で見ているため、説得力ある軸になります。

【回答例】キャリアアップ志向:新たな領域に挑戦し、長期的に成長したい

「キャリアアップ」が軸の例文
「新しい領域に挑戦し、自分の可能性を広げることで、長期的にキャリアを成長させたいと考えています。現職では同じ業務の繰り返しが多く、新たなチャレンジが難しかったため、より多様な経験を積める環境を求めています。」

成長意欲や前向きな変化を望む姿勢が伝わる回答です。「今の環境では実現できない理想を、次の職場で叶えたい」という文脈があると自然な転職理由になります。

面接で避けたい!よくある転職軸の失敗パターン

転職軸を伝える際には前向きで一貫性のある表現が重要です。しかし、自己分析が不十分だったり、伝え方を誤ったりすると、かえってマイナスの印象を与えてしまうことがあります。
ここでは、面接でやりがちな転職軸の失敗パターンと、それがなぜNGなのか、改善ポイントと併せて解説します。避けるべき表現を知っておくことで自信を持って面接に臨めるようになります。

【NG例】待遇だけを優先:「評価される環境で年収を上げたい」

回答例
「前職では成果を出しても給与があまり変わらなかったので、今後は実績に応じてしっかり評価される会社で働きたいと思っています。収入面ももう少し改善できればと考えています。」

なぜNGか?
一見まっとうな理由に聞こえますが、「評価=報酬」という短絡的な伝え方に留まっており、具体的にどのような成果を出したいのか、どう会社に貢献するのかが語られていません。聞き手には「待遇ありきで企業を選んでいる」という印象を与えかねません。

改善のポイント
「評価される」ことを軸にするなら、その背景にある価値観や、自分が成果を出せる業務内容をセットで伝える必要があります。

【NG例】曖昧な表現:「自分に合ったやりがいを見つけたい」

回答例
「これまでの仕事は業務がルーティンになりがちだったので、もっとやりがいのある仕事に取り組みたいと思っています。自分の力を活かせる環境を探しています。」

なぜNGか?
やりがいを求める姿勢は前向きですが、何に「やりがい」を感じるのかが明示されておらず非常に抽象的です。聞く側は、「結局どんな環境や仕事内容を望んでいるのか?」が見えず、判断に困ります。

改善のポイント
「やりがい」を軸にするなら、どのような仕事の中で達成感や喜びを感じたかを具体的に伝えることで、説得力が高まります。

【NG例】他責的なスタンス:「合わない環境から抜け出したい」

回答例
「現職では上司とのやり取りや会社の進め方に疑問を感じることが多く、自分の考えが通りにくい場面が続いていました。もっと自分の意見を活かせる環境で働きたいと思うようになりました。」

なぜNGか?
表現は丁寧でも、現職の環境に対する不満が前面に出ており「転職理由が他責的」と受け取られやすい内容になっています。また、「自分の意見を活かしたい」という言葉も、協調性に欠ける印象になる可能性があります。

改善のポイント
現在の不満は背景にとどめ、「どんな環境なら自分が力を発揮できるのか」「どんな働き方をしたいのか」といった未来志向の表現に転換することが大切です。

それでも転職軸が見つからないときの考え方と解決方法

転職軸の作成は簡単な作業ではありません。どれだけ時間をかけても、「これだ」と思える軸が定まらないこともあります。そんなときは、自分一人で悩まずにアプローチを変えてみることが大切です。
ここでは、転職軸に迷ったときの乗り越え方や、客観的な視点を取り入れるための方法を紹介します。転職活動の土台を築くうえで大きなヒントになるはずです。

自己分析に行き詰まったら他者の視点を取り入れる

自己分析を続けていると、思考が堂々巡りになってしまうことがあります。そんなときは、信頼できる第三者の視点を取り入れることで、自分では気づけなかった強みや価値観に気づくことができます。

  • 友人や同僚に「自分の長所」や「向いている仕事」を聞いてみる
  • 前職の上司や先輩にフィードバックを求める
  • キャリアカウンセラーや転職エージェントに相談する

他者の言葉は自己理解を深める鏡のような存在です。自分では過小評価していた部分が、周囲からは高く評価されていることも多くあります。

強み・価値観・市場の3軸で整理してみる

転職軸を考える際は、「自分の気持ち」だけでなく、社会との接点を意識することが重要です。以下の3つの視点からバランスよく整理することで、現実的で納得感のある転職軸が見えてきます。

内容

考えるヒント

強み(Can)

自分が得意なこと

どんなスキルや経験があるか、成果を出せた場面は?

価値観(Will)

大切にしたい働き方

どんな環境・条件で働くとモチベーションが上がるか?

市場性(Need)

社会から求められていること

今後伸びそうな業界・職種は?自分のスキルはどこで活かせるか?

3つの視点の重なる部分にあなたの転職軸が存在します。この視点をもとに理想と現実のバランスをとっていきましょう。

転職エージェントに相談する

どうしても転職軸が定まらない場合は、転職エージェントに相談することが最も効果的な方法のひとつです。プロの視点から、これまでのキャリアや価値観をもとに適切な軸を一緒に整理してくれます。
特に、Web業界やエンタメ業界のクリエイティブ職に特化した転職エージェント「HIGH-FIVE」では、求職者の方と一緒に将来の方向性を模索しながら転職活動を伴走しています。企業の内情に詳しい両面型のエージェントが対応しており、あなたに本当に合った企業と出会いやすいのが特徴です。
履歴書やポートフォリオの添削、面接対策なども受けられますので「何から始めていいかわからない」という段階からでも気軽に相談してください。

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まとめ

転職活動において「転職の軸」は、自己理解を深めるだけでなく、企業選びや面接対応、入社後の納得感にまで影響を与える非常に重要な要素です。過去のキャリアや価値観、将来のビジョンを整理し、自分にとって本当に大切な条件を明確にすることで、ブレない意思決定ができるようになります。

この記事では、転職軸の意味やその重要性、具体的な作り方から面接での伝え方、避けたい失敗例、さらには軸が見つからないときの対処法までを詳しく解説しました。転職軸は一朝一夕で見つかるものではありませんが、丁寧に向き合うことで必ずあなたなりの答えが見えてきます。

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この記事を書いた人

HIGH-FIVE編集部
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