はじめに
こんにちは。株式会社クリーク・アンド・リバー社HIGH-FIVE編集部です。今回は、ゲーム業界に特化したエージェントである吉村さんの転職支援ストーリーです。Web業界からゲーム業界へ、未経験での挑戦
今回支援された方との最初の接点はどのような形でしたのでしょうか?
今回ご支援させていただいたSさんは、営業や、Webアプリ・サイトのQAテスターとしてご就業経験されてきた方で、ゲーム業界はでの実務は未経験でした。
20代後半になったタイミングで、改めて今後のキャリアについて考えた際に、好きなこと、ゲームを仕事にしたいという想いが強くなり、ご相談いただきました。
初回面談から、ゲーム業界への強い熱意が伝わり、「ゲーム業界未経験」からチャレンジできる求人を幅広くご紹介しながら、ご支援がスタートしました。
未経験の壁を打ち破る、ゲームへの強い熱意
吉村さんから見たSさんの課題とはどのようなものでしたか?
Sさんの課題は、ゲーム業界未経験ということです。
ただ、営業経験やチームリーダーとしてのメンバー管理経験があったため、品質管理や企画職のような社内折衝が求められるポジションでは、コミュニケーション力を実務経験からもアピールすることが出来ると考えました。
また学生時代からUnityを使ったゲーム開発をされていたため、ツールの知見や、ゲーム開発の一連のフローを理解されている点も、大きな強みとなりました。
ゲーム業界未経験の場合は、「これまでの経験をどのように活かせるか」を適切に伝えることが重要なのですね。
はい、未経験での転職となると、業務内容のイメージができていないことも多いため、ご面談時に認識をすり合わせることも意識しています。業務内容のすり合わせができたら、その中でアピールになりそうな経歴の棚卸しをしながら、ご経歴書のブラッシュアップを一緒に行います。
特にゲーム業界の場合は、「ゲームへの知見・熱量」を問われることも多いため、ゲーム業界未経験の場合は、今までプレイしたゲームタイトルやプレイ時間を記載した、ゲームプレイヤーとしての経歴書をご準備いただいたりもします。
書類では伝わらない熱意は、直接クライアント企業側に電話やメッセージで伝えることも多いです。
ゲーム業界へのキャリアのステップを踏み出す
クライアント企業とクリエイター、双方とやり取りしているエージェントだからこそ情報を適切に伝えられるのですね。吉村さんの支援で最終的にSさんはどのような結果になったのですか?
5社選考を進めた結果、志望度の高いゲーム会社1社で内定が出た時点で、他のクライアント企業様はご辞退する形で入社を決められました。
ゲームの案件も多い、品質保証会社のデバッグ業務です。
入社前には、Sさんとクライアント企業側で内定後面談を実施していただき、ゲームデバッガーからゲームプランナーになるまでのキャリアステップを具体的にご説明いただきました。
「夢であったゲーム業界への道が明確になりました。」と安心して入社をご決断いただけたことが印象的でした!
入社数日後にお電話した際は、既にアシスタントゲームプランナーとしても検討されているとお話を受けられていたようで、声色からも生き生きと働いていらっしゃる様子が伺えて、大変嬉しかったことを覚えています。
エージェントからヒトコト
最後にSさんのご支援の中で特に印象に残っていることはありますか?

今回は、Sさんだけでなく、直接クライアント企業側とも密にやり取りしながらサポートさせていただきました。
ゲーム業界未経験からの転職、そのなかで品質保証会社ということもあり、入社後のゲームプランナーへのキャリアパスや業務内容など、イメージつきづらい部分も多かったと思います。
そのため、Sさんが不安に感じている点はきちんとお伺いしたうえで、情報をお伝えしながらご支援できるよう努めていました。
最終的には内定後面談という形で、クライアント企業からもご協力いただき、改めてSさんに期待することやキャリアパスなど、企業側の熱意をお伝えする場を作り、ご本人のご納得のいく転職へつなげられたことで、エージェントとしての介在価値を発揮出来たことが印象に残っています。
吉村さんのお人柄がよく表れていました。本日はありがとうございました!