【Webデザイナーあるある漫画】営業が作ったパワポのデザインが気になってしょうがない編~株式会社はいふぁいぶの日常~
公開日:2024/03/14
変更日:2024/09/25
営業が作ったパワポのデザインが気になってしょうがない
パワポ制作に「センス」は不要?必要なのは「相手を想う心」
蛍光色の背景に、華やかなレインボーの文字。余白は左右上下非対称で、フォントの種類・サイズはバラバラ、各スライドには可愛らしい吹き出しやあしらいがあちこちに……
「ざっとチェックをしておいてほしい~」と営業から軽く依頼されたプレゼン資料。頑張ってまとめてくれたであろう努力は感じるも、「自分じゃ絶対こんなことはしないのに!」と、人のデザインが気になってしまって一向に中身が入ってこない!……なんてことはありませんか?
どこからフィードバックしようかと考えているうちに、「あれこれって自分で手を動かしたほうが早いのでは??」と気付いたころにはデザイン修正を引き取ってしまい、自ら首を絞めるジレンマ。でも営業の素晴らしい企画を資料のデザインで潰すなんて、そもそもこのデザインを世に出すなんて……と考えるとこのまま見て見ぬふりはデザイナーには絶対にできない、はず(笑)。
「さすがデザイナー!センスあるね!」なんて言われますが、実は本当にパワポ制作に必要なものって「センス」ではないんですよね。どういう相手がこの資料を読むのか、どうしたらその相手が読みやすいか、どうしたら一番伝えたいことが伝わるか、どうしたら印象に残るか……そうして「相手のことを考える」ことがビジネスに効果的なデザインを作るひとつの重要な要素なんですよね。
もっと言うと、「いつ・どこで・だれに・なにを」をしっかり考えられていれば、相手にとって読みやすい資料になるはずです。(営業の、もしくは資料作成担当の皆様、ぜひ頭の隅っこに置いておいてくださると嬉しいです!)
とはいってもシャトーさん同様、「デザインで貢献できるなら、これでプレゼンがうまくいくなら……!」と、結局引き受けてしまう自分もいるのでした。
それではまた来月~!
(絵:漫画LABO/漫画のお仕事なら漫画LABO|トップページ (crmangalabo.com))
今回の登場人物
Webディレクター:シャトーさん
Webクリエイター歴15年目。仏のように優しく、もはや外見も仏。(昔は怖かったらしい?)コーディング、デザイン、ライティング、ディレクション…できないことはない。自分に厳しすぎるゆえ若干のメンヘラ気質で、僕なんか…が口癖。ペットの猫が一番の癒し。
営業:エバラ先輩
株式会社はいふぁいぶの営業担当。勢い強め、圧強め、漢感強め、距離近めなモモの先輩。「悪い人ではないんだけど…」から始まるぼやきを社内中で聞く。ちょっとだけ空気読めない時があるけれど……思ったことが全部口からでちゃうだけ。本当に悪い人ではない。
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この記事を書いた人
HIGH-FIVE編集部
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