クリエイター転職エージェント リレー日記「自分が新卒入社した時の思い出・印象に残っていること」

エージェントリレー日記とは?
みなさんこんにちは!HIGH-FIVE編集部です。
このコラムでは、クリーク・アンド・リバー社の人材紹介エージェントが交代制で、
日々考えていることや気付き、学んだことを綴っていきます。
エージェントの想いや個性がこのコラムで少しでも伝われば幸いです!
もうすぐ春。4月には多くの新社会人の方々が新たなキャリアをスタートさせることかと思います。
そこで、連載第2回目の今回は、「自分が新卒入社した時の思い出・印象に残っていること」をテーマに、新卒でC&Rへ入社したメンバーに、新卒1年目の”あの頃”を振り返ってもらいました!
■仲本(Nakamoto)
仲本です。 私が新卒でクリーク・アンド・リバー社に入社したのは2016年、今年で丸5年になります。
いつまでも若手な気持ちで過ごしていましたが、いい加減社内でも後輩社員が増え、そろそろ中堅どころかなと身を引き締める今日この頃です。
新卒入社当時、Web・広告業界クリエイター専門のキャリアアドバイザーとして配属になった私は、初めて聞く専門用語が飛び交う中、四苦八苦しながら業務に取り組んでいました。転職経験もない新卒一年目の私が、10歳も20歳も年上のプロフェッショナルに向き合い、キャリアアドバイスをしなければならない。かなりのプレッシャーと不安を抱えていたと思います。
そんな中で、とある求職者様を担当することになりました。40代の広告ディレクターの方で、私は経験不足なりに必死にご支援し、何とか大手代理店でのご就業が決定しました。
入社後1か月経ったころ、その方と状況確認もかねてランチ面談をさせていただきました。その時に、こんなことを言ってくださったんです。
「僕は今まで何度も転職活動を経験していて、エージェントを利用したことも何度もあるけれど、こんなに興味を持って話を聞いてくれたエージェントは仲本さんが初めてでした」
思えば、この時のこの一言があったから、私はエージェントとしてのプロ意識を持つことができたと思います。
クリエイターとしての実務経験や、転職の経験が無くても、しっかりと求職者のニーズをヒアリングし、最新の業界状況・転職ニーズを理解して、質の高いマッチングを実現すること、それこそがエージェントの仕事だと、初めて実感できたんです。
その後、私は部署異動し業務内容も当時とは変わっていますが、当時の言葉は今でも私の仕事に対するポリシーだと思っています。
何事も、どんな方に対しても、興味を持って向き合うこと。
それが、エージェントとしての介在価値に繋がると思っています。
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【仲本のプロフィール】
■勝部(Katsube)
私が入社したころ、世の中はまさにコロナ禍真っ只中でした。
入社式には出社しましたが、その後は緊急時代宣言も発令されたことで約2か月半は在宅での社員研修を行いました。研修コンテンツや、Teamsを利用したグループワークなどを中心に取り組んでおりました。
緊急事態宣言中なので、休日も友人とどこかに出かけることもなかなかできない状況。せっかく一緒になった同期とも会えず、何よりコロナの実態がまだ分かっていなかったことあり、この先どうなるのかという不安が一番大きかったです。
研修中はいかにしてモチベーションを管理していくかを考え、Amazon PrimeやYoutubeなどでエンタメコンテンツを楽しんだり、読書したりすることで気持ちを紛らわせました。特に「ジョン・ウィック」には助けられました。キアヌ・リーブスのアクションシーンはやっぱり最高ですね。来年最新作が上映される予定とのことなので楽しみです!
少し話がそれましたが、新卒時代に印象に残っている事としては2か月もの間、例年の新卒と比べてみても特殊かつ苦しい時期を経験しました。それでも悪い事ばかりではなく、在宅で研修を受けていた時の経験を活かして、部署に配属されてすぐ始まったオンラインでの業務にも、抵抗感なく望むことができました。そういう意味では、この苦しい時期があったからこそ今があるのだと思っています。
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【勝部のプロフィール】
■嶋田(Shimada)
皆さま、こんにちは。エージェントの嶋田と申します。
ゲーム・エンタメ業界のクリエイターのキャリア支援、および同業界の企業の採用支援をしております。
私は2020年に新卒入社、今年で2年目になります。
昨年1年間の新卒時代で思い出・印象に残っていることは、クリエイターの皆さま、クライアントの皆さまとコミュニケーションを取ることの難しさです。
私が入社したタイミングはコロナ禍におけるリモートワークの真っ只中。
今までならご面談やお打ち合わせは直接お会いして実施できていたところ、昨年は初対面からオンラインで、その後は一度も顔を合わせることなくやり取りが進むケースがほとんどでした。直接お会いできればお互いの雰囲気や空気感が分かりますが、オンラインではそういった情報が掴みにくかったと思います。
そのため、私はメールの文面を時間をかけて作成するようにしていました。そもそもメールは顔が見えない分難しいコミュニケーションツールです。その上、直接お会いしたことがなくお互いどんな人柄か分かっていない状況では、伝えたい意図が間違って伝わってしまったり、相手を不安にさせてしまったりする可能性が高いと感じています。細かい言い回しは勿論のこと、接続詞や改行の位置までこだわり、更に先輩に推敲をしていただく時もありました。
そういった執念(?)の甲斐あってか、クリエイターの皆さま・クライアントの皆様と大きな齟齬なくコミュニケーションが取ることができたと思っています。
今後も、キャリア支援、採用支援という本筋の部分に全身全霊で尽力しながらも、細かいコミュニケーションの部分で相手に違和感を覚えさせない丁寧なエージェントでありたいです。
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【嶋田のプロフィール】
この記事を書いた人


HIGH-FIVE編集部
