はじめに
こんにちは。株式会社クリーク・アンド・リバー社HIGH-FIVE編集部です。今回は、ゲーム業界に特化したエージェントである吉村さんの転職支援ストーリーです。財務経理職での転職。離職中から復職を目指す
今回ご支援された方はどのような課題をお持ちだったのでしょうか?
今回ご支援させていただいたHさんは、元々会計事務所で働いておられ、直近はIT企業で経理をされていた方でした。当社社員の元同僚という繋がりからご相談いただきました。
前職の会社は既に退職されており、退職の理由は業務過多による体調不良でした。お話をお伺いすると、経理以外にも法務、労務、総務とバックオフィス全般の管理をされており、本当にお忙しかったのだろうと感じたことを覚えています。
上述のご事情から既往歴のある方だったため、企業へご推薦する際には症状について齟齬が生じないようお伝えすることを心がけ、本人とのすり合わせも密に行いながらサポートさせていただきました。

既往歴は職務経歴書にどのように書くべき?
既往歴がある方の場合、書類応募の際どのような点に気をつけているのですか?
ご病気になられた背景、どのような症状だったか、現在の症状など、指し支えない範囲でなるべく企業へお伝えするよう心がけています。
採用する企業としても、症状が悪化しないようフォローしたいと考えられているため、入社後本人が働きやすい環境でご就業をスタートしてもらえるよう、事前にギャップなくお伝えするようにしております。
ただ、既往歴の開示義務はないため、ご本人様の希望をお伺いしながら、現在のご体調も踏まえてどのように選考をすすめるのかベストか、ご相談させていただくようにしております。
なるほど、その方それぞれのご希望を聞きながら、入社後の働きやすさも踏まえてフォローをされているのですね。課題とは逆に、Hさんの強みとしてはどのような点があったのでしょうか。
ご経験の豊富さ、コミュニケーション力の高さが強みでした。
財務経理としてのスキルはもちろん、法務、労務、総務とバックオフィス全般の知見がおありだったこと、また頭の回転が早く、冗談も交えつつお話いただけるようなユーモアのある方でしたので、面接でお話しされるとHさんの良さがより伝わると考えておりました!
前職を退職後も、転職活動の準備をしながらご友人の会社の立ち上げをお手伝いされており、人との繋がりを大切にされていること、経理職としての勘が鈍らないよう努力されていることもHさんの魅力的な点だと感じていました。
企業へご推薦する際は、職務経歴書に書いていないような上述の魅力的な部分もお伝えした上で、面接の機会をいただけるよう努めました!
書類応募から2週間のスピード内定
実際にはどのような流れでHさんの転職活動は進んだのですか?
ご経歴が豊富でしたので選択肢は多かったのですが、その中でもワークライフバランスの観点でご希望に合いそうな企業を社内のあらゆる求人からピックアップして、ゲーム、IT、エンタメ、(別部門で扱っている)建築業界をご紹介しました。なるべく早く復職したい、という想いもおありだったため、最終的には最初に内定をいただいた企業に、即決する形でご転職活動を終了されました。
早めの復職を希望されていることは推薦時に各社へお伝えしていたのですが、今回の転職先である企業は本人のご意向を汲んで、本来2回ある面接を1日にまとめて実施してくださいました。
そのため書類応募から内定まで約2週間という速さで、スピーディに選考を進めてくださったことも、Hさんに喜んでいただけて、とても嬉しかったです。

エージェントからヒトコト
最後にHさんのご支援の中で特に印象に残っていることはありますか?
初めにご相談いただいた際、今後も経理でキャリアを積んでいくか悩まれており、キャリアの方向性を一緒に考えるところからお話しさせていただきました。
コーポレート職が、将来的にAI化、外部専門家によるサブスクリプション化されるのではと不安に感じられており、営業職や企画職も検討されていたのです。私自身、前職は人事労務をしていたので、コーポレート職の不安については共感する点も多かったことが印象的でした。
まずはなるべく早めの復職、という条件を優先したいご意向から、結果的に経理職での転職活動をすすめることになったのですが、キャリアの方向性から一緒に考えることができたので、選考におけるサポート以外でもエージェントとしてお力になれていたら嬉しいです。
吉村さんならではのお話とC&R社クリーク・アンド・リバー社のことも伺えて良いインタビューでした!本日はありがとうございました!