成岡のデータドリブン組織探訪~JDDLの移動者マーケティングと、データ人材の未来編~

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はじめに

みなさん、こんにちは。
クリーク・アンド・リバー社で、データアナリストやデータエンジニアといったデータ分析・データ解析の領域をメインに転職支援を担当している成岡(なりおか)です。

このコラムでは、様々な企業の「データドリブン組織」についてインタビューを実施し、実際の社内の体制や取り組んでいるプロジェクトなどについてご紹介していきます。
データ人材としてのスキルアップについてや、転職の際に役立つ情報など、キャリアアップのヒントになるような情報をお届けしていきたいと思っています!

記念すべき第1回目は、デジタルマーケティング支援やデータ活用推進を行う株式会社jeki Data-Driven Labの於保氏にインタビューを実施。同社の事業内容から、他社と比べた強み、そしてデータ人材に今後求められるスキルなど、詳しくお話をお伺いしました。

プロフィール

於保 真一朗氏 於保真一朗(おほ・しんいちろう)
株式会社jeki Data-Driven Lab取締役。
インターネット専業代理店、株式会社リクルートライフスタイルを経て、2017年に株式会社クリーク・アンド・リバー社に入社。 データ活用を中心としたデジタルマーケティングの業務遂行におけるプランニングおよび実行支援をアナリストとして推進後、2019年より株式会社jeki Data-Driven Labの取締役へ就任。

JR東日本グループのデータドリブン組織・JDDL

―――改めて、本日はよろしくお願いいたします。まず、株式会社jeki Data‐Driven Labの設立の経緯について教えてください。

於保 株式会社jeki Data‐Driven Lab(以下JDDL)は、株式会社ジェイアール東日本企画(以下jeki)とクリーク・アンド・リバー社(C&R社)との共同出資により、2019年に設立した会社です。

JR東日本グループの中で、「収集できたデータをこれからどんどん活用していこう」という流れがあったのですが、データ活用ができる環境としてはまだまだ組織の規模感が足りないという課題を抱えていらっしゃいました。以前からクリーク・アンド・リバー社はjekiとデータ活用の業務支援でお仕事をさせていただいており、そこで評価していただいたことからJDDLの立ち上げにも参画いたしました。

クリーク・アンド・リバー社のデジタルマーケティング支援と人材支援の知見、JR東日本グループの持つビッグデータの強みをかけ合わせて設立したのがJDDLです。グループ内のデータドリブン組織として、「移動者マーケティングのリーディングカンパニーになる」ことを目指しています。

―――どのような事業を展開されているのでしょうか?

於保 主に「デジタルマーケティング業務支援」「DX組織構築支援」「R&D事業」の3つの事業を展開しています。

「デジタルマーケティング業務支援」では、Web解析ウェブ解析、BI開発、統計、機械学習、MAツールの活用などの活用支援を行っています。
「DX組織構築支援」は、JR東日本グループ内でのDX推進、組織構築の支援やガイドラインの作成、運用改善などを行っています。
「R&D事業」では、Jekiが持っているサービスの立ち上げの支援をメインに行っています。
現在はJR東日本のインバウンド施策に取り組んでおり、企画立案のための調査から入り込んでプロジェクトを進めています。ソーシャルメディアを活用して、海外のユーザーが日本についてどんな印象を抱いているか、どんな反応をしているかを調査しています。
今後は調査だけでなく、コンテンツをどうやって作っていくか、お客様に日本やJRの魅力を適切に伝えるにはどうやっていくかという企画立案から、リリース後の効果検証など、運用の基盤作りも提案していく予定です。

グループの持つ強みを活かし、社会貢献性の高いサービス提供を

―――JR東日本グループの鉄道事業や移動者データを活用できるのもJDDLの強みですよね。具体的にはどのような施策を行っているのでしょうか。

於保 地方自治体と組んで、観光地の観光客分析をしています。どんな年齢層の人が訪れているかなど、これまでは各自治体の感覚値のみで測っていました。それを、移動者データを用いて可視化することで、正確な分析を行うことができるようになります。

また、位置情報を活用したゲーム「トレすごタウン(https://toresugo-town.com/)」もリリースしました。移動距離に応じてガチャを回すことができ、観光地や実際の建物に立ち寄ることで “アイテム”をゲットし、ゲットしたアイテムを使って自分で街をつくっていくというゲームです。今後は、ゲームから取得できる「移動者」に関するデータを通じて、地方創生や観光キャンペーンなどにも取り組んでいきたいと考えています。

―――JR東日本グループということでグループ関連の案件が多いイメージがあります。主にどういった案件が多いのでしょうか?また、他社と比べた強みはどんな点だと思いますか?

於保 JR東日本やJekiなどJR東日本グループの案件に加え、一般企業の大きなプロジェクトも担当しています。
やはり、JR東日本グループであることはJDDLの強みですね。人々の移動を支える鉄道事業以外にも、カードやポイント、モール、リテールなどの鉄道外事業にも幅広くかかわることができます。

JRグループのインフラを活用し、日頃JRを活用いただいているお客様のためのサービスを提供できるので、人々の生活に寄り添いながら、社会貢献性の高いプロジェクトに関われることは、当社で働くやりがいのひとつだと思います。

JDDL1

我々の仕事は「データとビジネスを繋げること」

―――“データドリブンラボ”として、JDDLにはデータ領域のプロフェッショナルが集まっていますよね。そういった方々がよりスキルを高めていくために会社として取り組んでいることはありますか?

於保 全領域をオールマイティにできる人はなかなかいないと思っているので、「新しいことにチャレンジしてみたい」という本人の意思があれば、未経験の領域のプロジェクトにも参加してもらい、学びながら進めてもらうこともあります。

例えば、JDDLではデータパイプラインの基盤構築をガイドライン化を進めているので、業務を通して学ぶことができる環境を整えています。
Googleアナリティクスの実装業務ができる人が、データ連携のためのGoogle App Scriptの実装業務にチャレンジするなどの環境も用意しております。
またBIダッシュボードのTableauを学ぶ機会を設けて、実装できるようにレクチャーを進めた事例など、プロジェクトの参画後に業務を通してスキルを身につけた人もいます。

―――環境整備されていて社内で学べることが多そうですね!様々な技術を吸収できる環境の中で、特にどんなスキルを持った方が活躍されているのでしょうか?

於保 Web解析やタグマネージャーの設定、BIツールを使った分析、SQLを使ったアクセス解析など、技術的なスキルを持った方が活躍されているのはもちろんなのですが、JDDLでは「企画力・社内調整スキル」など、ビジネス的な視点を持った方のほうが活躍しています。
JRグループ内ではまだ立ち上げフェーズのチームやプロジェクトが多いので、「ビジネスの課題に対してどうやってソリューションツールを活用していくか」ということを考えて、適切な提案ができる能力が求められるからです。

単純に「Webサイトを解析してデータを出せばいい」というわけではなく、ユーザーに寄り添い、今回のプロジェクトのターゲット層はどこなのか、今の課題に対してどうやって向き合っていくのかを理解していくことが重要だと考えています。
企画を進める際も、技術やツールありきで考えるのではなく、企画書を作成して目的を明確にし、要件に落として、それを達成するには技術的にどう解決するか、という順序でディレクションしています。

そのため、「技術力だけ伸ばしていきたい」という人よりも、様々な意見を取り入れて、柔軟に対応できたり、提案ができたりする人のほうが評価は高いですね。日頃から、「我々の仕事は、データとビジネスを繋げることだ」とメンバーには話すようにしています。この視点は、JRグループにかかわらず、どこにいっても通用するマインドだと私は考えています。

JDDL2 ―――ビジネス視点が重要であることは、エージェントとしても同意です。転職希望の方の話でよく聞くのが、正しくデータやレポートを出しても、ビジネスサイドのメンバーになかなか意図を理解してもらえず、プロジェクトを動かせなかったというケースです。

於保 どれだけデータが正しくても、それを上手く活用できなければ意味がないですよね。プロジェクトに関わるのは様々な職種の多様な立場の人であることが多いので、周囲の人を巻き込む力もデータ人材には求められると思っています。データとビジネスをつなぐ“翻訳者”のような立場ですね。実は、柔軟な姿勢やコミュニケーション能力が求められる領域です。

こういった社内横断の動きは大変なことも多いのですが、これができると「会社全体のデジタルシフト・データ化」も可能になります。「DX」が業界のトレンドになっている中で、このようなスキルを持ったデータ人材は今後市場価値が高くなっていくのではないでしょうか。

移動者マーケティングのリーディングカンパニーを目指して

―――最後に、今後のJDDLの展望を教えてください。

於保 最初にお話しした3つの事業、「デジタルマーケティング業務支援」「DX組織構築支援」「R&D事業」を拡大し、「移動者マーケティングのリーディングカンパニー」を目指していきます。

・ガイドラインを整備し、どんな組織でもデータを上手く活用できるような環境を整えていくこと
・DX組織構築コンサルのプロフェッショナルとなること
・新しくサービスを開発し、社会貢献に繫げ、世の中にソリューションを提供していくこと


この3点を実現すべく、一緒に事業を推進してくれる仲間を増やしていきたいですね!

エージェント成岡より

agent成岡 JDDLは、JR東日本グループとの間で信頼と実績を積み上げ、「信頼貯金」をためたことで会社設立に至っています。その信頼貯金をさらに拡大させるべく一緒に働くメンバーを募集しています!独自性の高いデータを活用できるなど、JDDLならではの強みを活かしたプロジェクトに取り組むことが可能です。

インタビュー内でもあったとおり、データサイエンティストやデータアナリスト、データエンジニア職種にこれから求められるのは「データをいかにビジネスに結び付けられるか」というビジネスの発想を持つことです。そういった経験値を積める環境がJDDL社にはあります。
これまで複数名のご入社支援の実績もございますので、ご興味をお持ちの方はぜひ成岡へお問い合わせください!

エージェント成岡のプロフィール ↓
https://high-five.careers/agents/narioka/

エージェント成岡へのご相談はこちら ↓
https://reg31.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=lird-lcmjmg-967779a96efa0606171ceeac4c094f97

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