
2020/09/18
ありのままに かんじるままに #1. どうしてHIGH-FIVEを立ち上げたのか?|採用マーケティング
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はじめに
皆さん こんにちは!「ありのままに かんじるままに」始まりました!(始まってしまった。。)
まずは、簡単に自己紹介とコラムタイトルについて触れておきます。
ヒデと申します。
2019年8月にC&R社に参画しました。それまでは大学卒業後にプログラマー・SEで3年、 求人広告代理店で5年、ハードウェア保守のベンチャー企業で10年と渡り歩いてきました。 マーケティング経験は約15年、紙メディアから始まってWebサイトの制作からECサイトの運営、イベント運営などなど・・・なんでもやってきました。(当時はやるしかなかったのよ)
30代後半は、新規事業の立ち上げというか、経営にも関わらせていただき、そこそこ落ち着いてきたところでしたが、 40代を目前にして「このままだと20、30年後が見えない・・・」と、改めて自分と向き合うことに。
20、30年後・・・墓場に行くことを考えたときに要らないものを捨てちゃおう、どうせなら全部0(ゼロ)にしちゃおう、と環境を作りなおしています。 (こういうこと書いたり、考えているとまた原点回帰できるから良いよね)
ここに辿り着いたのは、息子の存在が大きいです。急激に成長し感動させてくれる日々が楽しく。 また、純粋無垢で瞬間瞬間をいつもニコニコ全力で楽しむ姿に心が動きます。
――純粋に自分が一番楽しんでいられることをやり続けよう。その周囲には笑顔がたくさんある。
という訳で、息子にタイトルを一筆書いてもらいました。「ありのままに かんじるままに」。
このコラムでは、これまで僕が関わってきた様々な商品やサービスのマーケティングで味わってきた失敗と成功をお話ししていこうと思っています。 「ありのままに かんじるままに」ということで、思ったこと感じたことをゆるく書いていきます。間違ってても温かい目で見守ってください!
どうしてHIGH-FIVEを立ち上げることになったのか?
さて今回は、「どうしてHIGH-FIVEを立ち上げることになったの?」というお話しです。
この部門は、「ゲーム」「IT/Web」「映像」「広告・出版」「データ活用」「ハイクラス」「新卒」といった 様々な領域が入り組んだ特徴を持っていて、それぞれにステージも違いますし、同じ部署内にあっても文化も違います。
そして一番特徴的なことはマーケティングをする土壌がないということ。
営業部署なので、マーケティング経験者はもとより、Web制作経験者もいないといったところで、 「種」を植えることもできない状態からのスタートとなりました。
ただ、僕の持論ですがエージェントこそ最強のマーケッターだと思っています。
”エージェント=マーケティングに必要な生データ”の宝庫であり、ある意味では最高の環境です。
今思えばですが、初めからマーケティング部門に配属されていたら、HIGH-FIVEには辿り着かなかったと思っています。
まずは社内調査。情報収集していると幾つか気になることがありました。
マーケティング部門やメディア部門とエージェントの距離があり、クライアントや求職者の声が届いていない。
また、ちらほら耳にする「○○○社のLPパクっちゃいましょう」といったフレーズ。
競合のアクションに一喜一憂してしまい「競合依存」に陥り易いパターン。
そして、エージェントと話していて勿体ないと感じたこと。
熱意や素晴らしい考えを持っているのにアウトプットする機会がない。
これらは根っこにある重大な課題だと考えていました。
競合対策、WebサイトやLPのデザイン、データが蓄積できていない・・・等々、表面的な課題も多々ありますが、 それより何よりまずは「マーケティング土壌づくり」です。
まずは「会社と向き合う」「自分と向き合う」ことで、「己を知ること」が一番の近道だと考えました。
「揺るがないもの」「信じられるもの」を見つけることから!
次回は「理念を活用したマーケティング」
つづく・・・。